クラウドファンディング開始！！「黄金のペットボトル」とはなんぞや？その１

こんにちは✨✨

黄金のペットボトル研究家アーティストの木村晃子です❣️

11月6日からかねてより準備を進めておりました、クラウドファンディングが開始されました⚜️

開始1日で、日頃お世話になっている方々からのご支援をいただきました！とても嬉しいです💋

ありがとうございます！

 

 

 

コロナ渦中の巣篭もり需要により増えた「宅配サービス」

 

「ポチって寝て起きたら届いている！」

そんな便利な日本の宅配サービス。私も日用雑貨や画材道具をオンラインで購入し、届けてもらっている一人です。

 

 

 

便利で敏速な宅配の副産物が、地方の道路には落ちています。

 

それが…

 

 

「黄金のペットボトル」

 

尿入りペットボトルの不法投棄のことです。都心では見かけることのない特殊なもの。

 

こんなふうに、道路脇の草むらに投げ捨てられているものを見かけます。（写真：福島県須賀川市勢至堂峠）

 

他にも、トイレポイントがしばらくない国道、架橋下、高速道路の道脇でも見られます。

 

この問題を人に話すときにまず、これを見たことがあるかを問うのですが、

 

ほとんどの人がその存在すら知らず。。。

 

 

最近、それらが大量に破棄された高速道路の状況が取り上げられたことで注目が集まっています。

ネット記事のコメント欄を覗くと、

 

「最悪！人としてありえない行為。」

 

「トラックドライバー のモラルの問題！」

 

「厳罰化を望む！許さない！」

 

ドライバーへのヘイトのコメントで溢れかえっていました。

 

黄金のペットボトル問題を知り、取り掛かった際、

憎悪の気持ちがエネルギー源でした。

 

「美しい自然にこんな汚いものを捨てるなんて最低！」

 

「人間を人間たらしめるものであるモラルが無いなんて！彼らは一体何なんだ！？」

 

「許せない！許せない！許せない！」

 

怒りと憎しみの気持ちのまま、調査を開始。

黄金のペットボトルの実態を探るために、不法投棄多発地域でのゴミ拾いや、ドライバーに取材を重ねました。

その結果、

ドライバーのモラル欠如だけが原因。それは間違っている！！！！

 

という事実が明るみになってきました。

 

黄金のペットボトルが出来てしまう原因は

 

・大型トラックが駐車可能なトイレの不足

・急な停車が迷惑になってしまう大型トラック運転手の配慮

・セルフネグレクト

・トイレ休憩さえままならない過酷な労働環境

・尿入りペットボトルの処理方法がわからない

 

など…

 

 

 

一本一本、発生した原因や背景が異なるのです。

黄金のペットボトルには、非常に複雑な事情が含まれています。

 

多くのトラックドライバーが安全運転を心がけています。

「モラルがない」と一括りにされる現状に対して、不満を訴える方もいます。この状況がずっと続けば、ドライバーへの悪い偏見が定着し、ヘイトが増してしまいます。

 

 

問題を表面的に考える場合は「感情」で行動し、表現します。

アートにおいても、感情は大切なもの。私は感情を爆発させ日頃制作しています。

 

しかし、感情のまま作品制作し披露することは

誰かを深く傷つけ、ヘイトを向ける行為にも成り得ます。

 

この問題を、アートを交えて解決したいと思い立ったとき

 

「誰かを傷つけるような表現は望んでいない」

「ユニークでハッピーな活動を展開したい」

 

私は、楽しみながら問題を解決していきたいのだと気づきました。

 

そのためには、問題を深層的に捉えていく必要があります。様々な視点から調査・分析し、より多くの人に認知してもらうことを目指しています。

 

今回の映画制作では、リサーチに力を入れています。フィクションドキュメンタリーということもあって、

「フィクションをドキュメンタリーのように見せる」ために状況設定にこだわりを持っています。

 

活動報告では、それらのリサーチの結果を皆さんにお届けしたいと思っています。

 

活動報告を全て読み終えた頃には

 

 

何気なくいつも通っている道路で発見して

「あ！！！！！あったあった！！！！」

 

と声を出してちょっとテンション上がること間違いなし！