プロジェクト終了報告
9月から応募を開始し、10月には目標を達成して活動をしてきた本プロジェクト、
【磯焼けで砂漠化する五島の海を、魚醤油で守りたい】が
本日を持ちまして無事終了いたしましたことをご報告いたします。
ご支援をいただきました皆様には支援だけでなく、
プロジェクト期間中も温かなメッセージや応援をいただきましたことも含めまして
改めて心から感謝申し上げます。
【結果報告】
新着にて活動報告をさせていただいておりましたが、ここで改めて
プロジェクトの全容を報告いたします。
・9月9日 五島の醤プロジェクト・クラウドファンディングのスタート
・9月23日 長崎新聞掲載
・9月29日 プロジェクト目標金額達成
・10月9日 プロジェクト支援の応募終了
・10月11日 五島の醤発売日
・10月~12月 返礼品のご送付
・10月中旬~下旬 ドキュメンタリー打ち合わせ
・10月30日~11月中旬 ロケハン取材
・11月~2月 編集期間、及び島内学校への授業のお願い・打ち合わせ
・2月26日 地元中学校にて授業の実施
支援金額は1,151,500円
その30%となる約34万円をプロジェクト活動費に充てさせていただきました。
資金の主な使い道は「五島の磯焼け問題につて学ぶことのできる映像作成」です。
授業の実施にかかった費用につきましては、
今後も五島の椿㈱の事業の一環として取り組んでまいりますので、
当社経費とさせていただいております。
今回は水中撮影のできる磯焼けや海洋環境問題、我々の想いに賛同して下さった
ビデオグラファーのMuro氏に撮影から編集までを依頼しました。
魚突き師の間でも「五島の海は難しい」と言われるほど、
様々な海流が入り混じる激流の五島の海を潜って撮影し、
さらには企画から編集までを担っていただきました。
ロケ期間は2週間強。Muro氏は石川県から来ていただいており、
長期にわたり五島で生活をするようにして取材をしていただきました。
映像作品はこちらです。
ご覧いただきましたらわかりますように、
映像一つ一つのクオリティしかり、
番組の構成など11分の中にありったけの想いと海の様子が込められております。
実際のところ、製作費自体はクラウドファンディングの支援金を上回っていたのですが、
その分は本プロジェクトに賛同いただきましたYoutuberグループ「お魚わっしょい」さんに映像作成費として寄付をいただいております。その点も改めてご報告させていただきます。
(お魚わっしょいさんから支援いただいた経緯をまとめた映像はこちら➡https://youtu.be/jfo0n0F5og4 )
本映像作品はご支援者の皆様だけでなく、五島列島の島民のみなさんの協力と
またプロジェクトに賛同くださった多くの皆様のご支援によって制作することができました。
【ドキュメンタリー「”五島の醤”にかける熱き想い~磯焼けから海を守れ~」について】
ドキュメンタリー番組の完成は、実に授業の直前。
何度も何度も、打ち合わせをし、妥協なく修正をお願いしました。
(その折、Muroさんには大変お世話になりました)
金澤さんにも何度も視聴をお願いし、
チーム五島の醤の総力を挙げた番組が完成致しました。
そして授業当日。
詳しいレポートは一つ前の新着情報にて公開しておりますので割愛させていただきますが、生徒のみなさんは食い入るように映像を見てくれました。
皆様、ぜひ授業レポートの記事もご覧いただけますと幸いです。
生徒さん直筆の感想も一部載せております。
『プロジェクト活動報告 授業レポート』➡https://readyfor.jp/projects/gotono-hishio/announcements/163291
また、ドキュメンタリーに出演いただきました五島列島の素潜り漁師の簗脇さんにも
映像をみていただきました。
視聴後、
「私の思っていたこと(磯焼け/五島の漁業に対する思い)や願いも込められている番組になっています」
とお話した簗脇さんのその目には熱い想いがにじんでました。
五島の海の中をその目で見、磯焼けのまさに最前線でガンガゼ(ウニ)の駆除を行ってきた素潜り漁師のみなさんの
その切実な思いと願いも番組にできたと、ほっとするような、、、一層身の引き締まるような思いです。
現在ドキュメンタリーはYoutubeに公開しておりますと共に、五島の醤をご購入のお客様に見ていただけるようにと
商品パンフレットと共に特製カードを作成し、気軽に見ていただけるようにしております。
約半年間にわたり行ってまいりました本プロジェクトが、
この度一つの区切りとなりました。
しかし、何度も申し上げている通り、五島の醤プロジェクトに終わりはなく、こちらのドキュメンタリーを使った授業を五島列島内の各学校でもぜひ実施してく所存です。
さらに、いよいよ我々がこの商品をいかにして販売していくか、売り上げを伸ばしていくかが大きなポイントになってまいります。
また、五島の醤だけでなく、今後も五島の海洋資源を守ることに繋がるような商品を
金沢鮮魚の大将・金澤さんが日々研究開発を進めております。
五島の醤プロジェクトは、皆さまの想いも共に、これからも活動してまいります。
「五島の醤」「金沢鮮魚」「五島の椿㈱」への注目もさることながら
引き続きご注目いただけますと幸いです。
最後になりましたが、
新着情報の更新やプロジェクトの運営を担当しておりました営業企画課の小瀬・吉濱より
本プロジェクトを半年間、皆様と歩みながら進めていけたこと、くどいようではありますが、改めて御礼申し上げます。
皆様、誠にありがとうございました。