芸備線・木次線を未来に繋ぐシンポジウム開催~どうする秘境駅備後落合

芸備線・木次線を未来に繋ぐシンポジウム開催~どうする秘境駅備後落合

支援総額

3,119,000

目標金額 2,000,000円

支援者
249人
募集終了日
2023年8月29日

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プロジェクト本文

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【ネクストゴール達成できました】

私たちが7月より取り組んでまいりましたクラウドファンディング「芸備線・木次線を未来に繋ぐシンポジウム開催~どうする秘境駅備後落合」にご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます。


ご支援の募集期間が残り3日となった8月26日、ご支援額がネクストゴールとして設定した300万円に達することができました。企画したメンバー一同、心より感謝申し上げます。

 

芸備線や木次線を取り巻く状況は、この間、ますます厳しいものになっています。JR西日本が、芸備線の備後庄原~備中神代(岡山県新見市)間68.5キロについて、10月施行の改正地域公共交通活性化再生法に基づく「再構築協議会」の設置を国に要請する方針を表明しました。今後、この区間における公共交通のあり方について鉄道が適当なものであるのかどうか、国を交えてJRと地元自治体が話し合っていくことになります。

 

そうしたタイミングの中で、私たちは今回、シンポジウムを開催し、団体列車「吞み鉄鈍行ちどり足」号を走らせることになります。公共的資産としての鉄道が、地元の人たちが乗らなくなったからと、このままなくなっていいのでしょうか。シンポジウムでは、改めて芸備線を活かす方法を検討、議論したいと思っております。そのうえで、議論で出た意見を関係自治体やJR西日本に対して問いかけていき、一緒に考えていくきっかけにしたいと思います。

 

ご支援額はネクストゴールに達しましたが、上積みされた金額については、備後落合駅の転車台保存に向けた調査やトイレの改修など関連施設整備に向けた費用の一部、「呑み鉄鈍行ちどり足」号に続く団体貸し切り列車の運転や議論する場としての後継企画「芸備線カフェ」の運営費用にあてることにしています。

 

ご支援の募集期間は、本日も含めてあと2日、引き続き、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

2023年8月28日追記「芸備線魅力創造プロジェクト」
代表 横川 修

 

【プロジェクト期間はあと10日となりました】

私たち「芸備線魅力創造プロジェクト」が7月1日より始めたクラウドファンディングは、ご支援の募集締め切りとなる8月29日まで、残り10日となりました。

 

ネクストゴールの目標額300万円まで、あともう一息です。

 

これまでご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げますとともに、引き続き、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

●「呑み鉄鈍行ちどり足」号の列車乗車参加権は満席
リターン品の一つで、「呑み鉄鈍行ちどり足」号(9月24日、三次~備後落合間往復)の列車乗車参加権は、80席の定員が8月6日の段階で満席になっております。これ以上は受け付けられません。悪しからずご了承ください。

 

●運休していた芸備線備後落合~東城間は7月29日に開通
3月に発生した落石のため、運転を取りやめていた芸備線備後落合~東城間は7月29日から、運転を再開しています。

 

2023年8月18日追記「芸備線魅力創造プロジェクト」
代表 横川 修

 

【芸備線魅力創造プロジェクト 目標額達成のお礼とネクストゴールについて】

私たち「芸備線魅力創造プロジェクト」が7月1日より始めたクラウドファンディングが8月8日、39日目で目標金額である200万円を達成しました。ご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

 

このクラウドファンディングは、目標額に届かなければ、皆さまからの支援が全く手に入らないというシステムで、皆さまからどれくらい応援していただけるか正直不安なままで始めました。しかし、芸備線や木次線の厳しい現状を考えるなかで、市民有志の立場で企画したシンポジウムならびに団体列車「呑み鉄鈍行ちどり足」号の運転は何としても実行しなければならないという強い思いで準備を進め、さまざまな方に応援メッセージをお願いするなどして、ご協力を呼び掛けてまいりました。

 

その結果、当初より、多大なご支援をいただき、開始から10日間で目標額のほぼ半分に、また折り返し点となる7月30日には9割近くに達することができ、39日目で目標額を達成することができました。シンポジウムや「呑み鉄鈍行ちどり足」号の運転も予定通り実行できることになり、心から嬉しく思っています。ご支援いただいた方のコメントやメッセージで、私たちの思いや活動に共感したというお言葉や、応援していますというコメントをいただくたびに、たくさんの方に支えられ、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございます。

