岐阜大学 馬術部|厩舎全焼から復活へ。プロジェクトご支援のお願い

岐阜大学 馬術部|厩舎全焼から復活へ。プロジェクトご支援のお願い

支援総額

6,793,000

目標金額 5,000,000円

支援者
356人
募集終了日
2020年12月24日

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プロジェクト本文

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目標達成の御礼とネクストゴールへの挑戦

 

12月15日、目標である500万円を達成することができました。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。


沢山の方にあたたかいご声援をいただき、私たちを応援してくださる方がこんなにもいらっしゃることへの感謝と、心強い気持ちでいっぱいになりました。同時に、皆様の気持ちに応え、新厩舎の建設と再スタートに向けて力強く前に進んでいけるよう、部員一同改めて決意を固めております。


プロジェクト成功により、新厩舎建設に向けてまた一歩近づくことができました。いただいたご支援金は、馬や人が快適に過ごせる厩舎建設のため大切に使わせていただきます。


また、プロジェクトの募集締め切りまでは、あと8日ございます。
今の予算では、最低限建設を行うことはできますが、一部設備を節約するなど制限はまだあります。新厩舎の予算は年内変更可能と大学側より言われており、ネクストゴールの成功次第では、さらによい環境の厩舎の建設を目指すことができます。


そこで、これから迎える馬たちにとってさらに良い環境づくりを目指し、残り期間でネクストゴールに挑戦させていただくことになりました。ネクストゴールの目標800万円で頂いたご支援は、馬たちにとってより住みやすい厩舎を建てるための費用の一部に充てさせていただきます。


これからの活動に不安がある中で、このように未来の厩舎とそこでの活動に希望が持てることが、私たちの励みになっております。本当にありがとうございます。残り期間、精一杯取り組んでまいります。引き続きご支援・応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

 

2020年12月16日追記

岐阜大学馬術部

馬術部の厩舎が全焼。
新しい厩舎を建設し、新たなスタートを切りたい。

 

初めまして。岐阜大学馬術部です。岐阜大学馬術部は、創部70年を超える部活動で、現在は部員25名と馬3頭、犬1匹で活動しています。

 

馬術は、馬と共に行うスポーツです。私たちは大学構内にある厩舎で馬を飼養し、毎日の世話を通して馬の管理を学び、乗馬技術の向上のため練習に取り組んでいます。

 

 

岐阜大学は、獣医学科をはじめとする生物系の学部を有していることもあり、馬術部には多くの部員が所属しています。馬術部での活動経験を活かして卒業後に馬業界で活躍されている方も多くいらっしゃいます。

 

昭和57年のキャンパス移転に伴い約40年前に岐阜市柳戸に厩舎を移したのち、この歴史ある厩舎で、先輩方の意思を受け継ぎ、幾つもの世代交代を経て活動を続けてきました。

 

 

ニュースなどでご存じの方もいらっしゃると思いますが、今年6月23日午前2時半頃、岐阜大学馬術部の厩舎が全焼する火災が発生しました。

 

火災の原因は老朽化による漏電とみられています。

当時厩舎に人はおらず、知らせを受け次々に部員が集まったものの、火は全体に回り中に立ち入ることができなくなっていました。幸い犬1匹は助けられましたが、飼養していた馬4頭すべてが犠牲になってしまいました。消火が終わった後も立ち入りを禁止され、夜が明け、消防と警察による実況見分が終わるまで、馬場の外に皆で集まりひたすら待ちました。昼過ぎに立ち入りが許可された後、馬たちと対面し、その日の夜、最期は部員たちの手で送り出しました。

 

 

彼らを助けることのできなかった悔しさとともに、毎日多くの時間を共にしてきた大切な4頭との突然の別れに、悲しみに暮れるしかありませんでした。

 

一方で、火災直後から周囲の皆様には励ましの言葉や支援金の申し入れなど数々のご支援をいただき、失意の中でしたが前を向く力になりました。ご支援くださった皆様には本当に感謝しております。


 

 

火災から5か月が経とうとする現在、私たちは大学構内に仮厩舎を建設し、最初の一歩として大学での活動を再開させることを目標に、新厩舎の建設に向けて運動場の柵の色塗りや、砂の搬入などの作業を行っています。

 

また、滋賀県にある懇意の乗馬クラブのご厚意により、馬術競技の練習を行っています。OB様とそのクラブの支援により、岐阜大学馬術部へ寄贈された3頭の新しい馬も、その乗馬クラブで生活しています。

