障害のあるアーティストたちに生活の道を築くギャラリーを

▼自己紹介

 

代表者あいさつ

 

HA Gallery(Handicapped Artists Gallery)実行委員会代表である私、平剛は世界50ヵ国を巡って、神々が羨む美しい建築というのを撮影してきた写真家です。そういう写真は『モノフィジットの僧院世界』や『砂の楽園』、『幻都廻楼』などの写真集に収まっています。一方で写真だけでも美しいものを画像処理してさらに美しい写真彩画という絵画にするのが私の作品づくりです。そういう私も右足を失い義足になってしまいました。足の具合が悪く自由に歩き回れないときもあり、そんなときは作品づくりをしているしかありません。いずれ海外に2mのジクレー版画を売る計画中です。それにはエージェントが必要なので現在探しているところです。自分が障害者になってみると障害のあるアーティストたちの苦労が見えてきます。彼らの作品づくりを支援して販路をつくり出せたらそれがいちばんの支援になるでしょう。もちろん海外ルートを確立したときはみなさんにも提供できると思います。Handicapped Artists Galleryはそんないろいろなことを可能にするスペースでいろいろな人たちとの出会いを通じてみんなで楽しく過ごせるスペースになると思います。障害があるといろいろなことができなくなり暗くなりがちです。しかし障害があるからこそ気軽に使えるスペースがあり、楽しいパーティーで支援者のみなさんと知り合うことができる。そんな障害があることがメリットになるようなギャラリーを作りたいですね。

 

神々の夢の跡

 

 

 

モーゼの見た夢

 

 

代表者プロフィール

 

平　剛。芝浦工大建築工学科卒。一級建築士を持つ。大学卒業後1983年より世界50ヵ国を巡る。写真を産経新聞など各新聞社やモダンリビングや新建築など各雑誌に掲載。アーキテクチャ・オブ・ザ・イヤーや奈良トリエンナーレなどに招待作家として作品を展示。写真集には『モノフィジットの僧院世界』『砂の楽園』『幻都廻楼』がある。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

クラウドファンディングで支援を求める理由

 

障害のあるアーティストたちはなかなか普通に仕事をできない人も多いです。ひたすら作品づくりをしているしかないこともあります。問題は作品の販路でしょう。個展をやるには高額なスペースのレンタル代がかかり、気軽にできません。自分達のためのギャラリーがあれば室料を気にせず気楽に個展ができるでしょう。またそれが販路に繋がると思います。障害があると篭りがちになりますが、週末にはアーティストたちや支援者たちが集ってパーティーをする、そんな楽しいスペースをつくりたいというのがクラウドファンディングで支援を求める理由です。クラウドファンディングの場合、支援者が何十人か集まると思います。その支援者の皆さんがパーティーでアーティストたちと楽しく語らって彼らの作品を購入してくれるのが理想的です。障害のあるアーティストたちが明るい未来を思い描けるスペースを作りたいですね。

Gallery イメージ

 

 

永遠の時

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

 

このプロジェクト全体には2つの軸があります。みんなが集える郊外の常設ギャラリーと都心で展開するサテライトギャラリーです。常設ギャラリーにパーティーで大勢が集える広いスペースを持つのは費用的に現実的ではありません。一方で展覧会は人通りが多く購買層の多いところで展開しないといけないでしょう。ということで、みんなが集える常設ギャラリーは郊外に置き、サテライトギャラリーを都心で展開するという方法をとります。常設ギャラリーの開設が最終的な目標ではありますが、費用がかなりかかるのでクラウドファンンディングでは難しいでしょう。今回の支援金はHA Gallery(Handicapped Artists Gallery)実行委員会が主催するスタートアップとなるサテライトギャラリーでの個展、グループ展の展開に使われます。時期は今年の暮れから来年春にかけて、都内某有名ホテルのアートスペースなどを予定しています。展示とパーティーができて人通りが多く、購買層の多いところというと限られるでしょう。今回の支援金が尽きるまで続きます。目標金額100万だと個展やグループ展が数回開けるくらいでしょう。支援金が目標より多く集まれば展覧会の回数を増やして支援金が尽きるまで続きます。その後は絵が売れたときの手数料収入で活動は続き、いずれ常設ギャラリーを開設したいというのがこのプロジェクトの全貌です。今回の支援金はそのスタートアップになるサテライトギャラリーでの活動にのみ使われます。 

 

