あなたの健康、みんなの幸せ
ご支援いただいた皆様へ
この度は、プロジェクト名『鳥取県米子市で重度障がい者ものびのび入れる浴槽のためにご支援を』のクラウドファンディングにご支援いただき誠にありがとうございました。ここに本プロジェクト終了の最終報告をさせていただきます。
2022年9月12日から10月31日の期間、医療支援型グループホームに設置する特殊浴槽購入のためのクラウドファンディングに挑戦し、536名(代理支援含む)の皆様より温かいご支援を賜り、当初掲げていた目標金額である750万円を大きく上回る14,301,000円にて本プロジェクトを達成することができました。
本プロジェクトの目的は重度障がい者ものびのび入れる特殊浴槽の設置ではありましたが、クラウドファンディングに挑戦したことで、重症心身障がい者・医療的ケア者の現状を多くの方にご理解いただけたこと、どんな障がいを持った方も住み慣れた場所で暮らせる地域をつくりたいという当法人の思いが届いたことが何よりも貴重な喜びとなりました。
2023年10月1日には、全国的にも数カ所しかない医療的ケアが必要な重度障がい者の受け入れ可能なグループホーム『医療支援型グループホーム博愛』が開所いたしました。そして、医療的ケアが必要な方たちにのびのびと気持ちよくお風呂に入ってほしいという皆様の思いとして立派な特殊浴槽を設置することができました。目標金額を超過したご支援分につきましては、天井吊り下げ型リフトの設置に充てさせていただき、医療的ケアが必要な重度障がい者とケアを提供するスタッフが、共に安全に過ごせる設備を整えることができました。また2棟併設(大山棟10室・弓浜棟10室)の当グループホームは、ショートステイ用の居室(1室)も整備しておりますので、今後は多くの利用者の方に温かい入浴時間をご提供できることと思います。
グループホーム開所を持ちまして、10月中旬にはお約束していたリターンも全て完了することができました。1年に渡り、皆様とのご縁を続けさせていただけましたこと大変うれしく、『医療支援型グループホーム博愛』開所までの月日を温かい伴走者に支えていただけているかのように感じておりました。
グループホーム職員並びに同愛会全職員は、皆さまからのお気持ちに十分お応えするために、これからも地域の医療と福祉への貢献を目指して精一杯精進してまいります。どうか今後とも末永いお力添え、ご指導をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
末筆となりましたが、この度はクラウドファンディングへのご協力ならびにご支援を賜り、改めまして心より感謝申し上げます。
2023年11月吉日
社会医療法人同愛会
理事長 石部裕一
クラウドファンディング 収支報告
ご支援総額 |
14,301,000 |
特殊浴槽購入設置費 |
△8,080,600 |
ストレッチャー型浴槽購入費 |
△1,041,370 |
天井吊り下げ型リフト購入設置費 |
△2,112,000 |
レディフォー手数料 |
△2,674,287 |
クラウドファンディング案内(郵送料) |
△57,624 |
リターン(郵送料) |
△54,968 |
余剰金 |
280,151 |
余剰金は、障がい者の意思伝達の支援となる装置などへの活用を計画しております。
特殊浴槽
ストレッチャー型浴槽
天井吊り下げ型リフト