 

しかしながら、この間、8月2日には、JR西日本が芸備線の備後庄原~備中神代(岡山県新見市)間68.5キロについて、10月施行の改正地域公共交通活性化再生法に基づく「再構築協議会」の設置を国に要請する方針を表明しました。この区間が「鉄道の特性を生かせていない」との判断があるようで、今後、国を交えてJRと地元自治体が話し合っていくことになります。そうしたタイミングの中で、私たちは今回、公共的資産としての鉄道・芸備線を活かす方法を改めて検討、議論したいと思っております。そのうえで、議論で出た意見を関係自治体やJR西日本に対して問いかけていき、一緒に考えていくきっかけとしたいと考えています。

 

シンポジウムや「呑み鉄鈍行ちどり足」号などについて準備を進める中で、このほど、当初の目標額に達したため、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。次の目標金額は300万円とします。


ネクストゴールでいただくご支援金については、

備後落合駅の転車台保存に向けた調査やトイレの改修など関連施設整備に向けた費用の一部、「呑み鉄鈍行ちどり足」号に続く団体列車の準備費用など後継企画に充てます。後継企画は「芸備線カフェ」として、今回、沿線各駅での活動報告をいただいた地域団体や沿線で様々な活動をする関連団体の皆さん、さらには芸備線の活性化に参画したい方々も加わっていただき、議論できる場として設置するもので、会場は時には集会施設や沿線のカフェ等で、時には貸し切り列車でと考えています。

 

ネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、当初予定したシンポジウムや団体列車の運転は実施し、加えて備後落合駅の関連施設整備、「芸備線カフェ」の創設にも取り組んでいきます。皆さまからのさらなる多くのご支援をいただけますと幸いです。

 

皆さまからの思いを無駄にしないよう努めてまいります。残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

2023年8月9日追記「芸備線魅力創造プロジェクト」
代表 横川 修

 

 

ご挨拶

 

私たちは、市民有志によるグループ「芸備線魅力創造プロジェクト」です。

 

JR芸備線は、中国地方で一番長いローカル線(※1)といわれています。新幹線も停まる広島駅から、中国山地を深く分け入って、“秘境駅”といわれる備後落合駅を通り、岡山県新見市まで達します。備後落合駅では芸備線がJR木次線とつながります。木次線は島根県との県境を越えて、全国的にも珍しい三段式スイッチバックを通ります(※2)。

 

▲撮影 林智雄さん

 

現在では一日に一度だけ、14時台に三次と新見、木次の3方向からの列車が落ち合う備後落合駅は、かつては急行が行き交い、夜には蒸気機関車が何両も駐泊するような交通の要衝でした。蒸気機関車が方向転換した転車台も、広島県内で唯一残っています(※3)。

 

▲3方向から列車が集まる14時台の備後落合駅

 

 

▲多くの蒸気機関車が集まっていた備後落合駅(1970年、撮影 清原正明さん)

 

 

▲かつて蒸気機関車が方向転換した備後落合駅の転車台

 

 

▲備後落合駅で転車台に載る蒸気機関車(1971年、撮影 清原正明さん)

 

※1 データで見るJR西日本2022:営業線区 https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/data/pdf/data2022_07.pdf

※2 朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASQ9N64YZQ9FPTIB00T.html

※3 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E5%8F%B0

 

その備後落合駅に集い、ボランティアで清掃活動を実施してきたメンバーを中心に結成しました。

鉄道が好き。乗り物が好き。沿線の町が好き。そんなメンバーです。芸備線や木次線の沿線には、自然景観のほか、食文化や伝統文化など誇るべき魅力がたくさんあります。そうした魅力をさらに発掘・創造するとともに、鉄道の旅の魅力と合わせて都市住民に向けて発信し、ローカル線再生、地域再生につなげたい。そういう思いで、活動を始めています。 

 

▲備後落合駅で清掃作業をするボランティアたち

 

 

<プロジェクトメンバー紹介>

 

★横川 修(元新聞記者、「みんなでつくる中国山地百年会議」会員)

