クラウドファンディング限定）フォトブック『芸備線を走った急行列車』を作成します／８両編成の急行も収録

（備後庄原ー高間を走る急行「ちどり」「たいしゃく」。最大で８両編成で走ることもあった）

今回のクラウドファンディング実施にあたり、芸備線魅力創造プロジェクトは、庄原駅周辺地区まちづくり協議会が制作した2025年のカレンダーを再編集したフォトブック『芸備線を走った急行列車』を作成します。
芸備線の列車は現在、普通と快速しか走っていませんが、かつては、山陽と山陰をつなぐ中心路線として、「ちどり」「たいしゃく」などいくつもの急行列車が走っていました。三次～備後落合間は、繁忙期には最大で８両編成の急行が走ることもありました。
カレンダーは、備後落合駅の蒸気機関車をはじめ、芸備線の列車を数多く撮ってこられた清原正明さんの写真をベースに構成。フォトブックでは、カレンダーで使われた写真13枚に２枚を新たに加え、芸備線を走った急行列車の系譜も紹介しています。
同協議会ならびに清原さん、切符提供者小池周司さんのご理解、ご協力を得て再編集したものです。ＪＲ西日本の許諾も得て、リターン品として用意しています（非売品）。

【芸備線の急行列車】

■ちどり

岩国・広島～米子・鳥取間（芸備線・木次線経由、一部は芸備線・伯備線経由）で運転。最盛期には、４往復運転され、夜行列車も1・5往復設定されていた。1980年に夜行列車が廃止され、1990年には区間を広島～備後落合間に短縮。2002年に「みよし」に編入された。

■たいしゃく

広島～新見・岡山間（芸備線・伯備線経由）で運転。1972年に運転区間を広島～新見間に統一。2002（平成14）年に「みよし」に編入された。

■しらぎり

広島～米子間（芸備線・伯備線経由）で運転。1968年に「ちどり」に統合された。

■いなば

広島～鳥取間（芸備線・木次線経由）で運転。鳥取行きは夜行列車だった。1968年に「ちどり」に統合された。

■ひば

1967年に広島～新見間で運転開始。翌1968年に「たいしゃく」に統合された。

■やまのゆ

1972年から広島～津山間（芸備線・姫新線経由）で運転された。1980年廃止。

■みよし

定期列車では1985年に「たいしゃく」の１本を受け継ぐ形で広島～備後落合間（三次～備後落合間は普通）で運転を開始。2002年に「ちどり」「たいしゃく」を吸収。2007年に廃止。