プロジェクト概要

 

日本で育ち、暮らしている「ハーフ」に対する社会の眼差しは時にきびしく、いじめや偏見を経験する場合もあります。しかし、全員に当てはまるわけではないポジティブなメディアのイメージがそれを隠してしまいます。

 

「ハーフ」や海外ルーツの人々について、当事者もそうでない方にも、その暮らし、経験、研究などを発信する、語らいのプラットフォームが必要です。同じ思いを共有する三人のチームメンバーで情報発信サイトを立ち上げます。

 

 

ハーフの母親を見て育ち、アイデンティティに悩みつつ、同じような経験をしている人の力になれたらと思い、「ハーフ」について研究してきました。

 

はじめまして、下地 ローレンス吉孝です。父親が秋田出身、母親が沖縄出身のハーフで、わたし自身はクォーターです。

 

「ハーフ」といえば、世間一般ではポジティブなイメージをもたれる場合が多いのではないでしょうか?英語が話せて、美人、かっこいい、国際性豊かで、裕福で…など。ですが、そのイメージはメディアなどによって作られた部分も大きいです。

 

実際に、私の母親はもう定年間近ですが、日本生まれ、日本育ちで英語はほとんど話せません。そんな母親が、未だに何度も「日本語お上手ですね」「日本に来て何年ですか」と言われるのを近くでみて育ったわたしは、自分のアイデンティティについて悩んだ時期がありました。

 

そうこうしているうちに、「実は日本には、母親やわたしのような経験をしている人がたくさんいるのでは」と思い、「ハーフ」をテーマとして研究を始めました。そして、約10年の研究成果として、社会学博士となり、現在は仕事の傍らで本の執筆や情報発信を行っています。

 

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お母さん(左)とおばあちゃん(中央)、おじいちゃん(右)。親子三人そろった写真は一枚もありません。

 

 

偏見やいじめを経験したり、アイデンティティに悩む場合もあります。

 

「ハーフ」の人々は増加し続けています。厚生省の人口動態調査でも、新生児の50人に1人は、親が日本国籍×外国籍という組み合わせで、毎年約2万人ずつ増加しているとされています。「ハーフ」の人々は、日本社会でどのように暮らしているのでしょうか?

 

学校では、いじめが原因で、自分のルーツの言葉や文化を否定したり、登校拒否になってしまう子もいます。また、大人になってからは、就職の際や職場での差別を経験したり、結婚の際に問題を感じるケースもあります。

 

日々の暮らしの中でも、初対面の人から質問攻めにあったり(両親の出会いや、ルーツの国・言葉を聞かれるなど)、メディアが作る偏ったイメージ、警察による過度な職務質問などを経験するケースも見られます。

 

この影響で、自分のアイデンティティ確立に困難を覚えたり、自己肯定観をもてなくなったりするケースも聞かれます。また、社会で活躍するロールモデルが不足しているため、自分が今後どうやって日本社会で生きていくのか、進学・就職はどうすればいいのかと将来に不安を抱く意見も聞かれます。

 

 

研究の中で気づいたのは、ハーフ同士の経験をお互いに知らないということ。

 

実はアカデミックでも「ハーフ」の研究は多くありません。わたしは約10年間、「ハーフ」や「混血」について研究してきましたが、研究開始当初は人の国際移動研究や移民研究、社会学などの研究でも、「ハーフ」をテーマとした研究は、ほとんどありませんでした。

 

「ハーフ」の人々に協力をお願いし、日常生活でどのような経験をしてきたのかインタビューをしてきた中で気づいたことは、私の母親が過去に経験してきたことが、いまの若者や子ども達も経験しているということです。母は戦後生まれですが、当時の偏見や差別意識が、多少緩んだものの、いまでも変わらず残っていることに驚きました。

 

そして、他の「ハーフ」や海外ルーツの人々に対して興味をもっていても、その経験や生活をお互い知る機会がほとんどないことにも気がつきました。

 

ハーフの交流会やイベント等に参加したくても、遠方で参加できなかったり、実際に会ってもお互いの経験についてじっくり話すことが難しい場合もあります。

 

このようなことを見聞きする中で、お互いがお互いの経験について知るきっかけになるような情報発信・共有の場が必要であることを強く感じました。また、メディアでの偏ったイメージではなく、日本社会の一員として暮らす「ハーフ」や海外ルーツの人々の日常を発信したいと考えました。

 

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2018年3月に「HAFU TALK」プロジェクトを立ち上げ。大阪の串カツ屋さんで企画会議を行う。

 

 

ハーフの人々の情報発信・共有ができるWEBサイト「HAFU TALK」を立ち上げ、語らいの場を広げたい!


サイトで掲載予定のコンテンツは、①インタビュー、②ハーフに関するコラム、③仕事、職場、子育て、④ハーフの研究の今、⑤アートなどを予定しています。

①インタビュー

ハーフや海外ルーツの「先輩」である大人たちへのインタビューを掲載していきます。どんな思いで学生時代を過ごしてきたのか、そして現在どんな仕事をしているのか、どのような生活をしているのかについて、写真とともにお伝えします。

 

メディアでのイメージだけに偏らない、様々な経験をインタビューすることで、進路やアイデンティティに悩む子ども達へのエールを送るような記事を掲載します。

②ハーフに関するコラム

ハーフのあるある話から最新の研究結果まで様々な情報発信を行います。ここでは外部のライターからも記事を募り、データやグラフ、写真などを用いて充実したコラムを発信します。

 

例えば、ハーフに関するあるある体験の統計結果や、雑誌や映画などのメディアコンテンツにおけるハーフイメージの歴史的変遷、行政の施策や法律などからみたハーフの現状など、幅広い論点と切り口で情報をお届けします!