高校時代は芸備線に乗って通学していました。冬には列車に乗って、道後山駅前の高尾原スキー場や木次線三井野原駅周辺の三井野原スキー場に出かけました。列車からの車窓は四季折々の変化に富み、里山や清流が気持ちをなごませてくれます。かつては6両編成の急行も走っていましたが、いまはほとんどが1両。ノスタルジーだけで訴えているわけではありません。都会の人々に、1両のディーゼルカーで揺られながら、ゆったりとした列車旅を楽しんでいただきたい。沿線の自然や営みと列車の旅を組み合わせれば、新しい何か、新たな魅力が見つかるでしょう。地元の人たちの利用が少ないからと言って、鉄路をなくしてしまうのは、都会の人々にとって、いや世界の人々にとって損失だと思えてなりません。地域を走るローカル線を活かす道をみんなで考えましょう。

 


 

★やまもとのりこ(ローカル鉄旅ライター)

私は芸備線や木次線が大好きです。2つの路線は中国山地の山あいでつながり、山陰と山陽を結んでいます。私は以前は鉄道ファンではありませんでした。が、数年前に初めて三江線に乗ったときに、中国山地を走る車窓の雄大な風景に心身ともに癒やされ、「鉄道の旅ってこんなに魅力的だったんだ!」と気がつきました。かつて芸備線と木次線をまたいで運行していた急行ちどりに、子どもの頃夏休みに乗った楽しい思い出も蘇りました。これらローカル線の旅の魅力を皆さんにもぜひ知ってもらいたいと思い、『中国地方ローカル線の旅ガイドブック』『ローカル線で行こう!鉄旅ガイド』の2冊を刊行しています。

 


 

★岡本 幸信(元毎日新聞広島支局三次通信部記者)

「乗り鉄」の私が、まさかJR三江線の廃線を新聞記者として伝えることになるとは夢にも思わず、泣きながら原稿を書いていました。廃線から間もない2018年7月、今度は西日本豪雨で芸備、福塩、木次各線のすべての列車がしばらく動かなくなりました。鉄道がない疑似体験をする中で、鉄道の存在と復興がどれだけ人々を勇気づけてきたか。縁あって愛知で生活していますが、しんどい時、広島県北の日本の原風景を思い出すだけで癒されます。すばらしいやまなみとしまなみを併せ持つ広島の宝である「芸備線」が今こそ活かされてほしい。みなさんとともに芸備線の魅力を創造していきませんか。

 

 

まずは、芸備線・木次線の魅力を活かすためには何をすべきかを考えるシンポジウムを9月23日(土・祝日)、広島県庄原市で開催します。鉄道愛好家で多くの鉄道関連番組にも出演されている俳優でミュージシャンの六角精児さんも駆けつけてくださいます。翌日の24日(日)には、三次~備後落合間で団体貸し切り列車「呑み鉄鈍行ちどり足」号(キハ40系2両編成の予定 ※旅行代理店を通してJR西日本に依頼中)を走らせ、車窓を楽しみながら、地元のお酒の利き酒会を実施します。 

 

シンポジウムに合わせて、写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」を開催するほか、小中学生、高校生を対象にした「こんな列車があれば乗りたい~芸備線を活かすアイデアコンテスト」も実施します。

 

このようなイベントを開催するために、200万円を目標に、クラウドファインディングを始めることにしました。中国山地の山あいをけなげに走り続ける芸備線・木次線の置かれた状況に思いをはせていただき、ご理解・ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

 

▲撮影 林智雄さん

 

 

公共的資産といえる鉄道(芸備線・木次線)が、
このままなくなっていいのでしょうか。


いま、全国のローカル鉄道は、その存在意義が問われています。広島県と岡山県、島根県を結び、乗客数の減少が続く芸備線・木次線。広島県庄原市には、JR西日本管内のローカル線輸送密度(2019年度)で区間ワースト3(備後庄原~備後落合、備後落合~東城、備後落合~出雲横田)が集まります(※4)。人口減少が続く地域において最適な公共交通機関は何かを考えようと、国が仲介し、JRと地元自治体による協議会が始まろうとしています。


沿線の人たちが鉄道を利用する努力や工夫をすることは必要ですが、大幅な輸送密度の向上などJR側が求める収支改善には、それだけでは難しいのが現実です。こうした状況を打破するには、鉄道とその沿線の魅力を創造し、その魅力を発信することにより、広島や岡山など近隣を始めとする都市住民の方に、車ではなく鉄道を利用して訪ねてみたいと思ってもらえる取り組みを重ねるしかありません。

