視覚障がい者単独歩行の支援装置開発に、より多くの声を聴きたい

視覚障がい者単独歩行の支援装置開発に、より多くの声を聴きたい

寄付総額

476,000

目標金額 400,000円

寄付者
42人
募集終了日
2021年1月6日

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プロジェクト本文

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▼(追加)ネクストゴールについて

 まずは100%のご支援ありがとうございます。コロナ禍にあって体験会を延期し、それに伴って日程を削減したにも関わらず、ご支援下さったことに感謝いたします。

 ネクストゴールとして、

  55万円

を設定し、ネクストゴールを達成した場合、体験会の日程を2日間から4日間に増やします。

当初ゴールから増加した15万円は、場所を借りるための施設利用料として使用します。

期間は短いですが、よろしくお願いいたします。

 

▼本プロジェクトについて

 視覚障がい者の方が白杖を使って歩いているのを見たことがありますか?

 以前私は、視覚障がい者の方は誰でも白杖が上手に使えると思っていたのですが、実は「普段通勤などで歩き慣れているはずの道であっても、毎回同じ場所で同じ電柱に肩をぶつけてしまう」、「考え事をしたり体調が悪かったりするだけで迷ってしまい、元の道に戻るのに何時間もかかってしまう」などの困難があり、白杖で一人で外出することが苦手な方もたくさんいらっしゃいます。

 そのような方もガイドヘルパーや家族と一緒に外出することはできるのですが、いつでも思い立ったときに一人で外出できるようになりたい、と強く願っておられます。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 私はロボット工学、メカトロニクス分野の研究者です。ロボット技術を応用した研究として、押して歩くだけで視覚障がいの方の単独歩行を案内する杖型ガイドナビの開発を始めました。

 簡単な試作機を作り自分たちで目隠しをして歩いてみると、想像していた以上に怖く、最初は恐る恐る歩くことしかできませんでした。視覚障がい者の方たちは、こんな状況で歩いていらっしゃるのだと実感しました。

 数回歩き、慣れていくうちにだんだんと普通の速さで歩けるようになりました。もちろん、仲間がすぐ近くで見守っていたことによる安心感もあったのですが、試作機の安全性を高めていけば、十分使えるようになると確信しました。

 

 その後開発を進め、2019年には十数名の視覚障がい当事者の方に協力いただき、営業中のショッピングモール内を案内する実証実験を行うことができました。

実証実験の様子
画像から実証実験で受けたインタビューへリンクしています


 

 参加してくださった方からは「道案内機能はわかりやすかった」「気を抜いて歩けるのはうれしい」「普段は壁や点字ブロック伝いに歩いているので、道の真ん中を風を切って歩くのは面白かった」「早く実用化して欲しい」などの声をいただいています。

 


 その後いくつかのメディアでも紹介いただき、当事者の方から「体験してみたい」との声をいただくことが増えてきました。

 しかし、我々研究グループのメンバーだけでは人手が足りず、お待ちいただいているのが現状です。

そこで今回、クラウドファンドを活用し4日間で最大50人から80人程度に体験いただける体験会を企画することにしました。多くの当事者の方からご意見をいただくことは、これから開発を進めていく上で非常に重要であると考えており、装置の実現に向けて大きな一歩となります。

 

▼プロジェクトの内容

 

 これまで開発して来た車輪付き杖型ガイドナビの体験会を開催します。体験会では車輪付き杖型ガイドナビの自動案内モード、遠隔ヘルパーモード、などを体験していただき、いただいたフィードバックを装置の改良に生かします。体験会は京都府精華・西木津地区の、けいはんなオープンイノベーションセンターで2021年1月18日から21日の4日間開催する予定です。会場が広く、一度にたくさんの方が入場したりはしませんので、密閉、密集にはあたりません。密接に対しては機器の消毒やマスク等で対策して行います。ただし、今後の感染症の流行によって、日程が延期される可能性があることをご了承ください。

 体験会に参加いただく方は、<このクラウドファンディングに出資したかどうかとは関係なく別途募集>します。詳細については、このページの新着情報や、作成中のWebページ(https://www.guidecane.jp/)でお知らせしていく予定です。

 

 車輪付き杖型ガイドナビ装置の作成や実験場所を借りるための資金は別途調達済みであり、

今回のクラウドファンドでは、運営にかかる費用を支援していただきたいと考えています。当初の目標金額を達成し、それ以上のご支援をいただいた場合は、装置を改良したり、体験会の開催日数や参加できる人数を増やすために活用させていただきます。

 

 用途内訳 (ご支援40万円の場合)

  研究補助謝金(運営に関する人件費)19万円

  寄付証明書送料            3万円

  Readyfor手数料            5万円

  早期入金オプション             3万円

  大学間接経費             5万円

  諸経費                5万円

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン


 体験会においていただいたご意見を反映しながら装置を改良し、場所限定や人数限定などの状態で少しずつテストリリースしながら実用化につなげていければと考えています。大阪・関西万博にデモ出展することも目指しています。

 当事者の方からのご支援も大歓迎です。

 

▼車輪型杖型ガイドナビ装置について

 車輪付き杖型ガイドナビ装置は、杖の先に車輪がついた形のロボットで、利用者が歩くのにあわせて自動的に車輪のステアリングを切って道案内する装置です。装置が道を覚えていて、センサで衝突の危険を察知し、ステアリングとブレーキだけを行います。装置自体に進む機能は無く、歩くのはあくまでも利用者本人です。遠隔地からヘルパーがカメラ映像を見ながらロボットを遠隔操作するモードも開発しています。

 すべて装置が行うのではなく最小限度の支援を装置が行い、本人の能力を最大限使ってもらいながら、利用者と装置が協力しながら歩く、をコンセプトに開発しています。

杖型ガイドナビと今津
杖型ガイドナビ装置

 