 

活動再開に向けて日々準備を進める一方で、いくつか課題も見えてきました。

 

まず、立地面での課題です。大学の講義などがある中で片道1時間半かけて通うことは簡単なことではなく、満足に馬と触れ合うことができずにいる状況が続いています。

 

 

また、建設予算についても課題があります。

厩舎の建て直しには莫大なお金がかかります。大学からの予算には限りがあるため、部員の力で建て直せる状況ではありませんでした。数か月間、大学との話し合いをすすめ、現在は多くの皆様からいただいた支援金と火災の保険金を合わせると、大きさや設備が最低限の厩舎は建設できるだろう、というところまでくることができました。

 

ところが、今ある金額で建設できる厩舎は、馬にとっても、人にとっても使いづらいものになってしまうことが予想されます。また、概算の段階であるため、実際の建設費がそれを上回る可能性もあります。

 

そこで、クラウドファンディングによって建設資金を集め、馬も人も過ごしやすい新厩舎を設計・建設できないかと考えました。このプロジェクトは、未来の岐阜大学馬術部を大きく変えることのできるものになると思っております。ご支援、よろしくお願いいたします。

 

 

 

火災によって失われた命。
4頭との思い出。

 

毎日多くの時間を共にしてきた大切な4頭との突然の別れは、受け入れがたいものでした。

ここでは、亡くなった4頭の馬たちと思い出を紹介をさせていただきます。

 

マイネルゴーシュ(愛称:ゴーシュ)

年齢:18歳 品種:サラブレッド セン(男の子) 葦毛
おやつをもったお客さんにはかわいい顔をして挨拶するのに、部員に対しては不機嫌そうにかみつこうとする(特にご飯前)。そんな難癖ありのゴーシュがみんな大好きでした。この白さを保つため、練習後に一生懸命洗いました。太陽の下で白い体を輝かせて駆ける姿が印象的でした。

 

 

コクリコ(愛称:コクちゃん)

17歳 ウエストファーレン 牝(女の子) 栃栗毛
一昨年、全日本学生賞典馬場馬術競技に出場しました。岐大唯一の牝馬で、人間の言葉を理解しているのかと思わせられるほどの感情表現の豊かな馬でした。主将が乗ると素晴らしい馬場馬となり、下級生の練習にも付き合ってくれる優しい馬でした。

 

 

クレシェンド(愛称:クレ)

12歳 サラブレッド セン(男の子) 鹿毛
けがのため療養期間が続いていましたが、全日本学生賞典障害馬術競技に3回も出場したスーパーホースです。持ち前の愛されキャラでみんなの人気者でした。大会会場に行くとやる気スイッチが入るようです。よく担当の部員に黒糖ロールのパンの部分を嬉しそうに分けてもらっていました。

 

 

ラプルーズ(愛称:ラプちゃん)

7歳 サラブレッド セン(男の子) 鹿毛
競走馬を引退後、岐大にやってきました。期待の新人として、岐大では障碍の練習を頑張ってくれていました。下級生には力を抜いて乗ることを教えてくれました。練習後は馬房のなかでおが粉に鼻先を埋めてすやすやと寝ている姿が印象的でした。

 

▷部員たちと4頭とのエピソード

彼らは、私たちに胸を張って自信をもって『大好きだ』と言えるものをくれました。それは、彼ら自身、そして一緒に見る景色、過ごす時間です。

 

彼らの背中の上で見た景色、隣で一緒に歩いて見たいろいろな景色は今でも色鮮やかに残っています。障害を跳び超える瞬間の見渡しのいい広い空。背中に揺られながら見た飛行機雲。桜。虹。雪。


一緒に歩きながら見た最高にきれいな夕焼け。大事な景色を見せてくれた、大切なものをくれたみんなに言いたいことはたくさんあります。お世話になりました。ありがとう。助けてあげられなくてごめん。そして、4頭に約束したいこと。みんなが生きていたことを、これからもずっと伝え続ける。たくさんの人にみんなが生きてたことを伝え続ける。みんながくれた大事なものを糧に、みんなのことを胸に生きていきます。(6年,神谷)

 

1年生の時、クレと初めて駈足で風を切って走って、空を飛んでいるみたいだと思いました。慣れない大会で、必死にゴーシュにしがみつき何とか完走したら、偶然にも1位入賞して青いリボンを貰い、一緒に喜びました。

 