 

※4 JR西日本ニュースリリース「ローカル線に関する課題認識と情報開示について」https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220411_02_local.pdf

 

 

沿線には多くの魅力的な資源

 

両線が走る中国山地には、都会では経験できない多くの魅力的な資源があります。比婆山連峰や道後山、帝釈峡、霧の海、里山などの自然景観に加え、G7広島サミットでも振る舞われた比婆牛や三次ワインに、日本酒、ピオーネやリンゴ、ナシなどの果物、全国的にも貴重なチーズといった優れた食文化があります。また、神楽や花田植え、鵜飼いなどの伝統文化に触れたり、古代から受け継がれてきたたたら製鉄の跡を巡ったりすることもできます。

 

▲帝釈峡 撮影 林智雄さん

 

▲比婆山連峰の1つ、竜王山の山頂

 

国内外で名が知られた風光明媚な景勝地があるわけではありませんが、沿線各地に神楽が残るように神話の里でもあり、古くから人々が築いてきた暮らし、日本の原風景を見ることができます。

 

▲国指定重要無形民俗文化財にもなっている比婆荒神神楽(庄原市東城町)写真提供/比婆荒神神楽社

 

一方で、中国山地の山あいのなだらかな高原や、江の川水系の西城川や馬洗川を横目にゆったりと走る芸備線の車窓からは、桜や新緑、紅葉と移ろいを見せる山々、季節ごとに変化する田園風景などが目に飛び込んできます。

 

▲備後西城ー平子駅間 撮影 林智雄さん

 

▲芸備線備後八幡駅から、秘境駅内名駅の間の車窓

 

▲第一小鳥原橋りょうを渡る芸備線の車窓

 

こうした沿線の魅力と鉄道の楽しさを融合させ、新たなアクティビティを発掘・創造し、都市住民の方々に発信していく。車ではなく、鉄道を使った旅の楽しさを伝え、いまある鉄道をもっともっと活用する方策を考えていくしかないと思っています。

 

いまは残念ながら、芸備線や木次線沿線にある、こうした魅力的な場所に公共交通機関を使って行きたくても難しいのが現状です。鉄道だけでなく、地域を走るバスや乗り合いタクシーなどを有機的に結び付けて、都市住民の人たちに「のんびり列車でも行けるんだ」ということを発信できるよう工夫し、気軽に来てもらうようにすることが大事なことではないでしょうか。

 

地域の人にとっても、海外の人も含め、外からたくさん人に来てもらうことで、それまで感じてこなかった地域の魅力の再発見につながると考えます。芸備線や木次線の効果的な活用方法を、一緒に考えていきましょう。

 

 

▲動画 芸備線の沿線風景 (撮影・編集 林智雄さん)

 

 

資金使途とクラウドファンディング実施理由

 

クラウドファンディングで集まる200万円は、シンポジウムの開催費用の一部ならびに団体列車「呑み鉄鈍行ちどり足」号(乗車できるのはクラウドファンディングで列車乗車権に支援いただいた人に限定)の運転費用、写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」、小中学生、高校生、特別支援学校生を対象に募る「こんな列車があれば乗ってみたい~芸備線を活かすアイデアコンテスト」の開催費用に使わせていただきます。支援が多く集まれば、備後落合駅の転車台を保存したり、トイレを改修したりするための調査・研究費用にあてたいと考えています。

 

いま、秘境駅とも呼ばれる備後落合駅には毎日、3方向から列車が集まる14時台になると、全国から多くの鉄道ファンや家族連れなどが集まってきます。私たちは、芸備線や木次線のこれからを考えながら、ボランティアで備後落合駅の清掃作業などにあたってきました。地元の人たちは、乗客の皆さんに気持ちよく利用してもらおうと、無人駅を清掃したり、周辺に花を飾ったりする作業を続けています。

 

今回、六角精児さんも芸備線のシンポジウムに来ていただくことになりました。クラウドファンディングを通じて、芸備線や木次線の現状を全国の人々に理解していただき、私たちの活動に共感を持っていただこうとの思いから企画しました。

 

 

プロジェクトの内容

 

