蓄音機コンサートを開催しました

天気はいいのに寒さに震え上がった12月10日月曜日、蓄音機コンサート「往時の現代音楽~作曲家の自作自演を中心に」を開催しました。
 
選曲と解説は作曲家の安良岡章夫先生です。先生はこれまで、蓄音機コンサートに何度も観客として足を運んでくださっています。それに気が付いていた図書館職員が先生を捕まえて「蓄音機コンサート来ていただいてますよね!古い演奏お好きなんですよね!!ではぜひ一度解説をお願いします!!!」と強引に頼み込み、解説をしていただくことになりました。
 
先生が選んだテーマは作曲家の自作自演、それに先生が愛するSP時代の名歌手、クレール・クロワザを併せるという、先生の専門と音楽への愛が絶妙なバランスを取ったプログラムになりました。
コンサートの最初はワーグナーから始まる現代音楽の歴史解説から。それだけでまず20分くらいかかりましたが、凄く解りやすくて面白く、大学の公開講座でも受けているような気分。観客の皆さんもメモを取りながら熱心に聞いています。
そして始まるラフマニノフの自作自演。華やかなピアノ協奏曲が会場に響きます。曲にまつわる様々なエピソードや先生の見解、時にはピアノでの実演も交えてあっという間に最終曲。最後はラフマニノフに戻ってエチュードop.33-7(Victor2126 1940年)で締めくくる、充実の2時間強でした。
音楽を楽しみつつも理解を深めることができた、すごく「藝大らしい」コンサートになりました。
 
「往時の現代音楽~作曲家の自作自演を中心に」
日 時:2018年12月10日(月)18:30-20:40
会 場:音楽学部 第6ホール
解 説:安良岡章夫(理事・副学長・音楽学部作曲科教授)
司 会:大角欣矢(音楽学部楽理科教授)
観客数:92名
 

 
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