こんにちは、中野瞳です。
ドイツ滞在記最終回です。前回のドイツでの生活に続き、今回は心の変化について振り返ってみたいと思います。

 

 

ハプニング連続の日々。


「海外生活ではハプニングがつきもの」

 

これはよく耳にしていたので、少々のことがあってもへこたれないぞ、と思い、気を引き締めてドイツへ向かいました。しかし、ドイツに到着した日、早速盗難に遭いました。駅で切符を買っている時に、現金を取られてしまいました。途中まで追いかけたのですが、トラブルに巻き込まれてトレーニングに支障がでることは避けたかったので、諦めることにしました。そこから、何があっても「元気な身体さえあればOK」と思うことにしました。


また、競技場からアパートに帰るためにトラムに乗っていると、車との衝突事故に遭いました。車は大破、煙が上がっていました。交通事故に遭ったのは初めてのことで少し動揺しましたが、他の乗客についていき、別のトラムに乗り換えて帰宅しました。「なんで自分の乗ったトラムが…」とも思いましたが、何はともあれ怪我なく帰って来られて良かったです。


さらに、転戦でチェコに行った際、前日練習に行くために、ホテルのロビーで海外の選手と待ち合わせして、試合会場に向かう約束をしました。しかし時間になってもその選手が来ませんでした。しばらく経って部屋に迎えに行くと「今日は寒いから練習はやめた。」と。まぁいいかと思い、一人で大会が準備してくれたタクシーで向かいました。「ここが会場だよ」と降ろしてもらい、中へ。しかしここは試合会場ではありませんでした。その後もいろいろとあり、10分ほどで着くはずが、2時間以上もかかってしまいました。気持ちを切り替えて練習し、ホテルに戻ると部屋の電気がつかない…。フロントで修理をお願いしたのですが、「あと1時間待って」と言われ続け、結局その日は携帯電話の懐中電灯で一夜を過ごすことになりました。
 

心がいっぱいいっぱいになった時に見上げた空。透き通った青さに、胸がジーンとしました。

 

心の変化。

 

その他、税関からの呼び出しや財布の紛失(これは私の不注意です。警察で事情聴取を受け、数日後に届きました)などもあり、これまでで一番ハプニングが多かった遠征でした。

 

「なんで思うようにいかないんだろう…。」と感じることもありましたが、自分中心に世界は動いていないことや、「思うように」というのは自分の勝手な都合だったことに気がつきました。それから肩の力が抜けて、小さなことに心が消耗しなくなったように思います。

 

また、自分一人で何ともならないときは、周りの人の助けを借りることも大切だと学びました。さらに、心が折れそうになったときは、神撫会東京支部Face to Faceの卒業生紹介を読みました。逆境も乗り越えて、信念を持って挑戦して、成果を残されている姿を見ると、自分も頑張ろう!というエネルギーが沸いてきました。海外で活躍されている方もたくさんいるので、連絡をして相談に乗っていただいたりもしました。とても心強く、改めて、長田の繋がりに救われました。
 

税関で順番待ち。無事に日本からの荷物を受け取れました。


元気な身体で再始動
 

ドイツから帰国後は、気持ちも一層高まり、早くトレーニングしたい気持ちでいっぱいでしたが、身体のケアをしたり、病院でメディカルチェックを受けたりして、まずは回復に努めました。健康な身体があっての挑戦、ということをこれまでの経験で痛感したためです。神戸にも帰省し、長田高校生からもたくさんパワーをいただきました。大腸カメラなどの検査も問題なく、疲労も取れたため、今は4月からのシーズンに向けてトレーニングを再開しています。また、試合のスケジュールが決まりましたら、お伝えします。

今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

現役長田高校生と。やはりここが私の原点です。
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