①六角精児さんがやってきます~シンポジウム「芸備線・木次線~魅力を活かす方法を考える」

市民レベルで全国的な視点から、芸備線・木次線の価値、活用方法を改めて考え、今後の検討材料としてJRや自治体に示すとともに、地域住民には魅力発掘・創造に向けた意識・理解を働きかけ、地域の取り組みとして全国に発信します。

 

 ◆日時 9月23日(土・祝)10:30~12:00 13:00~16:00

 ◆場所 ショッピングセンター「ジョイフルながえ」2階プリンセスガーデン

     (広島県庄原市西本町2丁目)

 ◆パネリスト<敬称略>

  六角 精児(俳優・ミュージシャン、鉄道愛好家)

   

  杉山 淳一(鉄道ジャーナリスト)

   

  平尾 順平(特定非営利活動法人ひろしまジン大学代表理事)

   

  西田 学(庄原駅周辺地区まちづくり協議会会長)

   

  やまもとのりこ(ローカル鉄旅ライター)

   

   

  ●司会・ファシリテーター

  藤井 尚子(フリーアナウンサー)

   

 ◆スケジュール

  10:30~10:40 パネリスト紹介、進行案内

  10:40~12:00 芸備線(特に三次~新見)の現状をどう考えるか

   ・パネリスト5人に、それぞれの思いを語ってもらいます

  13:00~13:30 芸備線を活かすアイデアコンテスト優秀作発表

  13:30~15:30 シンポジウム「芸備線・木次線~魅力を活かす方法を考える」

  15:30~16:00 質疑応答、まとめ&提言

 ◆参加費 1000円

 

※パネリストの皆さまには、名簿記載について許可をいただいております。

 


 

団体貸し切り列車「呑み鉄鈍行ちどり足」号の運転(三次-備後落合間往復)

▲芸備線沿線の地酒の一例 ※こちらの写真はイメージになります

 

◆運転日 9月24日(日) キハ40系2両編成で運転予定

 ◆車内イベント

  ・沿線車窓ガイド ローカル鉄旅ライターのやまもとのりこさん

           備後落合駅ボランティアガイド 永橋則夫さん

  ・利き酒会 沿線の酒蔵の蔵元さんらによるトーク

 ◆備後落合駅

  ・利き酒会

  ・備後落合駅の説明ならびに転車台の見学

 ◆クラウドファンディングの協力者に列車乗車参加権(チケット)を配布します

 

※六角精児さんは、今のところ、乗車される予定はありません。

 


 

写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」

 ◆9月、ショッピングセンター「ジョイフルながえ」で実施

 


 

「こんな列車があれば乗ってみたい~芸備線を活かすアイデアコンテスト」

 ◆小中学生、高校生等を対象に実施

 ◆応募期間 7月~8月

 

■主催 芸備線魅力創造プロジェクト

■協賛 みよしSL保存倶楽部

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

ローカル線の将来を憂え、鉄道のこれからを考えている全国の皆さん、同じような「赤字ローカル線」を抱えている地域の皆さん、黙ってていては、鉄路の縮小、さらには地域の消滅に向かうだけです。鉄道を通じた地域創生について一緒に考えましょう。クラウドファンディングへのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

※プロジェクトの成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合には開催を延期いたします。何卒ご了承お願いいたします。

※7月1日現在、芸備線の備後落合~東城間は、3月に発生した落石のため運休中です。7月下旬ごろの運転再開を目指し、復旧工事が進められています。

 

 

応援メッセージ

 

 

六角精児さん(俳優、ミュージシャン)

 

プロフィール:
1962年生まれ。兵庫県出身。1982年、劇団「善人会議」(現・扉座)の旗揚げに参加。舞台、映画、ドラマをはじめ、「乗り鉄」として鉄道番組への出演やミュージシャンとしても活躍中。

 

メッセージ:

近年の国内ローカル線の現状は概ね厳しい。

そして何の対策も施さなければ、先細る一方。

だからこそ芸備線、木次線沿線有志の皆様、前途多難だとは思いますが、

どうか、地元の将来のためにも精一杯の活動をなさって下さいませ。

応援しています。

 

 

 

永橋則夫さん(備後落合駅 ボランティアガイド)

 

プロフィール:

1942年生まれ。63年に国鉄に採用され、機関助士として電気機関車、ディーゼル機関車を運転。梅小路機関区では蒸気機関車館開設に伴う機関車動態保存にも関わる。74年からは新見機関区をベースに電気機関車、ディーゼル機関車の機関士、ディーゼルカーの運転士として中国地方各地の線区で列車を運転した。国鉄民営化後の88年に早期退職。自宅は広島県庄原市の備後落合駅の近く。列車本数が減って駅が無人になり。周辺がさびれゆくなか、2017年から駅のトイレの掃除や周辺の草刈りなど環境整備に取り組む。待合室には、にぎわった頃の写真や資料を独自に収集し、壁いっぱいに展示。ボランティアガイドとして、駅を訪れる人たちに、芸備線や木次線の歴史、にぎやかだったころの駅の様子、周辺の観光案内などを語りかけ、列車が出発するごとに、大きく手を振って、見送っている。

 

メッセージ:

落合という駅名は、地名ではなく、人が落ち合う交通の接点、要衝だったことに由来します。広島から、出雲から、新見から線路が伸びてきて、ここで繋がりました。かつては夜行の急行も走っており、冬場にはスキー列車が何本も行き来していました。私がボランティアガイドを始めたきっかけは、三江線の廃止が決定して、このままでは芸備線や木次線も同じような道をたどるかもしれない、と思ったことからでした。2017年以降、年間350日は駅に出て、お客さんを迎え、列車を見送っています。コロナ禍前は、アジアはもとより、ドイツやフランス、オーストラリアなど海外からも、この駅を訪れてくださいました。秘境駅と言われるようになりましたが、ここにしかない風景を見に来られるお客さんがたくさんいらっしゃるのです。かつて蒸気機関車が載って方向転換した転車台を再生し、使われなくなった線路も利用できないものかと考えています。赤字だからと廃線にしてしまっては、全国のローカル線がなくなってしまいます。黙って見過ごすわけにはいきません。鉄道を愛する全国の皆さん、地域を走るローカル線の今後について、一緒に考えましょう。協力をお願いします。

 

 

 

江上英樹さん(漫画編集者、合同会社部活代表)

 

プロフィール:

元小学館で漫画編集者を長年務める。月刊誌の編集長時代、自らの鉄道趣味を活かした漫画『鉄子の旅』をスタートさせ、鉄道ブームの女性進出、カジュアル化に貢献する。小学館を離れて、現在は「部活」という会社を設立。2022年、「木次線・出雲坂根スイッチバックをなんとかするプロジェクト」を立ち上げ、奥出雲おろちループ隣接「鉄の彫刻美術館」にて『鉄道マンガ展@奥出雲』を開催。そこに自作の「出雲坂根スイッチバックジオラマ」を制作展示する。2023年夏、このジオラマを東京に持ち込み、新たなイベントを実施予定。

 

メッセージ:

芸備線と木次線はある意味「運命共同体」のような存在。そして現在、どちらの運命もなかなか厳しい状況であることは確かでしょう。そうした中で多くの方々が、その存続の道や活用法を巡って、さまざまな活動を行っております。僕自身も、昨年、奥出雲で木次線応援のためのイベントをやらせていただき、その際、READY FORを通じて多くの皆さんからの支援をいただきました(この場で改めて感謝を!)。

このたび、有志の皆さんが【芸備線魅力創造プロジェクト】を立ち上げ、「芸備線・木次線〜魅力を活かす方法を考える」なるシンポジウム開催のためにクラウドファンディングを行うということで、これは応援せずにはおられないという気持ちです。9月23日(土・祝)当日は、タレントの六角精児さんや「木次線応援団」でもある杉山淳一さんをはじめ、豪華なパネラーの方々の参加も決まったようで、当日は大いに盛り上がりそうですね。僕自身は、今年は東京中心での活動となりますので、現地に飛んで行くことは難しそうですが、漫画方面でご協力させていただけることがあればと思っております。

ちなみに、僕のほうは(今回はクラファンを使わずに…)皆さんのイベントに先立つ形で、7月14日〜8月13日に「TOBICHI東京」という場所にて、昨年の続きともなる木次線応援イベントを開催することが決定いたしました。首都圏で木次線や芸備線にご興味のある方はぜひこちらにも足を運んでいただき、こうした活動に対して、さまざまな形でコミットしていただけたらと思っております。

とにかく、お互い、やれることを一歩ずつ頑張りましょう。

 

 