このプロジェクトにはもう一つ大事なことがあります。ギャラリーの絵を見ながらの楽しいパーティーです。そういうパーティーはみなさんあまり経験がないでしょう。クラウドファンンディングで資金を募るのには上記のようにもう一つ理由があります。ギャラリーは開設しただけでは続きません。大事なのは顧客です。クラウドファンンディングではギャラリー開設時にすでに支援者がたくさんいます。パーティー好きの私の経験からするとオープニングパーティーには200人くらいの人が集まると思います。絵を見ながらみんなでパーティーを楽しみつつ、来場者がアーティストと楽しく語らって絵が売れれば理想的ですね。私は若い頃から展覧会のオープニングパーティーや文化人たちのプライベートパーティー、外国人主催のプライベートパーティーなどいろんなパーティーに行ってました。違う分野のいろんな人々と話すのはなかなか楽しい時間です。そんな楽しいスペースをつくりたいですね。しかしそれにはかなり広いスペースで周囲から苦情の来ないところが必要になるので場所探しが大変です。みんなで楽しい展覧会にしましょう。

 

 

ギャラリーのパーティーイメージ

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

このプロジェクトが目標金額に達しなくても支援金が得られるAll inのシステムなら単純に、常設ギャラリーの開設を目指すでよかったのですが、目標金額に達しないと支援金がまったく得られないAll or Nothing になってしまうので2つの軸で考える方法をとります。展覧会が全くできないとみんなが困ります。アーティストたちの幸せがかかってますので、目標金額を少なくしました。最終的に目指すのはあくまで常設ギャラリーですが、今回の支援金はサテライトギャラリーでの展覧会のみに使われて支援金が尽きればこの支援金でのプロジェクトは終了です。

 

上記の通りこのプロジェクトの展望としては2つの軸で考えてます。家賃の問題があるのでパーティーで大勢が集える広いスペースを都心に持つのは難しいですね。郊外の人通りの多いところに常設ギャラリーを置き、都心の人通りが多く購買層の多いところにサテライトギャラリーを開設して、1週間の個展、グループ展を展開していくのが良いかと思っています。今回の目標金額100万円の支援金なら個展グループ展が数回催せるでしょう。

 

とりあえずサテライトギャラリーでの最初の個展で問題点を確認し、絵の販路ができそうなら他の障害を持つアーティストたちに声をかけていきます。またギャラリーで重要なのは顧客リストですから、支援者を増やして顧客リストを充実させていくことが大事でしょう。そして若いハンディキャップアーティストを発掘していく。最終的には個展やグループ展で売れた絵の手数料収入をストックして1年後くらいに常設のHAGalleryの開設を目指すのがこのプロジェクトの将来的な展望です。今回の支援金はそのうちのスタートアップとなるサテライトギャラリーでの個展、グループ展の展開にのみ使われます。

 

将来的に常設のギャラリーを開設しようとするとスペースの賃料と保証金で200万、人を1人置く人件費、そしてスペースをギャラリー仕様にする造作が300万初期費用として500万は必要になってしまいます。ただクラウドファンディングでそれだけ集まるかは疑問なので、今回の支援金はサテライトギャラリーでの展覧会を催すのに使い、売れた絵の手数料収入を期待することにします。しかしそんな常設ギャラリーには最高のエスプレッソマシンを置いて、ハンディキャップアーティストたちや支援者たちがいつでも気軽に遊びに来れる楽しいスペースを作りたいですね。障害があるから幸せを感じられる、そんな場所が沢山あると良いですね。

 

 

 

 

支援者への返礼

 

リターンは支援金の額により代表平剛の絵はがきサイズからA1サイズの写真彩画のジクレー版画を贈ります。またパーティーへのご招待もあります。写真彩画には世界の驚くような建築や、世界的な有名建築家の模型を絵画にしたもの。若い女性たちの写真を絵にしたものなどがあります。金額と絵柄を見て支援のタイプを決めていただければと思います。但し、リターン用のジクレー版画は安っぽい額縁に入れると絵が台無しになりますので、額縁無しで紙筒などでお送りします。是非とも高級な額縁に入れてお楽しみください。パーティーの日程や場所は10月頃に決定したらメールでお知らせします。

 

生き続ける神学

 

Model001

 

 

目標金額100万円の今回の支援金の使い途

 

ギャラリー+パーティースペース室料等。

リターンの製作費用梱包、送料。

パーティー費用。DM製作費、送料。

作品保管代。

スタッフ人件費。

広告宣伝費。

事務経費など。

 

 

HA Gallery実行委員会

平　剛　(代表)

村山一美

藤江航

上野翔

 

戦略会議の風景