税額控除について

 大学への寄付の形になりますので税制上の優遇措置の対象となります。詳しくはリンク先などの一次情報を必ずご確認ください。

 

【個人の方】

税制上の優遇措置を受けるためには確定申告による手続きが必要となります。なお、本学が発行した寄附金受領証明書は確定申告時に必要な書類となりますので、大切に保管してください。

 

▶︎所得税

所得税法第78条第2項第2号により、総所得金額等の40%を上限とする寄附金額について、2,000円を除いた額が所得額から控除されます。

【参考】寄附金控除による所得税の軽減額

 

大阪市立大学HP» 大阪市立大学夢基金 » 個人の方 のページより引用(https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/fund/xbtf2s/igkn8b)

 

所得税の税率・控除額は所得金額により異なります。詳しくは、国税庁タックスアンサーでご確認ください。

 

▶︎個人住民税

大阪府にお住まいの方は、寄附金額(総所得金額等の30%を上限とする)に対して、税額控除が受けられ、下記の通り翌年の個人住民税額から控除されます。

大阪府(大阪市・堺市を除く)にお住まいの方は
〔寄附金額-2,000円〕×4%に相当する額(大阪府:4%)
大阪市にお住まいの方は
〔寄附金額-2,000円〕×10%に相当する額(大阪府:2%+大阪市:8%)
堺市にお住まいの方は
〔寄附金額-2,000円〕×2%に相当する額(大阪府:2%)

詳しくは、各リンク先でご確認ください。

 

【法人の方】

法人税法37条第3項第2号により、全額を損金算入することができます。
詳しくは「文部科学省 寄附金関係の税制について」をご覧ください。

 

 よろしくお願いいたします。

 

 

【プロジェクト終了要項】

開催日時    
2021年1月18日から21日

開催場所    
けいはんなロボット技術センター

主催者    
大阪市立大学機械力学研究室 今津篤志

イベント内容    
開発中の視覚障がい者単独歩行支援システムの体験会を開催する。

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プロフィール

今津 篤志(大阪市立大学 機械力学研究室) ロボティクス・メカトロニクスを専門に、人間機械協調やマルチコプターの研究をしています。博士(工学)

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ギフト

3,000


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【体験会開催を支援】

■ 御礼のお手紙をお送りします。
■ 寄付証明書

寄付者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

10,000


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【体験会開催を支援】体験会レポートを送付します

■ みなさんのご支援で実現した体験会のレポートをお送りします(PDF)

■ 御礼のお手紙をお送りします。

■ 寄付証明書

*開発レポートは、1年の開発後にまとめてお送りいたします。そのほかのものは、順次お送りいたします。

寄付者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

15,000


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【触れる小型模型コース】

■ 3Dプリンタで作成した小型模型をお送りします。基本的に当事者の方にお届けできればと考えています。

・模型なので動作はしません
・現状の試作機の模型であり、実用化時の実機は異なるデザインになる予定です。
・一辺10cmの立方体くらいの大きさになる予定です。
・着色・塗装はされません。
・PLA素材で積層型プリンタで作成する予定です。

■ みなさんのご支援で実現した体験会のレポートをお送りします(PDF)

■ 御礼のお手紙をお送りします。

■ 寄付証明書

寄付者
3人
在庫数
17
発送完了予定月
2021年11月

30,000


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【体験会開催を支援】体験会レポートとHPにお名前を掲載(非掲載も選べます)

■ みなさんのご支援で実現した体験会のレポートやHPに支援者さまのお名前を掲載します(非掲載も選べます)
・掲載HPは現在作成中の https://www.guidecane.jp/ です。

■ 御礼のお手紙をお送りします。

■ 寄付証明書

■ みなさんのご支援で実現した開発レポートをお送りします(PDF)

*開発レポートは、1年の開発後にまとめてお送りいたします。そのほかのものは、順次お送りいたします。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

30,000


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【体験会の運営お手伝いを募集します】

■ 実施する体験会の運営(受付や場所移動のお手伝い、感想の聞き取りなど)をお手伝いいただきます。申し訳ありませんが今回は晴眼の方のみとさせてください。

*京都府精華・西木津地区の、けいはんなオープンイノベーションセンターで2021年1月18日から21日の4日間開催する予定しています。現地までの交通費は別途ご負担をお願いいたします。
*一口で一日分です。日程は調整させてください。
*大学を通じての依頼になるため規定の報酬をお支払いします(8千円程度)。報酬が不要と思われる方は、その分多くのご支援をお願いいたします。
*空き時間に装置を体験いただけるようにしますが、どのくらいの時間できるかはお約束できません。

■ 御礼のお手紙をお送りします。

■ 寄付証明書

■ みなさんのご支援で実現した体験会のレポートをお送りします(PDF)

*開発レポートは、1年の開発後にまとめてお送りいたします。そのほかのものは、順次お送りいたします。

寄付者
2人
在庫数
18
発送完了予定月
2021年11月

100,000


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【体験会開催を支援】体験会レポートとHPにお名前を掲載(非掲載も選べます)まとめてコース

■ みなさんのご支援で実現した体験会のレポートやHPに支援者さまのお名前を掲載します(非掲載も選べます)
・掲載HPは現在作成中の https://www.guidecane.jp/ です。

■ 御礼のお手紙をお送りします。

■ 寄付証明書

■ みなさんのご支援で実現した開発レポートをお送りします(PDF)

*開発レポートは、1年の開発後にまとめてお送りいたします。そのほかのものは、順次お送りいたします。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

プロフィール

今津 篤志(大阪市立大学 機械力学研究室) ロボティクス・メカトロニクスを専門に、人間機械協調やマルチコプターの研究をしています。博士(工学)

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