プロジェクト終了報告
【プロジェクト最終報告】
新型コロナ感染症が未だ猛威を振るう中、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
皆様からのあたたかいご支援のおかげで、令和3年度の「子ども達に芸能芸術の体験・鑑賞の場を提供したい」プロジェクトを無事に終えることができました。役職員一同、改めて深く御礼を申し上げます。
コロナ禍で芸能芸術活動が思うように進まない中、皆様からのご支援を受けて、子ども達の新しい体験事業「芸能花伝舎クラブ」を昨年秋よりスタートさせることができました。感染対策で規制のある中、一期生みな無事にカリキュラムを終え、3月1日に最終日を迎えることができました。子ども達の頑張りと保護者の皆様のご理解ご協力の賜物です。
一期生の中から引き続き『続けたい!』という声もあり、本年度(令和4年)も花伝舎クラブは実施する予定です。より多くの子どもたちに体験を…との思いもあり、二期生は人数、カリキュラムを増やして開催できればと考えておりますので、引き続きのご支援をお願いできれば有難く存じます。
最終日の様子①(日本舞踊・三味線)
子ども達+先生の演奏で舞う生徒さんたち
最終日の様子②(三味線・落語)
子ども達+先生の演奏で高座に上がる生徒さん
最終日の様子③ 子ども達と先生方の記念撮影
(プライバシーのため子どもたちの顔にはモザイクかけてますが皆笑顔です!)
【リターンについて】
リターンの発送は昨年12月にすべて終了しておりますが、不達やご不明な点などございましたら下記問い合わせ先へご連絡をお願い致します。
お問合せはこちらから→■
【寄附金収支報告】
皆様からお寄せいただいた寄附金は、施設使用料として450,000円、人件費(事業専任者2名)として残りの全額1,327,218円を使用させていただきました。(ご寄附戴いた金額2,186,000円から手数料408,782円を差引いた金額1,777,218円が受取寄附金になります)
今回ご寄附いただいた皆様には、後日年次報告書(夏発行予定)をご送付致します。
【今後の寄附活動】
READYFORでのクラウドファンディング(第2回目)は夏頃を予定しております。また同時に一口(500円)から始められる継続型寄附の導入も検討しておりますので、ぜひぜひご検討ください。
また、花伝舎利用料が割引になる「芸団協サポート会員」制度もございます。花伝舎をお得に利用したい方は入会をご検討ください。
寄附・サポート会員問い合わせ・お申込み→■
【最後に…】
感染症が流行して2年、一時の危機的状況から脱してからのち、新しい生活様式を取り入れながら日常を取り戻しつつあります。芸能芸術界は他業種同様に苦境に立たされ続けておりますが、実演家やそれを支えるスタッフは”前を見て”活動を続けております。
芸団協会長野村萬の言葉に『芸能という大輪の花を咲かせ続けるためには、豊かな土壌と、そこに蒔かれた種を粘り強く育んでいく強靭な根が不可欠であります。「咲き誇る花、深き根」こそが芸団協が希求する姿であり、このような組織観を以て、「芸能が豊かな社会をつくる」という理念の達成に力を尽くすことが、我が国の文化芸術に寄与するものと信じております。』※とあります。
私たちは、将来大輪の花が咲くようにと願いを込めて”種”をまき、大きく育つようにと”土壌”を整える、そして支援者の皆様が育成に必要な雨と風、光となって大輪の花を咲かせる。日本の芸術文化をともに育む仲間として、皆様には息の長い支援を続けて戴きたいと願っております。
※芸団協会長ご挨拶(芸団協HP)→■