「くろいりんごときいろいそら」稽古場日記②

皆さん、こんにちは。お久しぶりです、劇団たんぽぽです。

「くろいりんごときいろいそら」の稽古、着々と進んでおります。

本番まで一ヶ月を切りました。今出来つつあるものに満足せず、今日よりも明日、明日より明後日が一番良い作品になるよう、座組一同奮闘しております。

笑正のように「なんで？」という気持ちから逃げない心を忘れず、「くろいりんごときいろいそら」と真摯に向き合っていけたらと、改めて思う機会もこの稽古期間中にありました。そして今回たくさんの方のご支援があって、この作品が成り立つことも忘れてはなりません。

いろんな方の思いを乗せたこの作品。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

先日、原作者も含め「くろいりんごときいろいそら」の作品についてのディスカッションが行われ、それぞれの立場からこの作品についてどう思っているのか、これからもっとこうしていきたい、などという話が飛び交いました。

原作が持つ思いを大切に抱えながら、そして稽古場から生まれた衝動や、疑問も大切にしながら、「くろいりんごときいろいそら」をつくりたいと思います。

公演日は３月１７日(日)、この日に、ひとりでひっそりと泣いているたった一人の誰かにこの作品が届いたら、それはわたしたちにとってしあわせなことです。

それではまた次回の稽古場日記③でお会いしましょう！