彼らは沢山の忘れられない経験と感動をくれました。そして、沢山の悩み。クレの脚の調子がよくならなかったり、ラプちゃんには怖くてうまく乗れない。上級生になったら馬の体調の変化に気づかなければ。そんな悩みも彼らが居るからこそ、居てくれないと乗り越えられないことでした。クレと試合で障害を跳びたかった。

 

これからも、厩舎に行けば彼らがいて、変わらない毎日が続くと思っていたのに、気づいたら会わなくなって数か月が経ちます。それでも時間が進んでいく今、彼らは確実に心の中で駆動力になってくれています。彼らへの感謝を伝えるために、今頑張って、また岐大の厩舎に馬が戻ってくるようにしなければと思います。(3年,功刀)

 

新厩舎建設プロジェクト内容。
資金使途内訳

 

現在は何とか落ち着きを取り戻し、ご協力いただいている滋賀県の乗馬クラブにて新しいパートナーたちと練習に励んでいます。

 

大学の講義の合間を縫って練習を重ね、そのうちの1頭であるゼンノトライブと3年の紙野が、10月に福井県で行われた引退競走馬杯で4位という好成績を残しました。2年生や1年生も競技に参加しており、新たな馬たちと前を向いて少しずつ動き始めています。

 

引退競走馬杯4位入賞の3年紙野とゼンノトライブ

 

多くの皆様からいただいた支援金と火災の保険金を合わせると、大きさや設備が最低限の厩舎は建設できますが、本来の厩舎としての役割は求めらえないものがあります。

 

以前の厩舎でも、馬の出入口が直線ではなく出入りしづらかったり不便な点がいくつかありました。新厩舎は馬が安心する対面式、出入りしやすいスライド式の扉など、部員同士でアイデアを出し合い設計に組み込んでもらう予定です。

 

新厩舎完成後には、現在乗馬クラブに預けている岐阜大学の馬3頭が入厩し、そして馬にとっても安心安全に過ごせる環境で、しっかりと新たなスタートを切ることができればと考えております。

 

左から入厩予定の「おもち」「レントリリー」「ゼンノトライブ」

 

ジャック

 

▷新厩舎建設スケジュール

2021年1月~:設計

2021年4月~:施工準備

2021年7月~:施工

2022年1月:完成・引き渡し

 

新厩舎予想図

 

▷必要建設費用

厩舎建設費:3000万円程度

クラウドファンディングでご支援いただいた支援金は、厩舎建設費の一部に活用させていただきます。

 

 

部を存続させていくためのチャレンジ
4頭の馬たちのためにも新たなスタートを。

 

6月23日、あの火災が起きてから数か月の間に、馬術部へと毎日多くのご支援があり、部員の力では資金を到底集めることができなかった新厩舎の建設が現実的になりつつあるのも、応援してくださる多くの皆様のお陰です。

 

私たちの最終目標は、岐阜大学の構内に新しい厩舎を建設し、岐阜大学馬術部として今までと変わらぬ活動をできるようにすることです。部活動を存続させ、私たちが4頭の馬たちから教わった大切なことを後輩たちに伝えていかなければなりません。

 

新厩舎の建設実現までは、あと数歩必要です。

このプロジェクトは、応援してくださる皆様、亡くなった馬たち、将来新たな厩舎で新たな馬と共に活動し、部を存続させていくためのチャレンジとなります。部員一同前を向いて、新たなスタートに向けて精一杯活動していきます。

 

ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 


本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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【岐阜大学 馬術部応援コース】1万円

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発送完了予定月
2021年3月

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支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

200,000


【岐阜大学 馬術部応援コース】20万円

【岐阜大学 馬術部応援コース】20万円

■馬の写真付きお礼メール
 部員が撮りためた可愛い馬の写真付きのお礼メールをお送りいたします
■4頭の写真入りポストカード
 亡くなった愛馬たちの写真が入ったポストカードをお送りします
■オリジナル馬クリアファイル
 部員でデザインした馬クリアファイルをお送りします
■部員手作り飾りつけ蹄鉄
 蹄鉄とは、馬の脚を守るための鉄のことです。実際に馬が使用した蹄鉄を磨き、飾りつけしてお送りします
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■新厩舎へ招待,餌やり&乗馬体験
 新厩舎へご招待します!
 *招待券をお送りします。
 *2022年1月完成予定(日程は、完成目処がたつ2021年11月〜12月にご連絡いたします。)
 *招待をご希望されない方は、代わりにクリアファイル&蹄鉄をさらに追加でお送りいたします。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

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