函館地域猫たちの幸せな未来のためにお力をお貸しください！

昨日は悲しい事がありました。

４月５日の夕方、住吉町の何時もの餌場で、メンバーのＹさんと一緒に猫達にご飯を上げていました。

お腹の大きくなっているサビ猫を捕獲する予定で、捕獲器を準備していましたがターゲット猫は現れず、他にまだＴＮＲの済んでいない雄猫にターゲットを変えようとしている所でした。そこへ側に止めてある車の下に、始めてみる黒猫が、こちらを見てじっとしていましたが、何か後ろお尻のあたりに怪我をしているような、そう思って見ていると立ち上がって後ろを向いた瞬間、あまりに酷い怪我を、尻尾の上腰のあたり全体に負っているのが目に入りました。

すぐにこの子を捕獲しようとセットして傍に置いてみましたが、捕獲器の入り口付近のエサは食べてくれるものの、それい以上奥には進んでくれません。

それで奥に少しまたたびを巻き、やっと臭いに誘われ奥へ進んでくれて捕獲できました。

すぐに病院へ搬送し、モミジと名前を付け、傷の治療と去勢手術をお願いして預けてきました。

翌日病院から連絡がはいり、傷の状態は、非常に酷く肉が融けて骨まで見えて腐っていて、蛆が沸いており、黄疸、脱水状態も酷く、去勢手術はしばらくさきになり、今は危険な状態だとの事でした。

そして翌日の昨日、月一の診察を受けに心臓の持病を持つスズの診察に行っていて、診察が終わって診察室を出ようとしていると、モミジを担当してくれた医師から話があるので待つように言われました。

担当医が入って来て、今モミジの状態を身に行ったら、息を引きとっていたと言われ、今朝ははまだ頑張っていてくれたのですがと説明を受けました。

預かってからの状態や捕獲時の事など担当医と話していて、もっと早くに出会えていたらなど、悔しさや、辛さを思うと涙が出て来てしまいました。

引き取りするのに少しでもきれいにしますと先生が言ってくれて、。夕方引き取りに行く事をお願いしました。

そして夕方、迎えに行く時も、帰りも車の中でなみだがとまりませんでした。

メンバー皆からもラインで、くやしさや、最後の力を振り絞って私達の前に救いを求めてあらわれたのだろうなどとのコメントが、次々入っていました。

病院から連れ帰ったモミジは、我が家の玄関に病院では体をきれいに拭かれ、傷にはガーゼを当てられ、上からはタオルを被せた状態にして段ボール箱に入れて貰った状態で、我が家の玄関に連れて来ました。

我が家に着いたモミジに花屋、ネズミのおもちゃを持ってきてくれ入れてくれたメンバーもいました。

そして今朝、保健所に火葬をお願いし、遺体を預けてきました。

今度のような、不幸な猫達が増えないよう、悔しさと力不足を痛感しながら、不幸な子が増えないよう活動続けて行かなければと、改めて痛感します。