タイ国バンコクの保護犬が安全にお散歩出来る緑地ドックランを確保！

🐕ご挨拶🐕

はじめまして！私は、タイ国はバンコクにおいて初めて日本人として、保護犬の私設ホームGreen Tails (グリーンテイルズ)を立ち上げ運営しております岡崎奈津子と申します。ご縁があって2002年当時、人道的地雷除去の特殊NPO活動でタイに赴任した事がきっかけで、その後も長くタイ現地の路上犬の保護に携わってきました。

フォスターホームGreen Tails

犬の保護(レスキュー)歴は2002年から20年に渡ります。タイの保護犬の私設フォスターホームは2013年から10年間自費運営しています。

現在約15匹の保護犬達が海外から集まったボランティアさんたちのお世話のもと平和に暮らしています。

ホームのコンセプトは、シェルターでは十分に与えられないクオリティオブライフを24時間人間と共に暮らすお家の環境で十分な愛情とリハビリ、ホームナーシングケアを提供する、こと。

フォスターホーム設立目的は、行き場のない保護犬、老犬、障害犬、問題行動犬の居場所の確保でした。これまでに通算200匹を超える犬のお世話をしてまいりました。

保護された犬達のために、海外の里親探しをコーディネートし、タイ国内では難しい年齢2歳以上の保護犬達の幸せな将来の家族を欧米に見つけるお手伝いをしています。

里親が見つからない厳しい条件の犬たち(病気、障害、老犬、問題行動など)は、このホームを終生の住処として幸せに過ごします。

国際動物保護団体からの訪問

2023年4月には、国際動物保護団体の1つであるNetwork for animals の視察訪問を受けました。

このように小さな私設の犬のホームを評価して頂き、ご支援まで頂戴いたしましたことに大変に励まされ、今後もグローバルな視野で犬たちを助けていきたいと決意した次第です。(参考)Network for animals

 

 

 

 

 

View this post on Instagram

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A post shared by Network For Animals (@network_for_animals)

 

 

🐕プロジェクトを立ち上げたきっかけ🐕

タイの犬達って幸せ？

微笑みの国タイランドと言うキャッチフレーズとは裏腹に、首都バンコクの路上の犬たちは、暑い気候の中ご飯を探して、大雨の中でもずぶ濡れで生きているような、まだまだ動物愛護が行き届かない国です。

虐待や違法に食肉用されてしまうショッキングな悲劇も存在します。

バンコクはソイと呼ばれる路地が細くあちらこちらに細かく作られているのですが、路肩の舗装も酷く、ゴミも多い清潔とは言えない道路脇を、犬達は行き交うバイクや車に神経質になりながら散歩するしかありません。

緑の公園などがあっても、犬立ち入り禁止の札が立っています。都会の中では限られた場所の有料のドッグランが数ヶ所のみ。車で郊外まで出かけないと広々した遊び場もありません。そのためか、犬を飼っている現地の方々は、ほとんどお散歩をせず、犬だけを外に放したりすることも多く、犬の交通事故が絶えません。

 

https://youtu.be/vyo4vFqkN1M?si=zov3WXX7FKXeyk6_

 

私の運営する保護犬フォスターホーム、グリーンテイルズは、バンコクの中心から15キロほど離れたラプラオという住宅街にあります。緑地もほとんど無いエリアで、細い路地まで車やバイクが行き交い、犬達のため安心してお散歩できる場所がほとんどありません。

2023年になり、散歩の途中にあった僅かな緑地2か所が両方とも売りに出されました。

ブルドーザーで木々は倒され整地工事が入り、柵で入れなくなってしまいました。

草の匂いを嗅ぐ、楽しみもなくなり、お散歩の楽しみも半減してしまっています。

追い討ちをかけるように10年間賃貸しております現在のフォスターホーム施設のお庭の敷地境界問題が発覚しました！近々に庭のフェンス移設のため、日陰をつくっていた美しい樹木を全て伐採される事態に．．．。

　今後の工事で今のお庭の半分の面積を失う事になってしまいました。。。。犬達のオアシスだったお庭での楽しみさえも半減です。

私の保護している犬たちのほとんどは、障害のある車椅子の犬、そして高齢犬や神経質な問題行動犬です。

お庭でリラックスしたり、お散歩をのびのびする事は、犬たちの精神的なストレスを緩和し、体力や筋肉を保持して、健康で長寿をしてもらうためにも大変に重要です。

このままでは、犬たちの健康にも影響が出そうで大変心配しております。

🍀偶然にもチャンスが🍀

そんな折、整地の終わった空き地を通りかかった時、偶然に土地のオーナーと言う女性にお会いし、お話をする機会がありました。そして私の保護犬プロジェクトについて知っていただき、我が家を見学頂けました。

会話を続け、この空き地をなんとか緑地に保持できないかと言うお話になりました。そのオーナーは、ご主人の遺産を維持するために、駐車場にしようと思っていたそうです。

🌲犬達のために安全な緑地を🌲

私は、周辺には犬たちが安心して散歩できる場所がなく、駐車場になってしまうのは残念だと言う旨をお伝えしたところ、椰子やマンゴーの木を植えて節税対策の一方、賃貸にすることも可能だという事を知り、犬たちのために利用させてもらう場合、どれぐらいの費用が必要か伺いました。この辺は土地の高騰が激しく、通常は空き地のまま保管する場合、樹木や果樹を植えて節税対策を行うようです。

またはアパートメントや駐車場にして収益を得るようです。

 

チャリティーで犬とリラックスできる緑地スペースにして、地域の方々のためにも開放する事ができれば素晴らしいと思うと提案をしましたら、何と相場の半分位の値段で賃貸をしてくださると言うお申し出がありました。

相場との差額は、土地のオーナーがご厚意ででカバーすると言う形で値引きしてくださるご提案です。

 

ところが私のプロジェクトは、現在の私設ホームの経費や獣医費用だけでも年間400万円円という大変な金額をやりくりしており、とてもじゃありませんが、ドッグランまで手が回る余裕がありません。

でもこのまま諦めてしまえば、犬たちはほとんどお散歩の楽しみを奪われたまま、人も犬もリラックスする緑地がなく生活していくことになります。

そこで、私は保護犬達のために緑地を確保すべく、思い切ってこのクラウンドファンディングに挑戦させていただくことにいたしました！

(画像参考イメージ)

もしこのクラウドファンディングで皆様からのご賛同とご支援をいただくことが可能であれば、このチャリティードックランへのチャレンジを成功したいと切に願っております。

どうぞご支援のほど、心よりお願い申し上げます。

 

▼プロジェクトの内容

1600平米の空き地を賃貸し、植林し緑地に整備保持し、保護犬のためにチャリティードックランスペースとして使用します。ボランティアにて運営いたします。

 

賃貸条件：2年契約後、都度延長

保証金特別無料、賃料(値引き)

-ドックランとして利用のために必要な整備費の確保-

安全のために適切なフェンスを設置します。

水道電気の敷設、必要な部分へのタープやルーフ設置。

 

ご支援いただいた資金は、下記の用途に使用させて頂きます。

[2年契約の土地賃料]

200万円(約48万タイバーツ)

[フェンス、ルーフ、ガーデン、電気水道設備設置]

184万円(約45万タイバーツ)

[その他プラットホーム手数料＆税金]

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

保護犬のお散歩のための日常の利用のほかに

ドックレスキューやチャリティーのためにもフリースペースとしての利用に提供したいとおもいます。

例えば、

-レスキュー犬の訓練の場

-ワンちゃん達と地域住民やサポーターとのふれあいの場

-アドプションイベントの場

(ドックラン写真は参考イメージです)