ごしごし福島基金~郡山市の幼稚園プール開きのための除染活動~

ごしごし福島基金~郡山市の幼稚園プール開きのための除染活動~

支援総額

1,514,000

目標金額 1,250,000円

支援者
236人
募集終了日
2012年7月10日

    https://readyfor.jp/projects/goshigoshi-fukushima?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

今すぐ除染したいけれど、手が届いていないところ。

 

ごしごし、きれいにしていきます。

 

「ごしごし福島基金」第1回の除染は、

郡山市の幼稚園のプールびらきを応援します。

 

柴宮幼稚園の屋上プールで遊ぶ子どもたち(震災以前の様子)

 

 

今福島県では、政府や自治体による除染がはじまっています。でも、今すぐにはその手が届かないところもあります。待てばいつかは除染されるのかもしれない。それを待つのではなく、今もそこに住んでいる人たちがいる以上、すこしでもいいから動いていこう、それがこの「ごしごし福島基金」です。

 

放射線物質は、目に見えないけれど、かたちあるもの。
かたちのあるものだから、必ずかきあつめることができるはずです。

 

はじめまして、「ごしごし福島基金」代表の並河進と申します。

昨年の東日本大震災以降、宮城県を中心に、避難所に絵本を届けたり、子ども向けの支援活動を続けてきました。また、2011年3月11日に被災地で生まれた子どもたちの存在を知り、「ハッピーバースデイ 3.11」という本も出版しました。

そんな中、ずっと気になっていたのが、福島県で今も暮らす小さな子どもたちのことです。でも、放射線の問題は難しそう、目に見えないからどうしようもないもの、そう感じ、尻ごみしてしまっていました。でも、偶然、福島で除染活動を続けているEARTHという会社の人たちと出会って、話を聞くと、考え方も活動もとてもシンプルでした。
「放射線量が高い地域に、現在も住み、これからも住んでいる人たちがいて、その人たちのために、少しだけでもいいから、放射線量を下げたい」

ただそんなシンプ ルな想いで、「放射線量の高い原因は、放射線物質と呼ばれる塵のようなものが散らばっていて、それをどうかき集めるか」というシンプルな工夫を続けていま した。

 

僕が希望を持てたのは、放射線は目には見えないけれど、放射線物質は確かにかたちのあるもの、というところです。かたちのあるものだから、必ずかきあつめることができるはずです。「ごしごし福島基金」の活動は、過去に例のない活動です。間違えること、うまくいかないことも、いっぱいあるかもしれない。でも、動き出さないと、間違っ ていることにすら気づけない。だから、まず動き出そう。そんな想いを持つ仲間たちが集まって、2012年5月4日「ごしごし福島基金」を立ち上げまし た。

 

 

 

去年、プールに入れなかった園児たちを、
今年、プールで遊ばせてあげたい。

 

今回の除染活動は、「ごしごし福島基金」の活動第1回目にあたります。
除染場所は、福島県郡山市柴宮幼稚園の屋上プールに決めました。小学校のプールの除染は市が行っていますが、幼稚園のプールの除染までは今年行われる予定がなく、現状ではプールびらきができない状態です。また、プールは平らなコンクリートでできており、チリとなった放射線物質が入りこむ場所がないので、正しく除染すれば、放射線量が効果的に下がることが期待できます。幼稚園の園長先生、保護者のみなさまとお話しして、「ぜひ除染していただきたい」とお願いされました。

現在、プールの空間線量を測定すると、最も高い場所で約0.5マイクロシーベルト/毎時です。郡山市が実施している小学校でのプールの除染では、0.23マイクロシーベルト/毎時以下を基準にしているので、その基準以上の数値です。今回の除染では、0.23マイクロシーベルト/毎時以下にすることを目標に、限りなく低い数値を目指します。

※除染後に再度放射線量を測定し、その結果を元に、プールびらきをするかは幼稚園が最終判断します。

 

今回の除染はたった一つのプールかもしれません。でも、今回の除染を成功させることで、第2回、第3回と続けていきたい。そして、「ごしごし福島基金」の輪を少しずつ広げていきたいと思います。

 

大事な大事な最初の一歩への応援、なにとぞ、よろしくおねがいいたします。

 

(除染実施予定の柴宮幼稚園の屋上プール)

 

実施場所:
福島県郡山市 柴宮幼稚園 屋上プール (園児数331)

除染実施日:
7月上旬の 2~3日間。

 

「ごしごし」除染の方法:
1 飛散防止式の高圧洗浄機で汚染された表面を洗いながら、同時にバキュームシステム にて汚染水を吸引していきます。(放射線物質の飛散を防ぐため)

2 放射線量の測定を随時行いながら、1の作業を繰り返し最大限除染します。

3 集めた汚染水には特殊な沈殿剤を入れて、浄化水と放射性物質に分離させます。浄化 水に関しては精密検査を行い基準値以下であることを確認します。放射性物質に関しては 遮蔽容器にて適切に保管します。

4 除染完了後は放射線量を10ポイント以上の箇所で測定し、事前事後の評価を行います 。

 

すべての作業は、震災以降、福島県で除染活動を続けている株式会社EARTHの専門のスタッフ5名~8名と共同による「GOSHI GOSHI  FUKUSHIMA」チームが、が2~3日間かけて行います。その様子は、「ごしごし福島基金」HPで報告いたします。

 

資金の用途:
皆様から頂いた資金は、福島県郡山市 柴宮幼稚園 屋上プールの除染費用(高圧洗浄費、汚染水処理費、放射線量測定費)とプロジェクトの運営実費にあてさせていただきます。
※放射線物質が飛散しないように、高圧洗浄機でバキュームカーに吸引しながら除染するため、これだけの費用がかかってしまいます。ご理解いただければと思います。
目標金額を上回った場合は、第二回以降の除染活動に使用させていただきます。

 

引換券について:
*サンクスレター・・・「ごしごし福島基金」のキャラクター「あらいぐまゴシロー」からの感謝状です。

*スペシャルサポーターとしてウェブに記載・・・ご希望の方はウェブサイトに、スペシャルサポーターとして、お名前(ニックネームも可)を記載いたします。

*ステッカー・・・「ゴシロー」のかわいいステッカーです。


*おきあがりゴシロー・・・福島県の名産品「おきあがりこぼし」のゴシローバージョンです。倒れても何度でも起き上がる「おきあがりゴシロー」に、僕らの気持ちを込めました。

*おきあがりゴシローファミリー・・・おきあがりゴシローとそのファミリーたちのかわいいセットです。

 

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/goshigoshi-fukushima?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

コピーライター/世話人。数多くのソーシャルプロジェクトの立ち上げを手掛ける。「ハッピーバースデイ3.11」「助けあいジャパン情報レンジャー」

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/goshigoshi-fukushima?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

1,000+システム利用料


alt

サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載

支援者
40人
在庫数
制限なし

3,000+システム利用料


alt

サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載+ステッカー

支援者
118人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


alt

サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載+ステッカー+おきあがりゴシロー

支援者
67人
在庫数
制限なし

30,000+システム利用料


alt

サンクスレター+スペシャルサポーターとしてウェブに記載+ステッカー+おきあがりゴシローファミリー

支援者
15人
在庫数
制限なし

プロフィール

コピーライター/世話人。数多くのソーシャルプロジェクトの立ち上げを手掛ける。「ハッピーバースデイ3.11」「助けあいジャパン情報レンジャー」

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る