【応援メッセージVol.3】山城清二さん

 

富山大学医学部富山プライマリ・ケア講座客員教授山城清二さんより応援メッセージをいただきました！

ありがとうございます。

 

 

【応援メッセージ】

 

小浦友行先生と最初に出会ったのは、私が富山大学総合診療部に赴任した2004年のことです。医学生だった当時から総合診療・地域医療に対する志が高く、大学卒業後はまだ人手も少なかった総合診療部に入局し、診療や教育を支えてくれました。

 

2012年には人手不足の災害・救命センターの診療も兼任し、当時の大学の救急医療を最前線で支えてくれました。非常に教育熱心で、たくさんの医学生に指導し、教え子もたくさん輩出しています。

 

 

 

 

2014年には富山プライマリ・ケア講座の客員准教授として、富山市の保健師さん、住民さんと一緒に地域包括ケアシステムの構築のために活躍されました。

 

そんな救急医療や行政との連携業務の経験をかわれ、2016年の熊本地震においては日本プライマリ・ケア連合学会の災害派遣チーム（PCAT）の一員として益城町に赴き、日本財団と合同で益城町の全戸調査であるローラー作戦の計画立案・陣頭指揮をとりました。

 

 

 

 

しかし、富山における彼の一番の功績は、富山県内の複数の専門職養成校と連携した、とやま多職種連携教育プロジェクト「とやまいぴー」の礎を築いたことです。各学校の先生方に趣旨を説明し、信頼と連携を構築する行動力には非常に驚かされました。このプロジェクトは今でも継続され、全国の多職種学生の勉強会との連携もはじまっています。

 

小浦先生のこれまでの経験は、全て故郷である奥能登への地域貢献のために積み上げられてきたものです。今後奥能登からへき地型地域共生社会のモデルを発信してくれる小浦先生の活躍に心から期待しています。