③仕事、職場、子育て

成人したハーフや海外ルーツの人々が経営する会社や働く仕事内容について情報共有します。

 

また、子育てに関して、国際結婚家庭の親世代へのインタビューや情報発信、そして子育てへの悩みの共有や解決へのアドバイスなどを掲載していきます!

④ハーフ研究の今

より専門的な「ハーフ」研究について、文献や論文を紹介しながら情報を発信していきます。

 

日本ではまだまだ「ハーフ」に関する専門的研究が少ないため、研究のプラットフォームとして機能を拡充し、国内における情報蓄積の場としていきます。今後は、「ハーフ」研究を国際学会の場でも報告していく予定です!

⑤アート

「ハーフ×アート」をテーマに、芸術関係の仕事や職人として働く人々について紹介し、作品も掲載していきます。アート部門では社会発信の意味合いを込め、定期的に企画展や展示会を開催していきたいと計画中です。

 

 

これらのコンテンツの記事執筆、データ収集、打合せ、運営、制作・管理などはすべてわたしたち「HAFU TALK」プロジェクトチームのメンバーが、それぞれの仕事の合間をぬって進めている状況です。

 

メンバーは、クォーター、ハーフ、そして海外生まれ日本育ちの日系ハーフと多様で、それぞれ事務職や研究職・講師、アート関係の仕事など経験も様々です。そんなメンバーだからこそできる情報発信の場として、このサイトを使う人への想像力をしっかりと持ちながら運営していくことがモットーです。

 

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HAFU TALKは情報発信、経験の共有、学びと語らいの場です!

 

 

「当事者がお互いの情報共有をすること」「子ども達が、自信をつけたり、将来像を描けるようにすること」「日本社会に情報発信をして、偏見を少しずつ変えていくこと」を目指します。

 

「HAFU TALK」には、一歩踏み出すことに迷っても、半歩でもいいから歩み寄ってみよう、という意味が込められています。

 

自分の経験を共有することは、時にこわいものですが、自分自身の経験が誰かの役に立つかもしれないという思いで、少しずつ踏み出してみよう、という意味です。また、「ハーフ」や海外ルーツの人々について知りたいという人にとっても、半歩ずつでも近づいてかれらの経験について知ることを応援したい、という語らいの場を作り出すことがこのプロジェクト全体の目標です。

 

また、日本社会の中にある多様性に少しでも気づき、いじめや偏見がより少なくなる社会がどうやったら実現できるのかについて、このサイトを利用する様々な人がお互いに考えていけるような場を目指しています。

 

このプロジェクトに興味を持ってくださった方も、実際にこのサイトで情報共有や発信をしてみたいという方も、ぜひ応援をお願いいたします!

 

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「ハーフ」や海外ルーツの人々の情報発信のプラットフォームを作ります!

 

 

資金の利用用途内訳

 

・企画中のコンテンツの作成・運営の準備費用

 

現在、ウェブサイトでは、「コラム」、「インタビュー」、「アート」などのコンテンツを随時拡大中です。みなさまからのご支援を受けて、今後さらに企画中のプロジェクトを進めて行きます。

 

具体的には、

 

①チーム外部のゲストに執筆を依頼するゲストコラム

 

②海外ルーツをもつ人々のために活動をされている方々や著名人へのインタビュー

 

③海外にルーツをもつアーティストの方々と共に展開するアート・プロジェクトの企画・制作準備

 

④現在進行形で目まぐるしく変化する海外ルーツをもつ人々の状況に関する情報収集・整理・アウトプット

 

などを企画中です。


現在は、情報共有・発信を担うウェブページのテスト走行を行なっています。
(1)今後のコンテンツ拡大のための容量確保、
(2)多量に表示される広告のシャットアウト、
(3)見やすくわかりやすいページ作成・運営のために、本プロジェクトは有料版のウェブ作成ツールを使用しております。

 

ウェブページおよび企画中のプロジェクトの進行(各コンテンツの企画・執筆・ページ作成・公開と広報など、必要不可欠の作業)を無償で行なっているために、なかなか作業が迅速かつ円滑に進まない部分がある、というのが本プロジェクトの現状です。


・資金の利用目的内訳
●企画中のプロジェクトの準備費用(プロジェクト企画、事前調査、資料収集、ページ作成など) 200,000円
●掲載情報・記事のための取材・会議費・原稿費・交通費など 250,000円
●ウェブページ運営・管理費 50,000円

 

ぜひ、応援をお願い致します。
 

 

 

リターンについて

 

3千円

・お礼のメール

・サイトにサポーターとしてお名前を掲載(個人名のみ)

 

1万円

・お礼のメール

・サイトにサポーターとしてお名前を掲載(個人名のみ)

・多文化・多様性・ハーフの現状に関する特別リーフレットを送付

 

3万円

・お礼のメール

・サイトにサポーターとしてお名前を掲載(個人名のみ)

・多文化・多様性・ハーフの現状に関する特別リーフレットを送付

・ご希望の記事を掲載します

知りたいテーマや、あなたのインタビュー記事など

 

 

5万円

・お礼のメール

・サイトにサポーターとしてお名前を掲載(法人様も可)

・多文化・多様性・ハーフの現状に関する特別リーフレットを送付

・ご希望の記事を掲載します

知りたいテーマや、あなたのインタビュー記事など

 


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