※撮影者が書いてある写真については、撮影者の許諾をいただいています。撮影者名がないものは、芸備線魅力創造プロジェクトのメンバーが撮影したものです。

 

※ご支援金のお振込先口座について、団体代表である「横川修」の口座にお振込いただく予定です。

(「芸備線魅力創造プロジェクト」は有志による任意団体ですので、銀行で口座の開設自体ができません。)

プロジェクト実行責任者:
横川 修(芸備線魅力創造プロジェクト)
プロジェクト実施完了日:
2023年10月1日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

9月23日に、広島県庄原市のショッピングセンターでシンポジウム「芸備線・木次線~魅力を活かす方法を考える」を開催。翌24日には、芸備線の三次~備後落合間で、団体貸し切り列車「呑み鉄鈍行ちどり足」号を運転します(JR西日本に運行依頼中)。関連イベントとして、9月15日から10月1日まで、シンポジウムを開く庄原市のショッピングセンターで、写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」を開催します。また、シンポジウム開催に向けて、沿線の小中学生、高校生、支援学校生を対象にした「こんな列車があれば乗ってみたい~芸備線を活かすアイデアコンテスト」も実施します。 いただいたご支援は、シンポジウムの開催費用、団体貸し切り列車の運転費用、アイデアコンテストの実施費用、写真展の開催費用に使わせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
・団体貸し切り列車の運転(旅行代理店を通じてJR西日本に依頼中、7月31日までに承諾見込み)

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リターン

5,000+システム利用料


がんばれ芸備線! 備後落合駅写真ファイル3枚セット(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

がんばれ芸備線! 備後落合駅写真ファイル3枚セット(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

・お礼のメール
・芸備線 備後落合駅周辺の鉄道写真ファイル3枚セット
・写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」に、サポーターとして名前を掲出(不要の場合はご連絡ください)
・シンポジウム「芸備線・木次線~魅力を活かす方法を考える」(9月23日)のリモート閲覧権 あるいは 当日会場参加権
※リモート閲覧権のURLは、9月中旬までにREADYFORのメッセージ機能を通してご案内いたします。
※当日会場で参加を希望される場合は、申し込み時にお知らせください。

申込数
9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

5,000+システム利用料


がんばれ芸備線! 備後落合駅応援タオル(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

がんばれ芸備線! 備後落合駅応援タオル(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

・お礼のメール
・備後落合駅を中心にした芸備線応援タオル
・写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」に、サポーターとして名前を掲出(不要の場合はご連絡ください)
・シンポジウム「芸備線・木次線~魅力を活かす方法を考える」(9月23日)のリモート閲覧権 あるいは 当日会場参加権
※リモート閲覧権のURLは、9月中旬までにREADYFORのメッセージ機能を通してご案内いたします。
※当日会場で参加を希望される場合は、申し込み時にお知らせください。

申込数
41
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

5,000+システム利用料


がんばれ芸備線! 備後落合駅写真ファイル3枚セット(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

がんばれ芸備線! 備後落合駅写真ファイル3枚セット(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

・お礼のメール
・芸備線 備後落合駅周辺の鉄道写真ファイル3枚セット
・写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」に、サポーターとして名前を掲出(不要の場合はご連絡ください)
・シンポジウム「芸備線・木次線~魅力を活かす方法を考える」(9月23日)のリモート閲覧権 あるいは 当日会場参加権
※リモート閲覧権のURLは、9月中旬までにREADYFORのメッセージ機能を通してご案内いたします。
※当日会場で参加を希望される場合は、申し込み時にお知らせください。

申込数
9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

5,000+システム利用料


がんばれ芸備線! 備後落合駅応援タオル(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

がんばれ芸備線! 備後落合駅応援タオル(シンポジウムリモート閲覧権あるいは当日会場参加権)

・お礼のメール
・備後落合駅を中心にした芸備線応援タオル
・写真展「生活とともにある芸備線~ひと・まち・風景」に、サポーターとして名前を掲出(不要の場合はご連絡ください)
・シンポジウム「芸備線・木次線~魅力を活かす方法を考える」(9月23日)のリモート閲覧権 あるいは 当日会場参加権
※リモート閲覧権のURLは、9月中旬までにREADYFORのメッセージ機能を通してご案内いたします。
※当日会場で参加を希望される場合は、申し込み時にお知らせください。

申込数
41
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月
1 ~ 1/ 33

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