みなさんは「リキシャ」を知っていますか? 

 

日本の人力車を想像した方は勘がいいですね。まさに日本でいう人力車のことです。

 

カラフルなリキシャとリキシャ乗り ©Atsuishi Shibuya

 

 

写真を見ても分かるように、日本の人力車とは雰囲気が大きく異なります。日本の人力車は人が引っ張って走りますが、リキシャの動力は自転車です。今、日本の人力車といえば観光地にしかなく、日常的に乗るものではなくなっています。しかし、バングラデシュでは歩いて10~30分ぐらいの距離の移動には多くの人がリキシャを使います。価格は交渉で決めますがバングラデシュのお金で15~100タカぐらい(20~150円程)で乗ることができます。

 

リキシャの特徴はとても色鮮やかなデザインです。リキシャ引きはお客さんの目を引くために派手に装飾します。実はこのリキシャの装飾は、「リキシャアート」と呼ばれて、職人によってひとつひとつ手描きされています。人気の職人だと注文してから数カ月かかってようやく描いてもらえるそうです。

 

どうしてリキシャと人力車のように名前が似ているのでしょうか。それは、人力車が日本発祥のもので、中国大陸を通ってバングラデシュやインドに伝わったからのようです。英語でも“Rickshaw(リクショー)”と言われ、各国で独自の形に変わっていきました。今では発祥国の日本よりも生活に密着した、バングラデシュ人の足になっています。

新着情報一覧へ