あなたのままでいい。子どもに自信をつける療育を届けたい！

 

子どもたち一人ひとりに合わせた療育ができる
放課後等デイサービスではない場所を作りたい。

 

ページをご覧いただきましてありがとうございます。荒池紗智子です。これまで放課後等デイサービスで、5年間、児童発達管理責任者 兼 管理者として勤めています。

 

放課後等デイサービスとは発達障がいのお子様が、人との関わり方や勉強の仕方、遊び方などを楽しく正しく学ぶ場所。子どもたちの素直な心、元気な笑顔に出会える場所と言ってもいいかもしれません。そんな場所で元気をもらい、癒されてもいます。

 

しかし、認可の仕組みの中で運営を続けていく中、サポートする児童に対してのスタッフの人手が追いつかず、または専門的な知見がないために必要とされているサポートを提供できていない事も…。悔しく残念な現実と向き合ってきました。

 

そこで、来年3月に児童もスタッフも少人数制にこだわり、学校や地域でのお友達と円滑に関わるスキル「SST」をはじめとした、児童一人ひとりに合わせたサポートができる教室を新設しようと決意。

 

しかし、新教室のオープンには350万円ほどの資金が必要で、自己資金では足りず、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。「発達障がいの子ども達が、地域社会で生きていきやすくなるように、その子に本当に必要なスキルを学んで欲しい。」そんな願いを込めた新教室のオープンにご協力をお願いいたします。

 

 

 

5年間、認可内の放課後等デイサービスに勤めていました。
しかし、実際の現場では、必要とするサポートができない事も…

 

療育アフタースクール・フリースクールを始めようと思ったきっかけ。それは私の娘が中学時代に登校を拒否した経験にあります。

 

転校後、「学校に行きたくない…」と訴えた娘。私の娘は、幸い早い時期にSOSを出せました。だから学校へアクションを起こせました。熱心な担任の先生のおかげで、娘も私も「信じて登校できそうかな」と前進できました。

 

でも、それを言えないお子さんだったらどうだったんだろうか？

障がいを持っていて、うまく自分のことを伝えられないお子さんだったら？

 

娘のように辛い体験をしてしまう子どもたちをもう見たくないと、フリースクール・療育アフタースクールで働き始めました。

少しでも子ども達が「自分で良いんだ！」「楽しいな！」「やれば出来る！」そんな風に思ってもらいたいと願いながら働いていました。しかし、私自身も「先生！」と声を出して呼んでくれたのに、「ちょっと待ってね～」の繰り返し。結局、帰宅時間に…。

 

「きっと聞いて欲しい事があったはずなのに。勉強で分からない所があったかもしれないのに。」「届けた声に応えてもらえなかった子どもたちは、どんな気持ちで待っていてくれていたのか…待っても来てもらえず帰宅時間を迎えて、どんな気持ちだったのか…」と考えたら「何をやってるんだろう」と自責を繰り返してきました。

 

実際の療育の現場では、本当に必要とするサポートをできない事が多すぎました。他の現場でも、児童に見合ったスタッフ人材を確保できていない事や、スタッフ自身の「発達障がい」に対する知識や技能を持ち合わせていない事もあります。

 

それなら、誠実な「療育」が出来る場所を自分達で作ろうと、このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

少人数制にこだわり、専門知識を持った2人で
サポートする新教室を開きたい！

 

一人ひとりに合わせたサポートを行い、お子様に自信を持っていただくための療育アフタースクール・フリースクール、その名も「GROW UP」。新教室の立ち上げに向けて私たちが大事にしていることは2つあります。

 

まず一つ目が少人数制であること。

発達障がいをもつ子どもの中には、周囲の雑音などが原因でなかなか療育に集中できないこともあります。そこでスタッフ2名に対して、児童の数を最大4名で療育をしていきます。

 

大人数でザワザワしていない少人数で学びやすい環境を作り、子ども達と丁寧に密に関わる事で、得意や強みを「自信」へと繋げていきます。

 

そして2つ目が「SST」というトレーニング。

「発達障がい」によって学校で友達と上手く関われない事で自信を失ってしまったり、笑顔が減ってしまう子ども達を見てきました。

 

SST（ソーシャルスキル・トレーニング）とは、社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練のことを指します。

SSTを学ぶ事で、仲良く遊べたり、学校に行く事が楽しいと思えるようになる可能性があります。又、学校の授業で言うと、「AD/HD」による特性で注意がそれたり、離席してしまったりするけれど、どうすれば勉強しやすくなるのか、集中して授業を聞けるかなど、個々に見合ったアプローチをする事で、勉強への苦手意識が少なくなり、授業が苦痛で無くなる効果を見込めます。

私達はコミュニケーション指導者・小児SSTの資格を持っています。「SST」を毎回行う事で、友達との円滑で良好なコミュニケーションをとれるようにサポートしていきます。

 

 

 

 

得意や強みを見つけ、「自信」に変えられる療育で
子ども達の「生きていく力」を育てたい。

 

「発達障がい」は治らない。だけど、「療育」を受ける事で、生きて行きやすくなると信じています。

 

どう生きて行きやすくなるのか。常にそれを考え、安心した小さな教室で、一つ一つ積み上げていき、地域や社会での交流へと繋げていきます。

 

もちろんSSTだけではなく、一緒に勉強をしたり、お料理を作ったりもします。またお風呂も1人で入れないお子様には、入浴練習や脱いだ服を自分で洗う・干す・乾けばたたむ・タンスにしまうなど日常生活のことまでサポートできればと思っています。

いつか「学校」と言う小さな場所から飛び立ち、「社会」という広く大きな、そして時には冷たく厳しい場所でも、自分のままでいい、と自信を持って生きていける子どもたちを増やしていきます。

 

まだ始まったばかりの私たちの挑戦ですが、やり切る覚悟だけは持っています。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。