寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 7人
- 募集終了日
- 2024年3月31日
一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ
#医療・福祉
- 現在
- 4,583,000円
- 支援者
- 424人
- 残り
- 6日
保護されるカラスのDNA鑑定を継続したい
#環境保護
- 現在
- 1,399,000円
- 支援者
- 153人
- 残り
- 9日
行き場のない猫家族に安心して生活できる場を作ってあげたい
#動物
- 現在
- 2,983,000円
- 支援者
- 120人
- 残り
- 19日
因島のもったいない柑橘の発送ステーション兼古民家カフェを作りたい
#フード
- 現在
- 850,000円
- 支援者
- 113人
- 残り
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野良猫ちゃんのTNRとご飯代の支援をお願いします。
#まちづくり
- 現在
- 255,000円
- 支援者
- 27人
- 残り
- 16日
トラックにひき逃げされた地域猫トラちゃんの治療費ご支援ください
#まちづくり
- 現在
- 380,000円
- 支援者
- 38人
- 残り
- 17日
入院中の子どもたちを笑顔に!本の力で広げるファシリティドッグの未来
#子ども・教育
- 現在
- 7,391,000円
- 支援者
- 610人
- 残り
- 9日
プロジェクト本文
終了報告を読む
今年、創立53年目となる浜松市美術館。
緑豊かな浜松城公園内に位置しています。
ガラス絵の所蔵数は480点を数え、
質・量ともに日本有数のガラス絵コレクションを誇る美術館です。
この度、貴重なガラス絵作品群を蘇らせるため、
当館では2回目となるクラウドファンディングに挑戦します。
このプロジェクトを通して、
ひび割れたり、絵具が剥落したりしているガラス絵12点を修復し、
貴重なガラス絵を後世に繋いでいきたいと思います。
そして令和7年には、
ガラス絵ならではの魅力や美術的価値を多くの方々に知っていただくため、
修復したガラス絵はもちろん、
当館のガラス絵とともに
国内外のガラス絵の名品を一挙に公開する、
大規模なガラス絵展覧会の開催を
企画しています。
どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
浜松市長 中野祐介
浜松市美術館は、昭和36年、医師の内田六郎氏が浜松市長に美術館建設を提案したことに始まりました。
当時は地方美術館がほとんどなく、世間では美術への理解が乏しい時代にもかかわらず、浜松市民の美術文化に対する意識とともに美術館建設の機運は高まりをみせました。
豊かな財政とは言い難い時期、内田氏の呼び掛けによって建設費の約1/3が市民からの寄付でまかなわれ、昭和46年7月、市制60周年を記念し、浜松市美術館は市民参加による県内初の公立美術館として開館しました。
同時に、日本民芸館創立者の柳宗悦や棟方志功と親交のあった内田氏により、18~19世紀の西洋や中国、江戸~明治の日本で作られたガラス絵をはじめ、泥絵、大津絵、浮世絵版画が寄贈されました。
この内田コレクションは、中国や李朝の陶磁器と石仏、金銅仏などを主とした小杉コレクション等の収蔵品とともに、全国的に知られる貴重な資料となりました。
浜松市美術館では、その後も現在に至るまでガラス絵の収蔵を継続して行い、所蔵数は480点を数え、日本有数の「ガラス絵の美術館」として高い評価を得ています。
また、年間を通じて幅広いテーマの展覧会を開催しており、市民の財産である約8,000点の収蔵品を調査し、紹介する〈平常展〉、地域の作家や作品、国内外の優れた作品を紹介するオリジナルの〈企画展〉、幅広いジャンルの作家や作品を紹介する〈特別展〉、市民の美術活動の発表・交流の場である公募展〈市展〉などの展覧会を開催し、年間約10万人の方々にご来館いただいています。
ガラス絵とは、透明な板ガラスに絵を描き、反対の面からガラスを通して鑑賞するものです。
このため、普段目にしている絵とは逆の順序で描かれています。
18~19世紀の西洋で普及し、日本では長崎を通じて中国のガラス絵が輸入され、
江戸時代に美人絵や名所絵、日用品の装飾として小箱の蓋にはめ込まれるなどして流行し、明治時代まで無名の画工たちに描かれました。
ガラス絵の魅力は、なんといっても鮮やかな色彩にあります。
透明なガラス面に絵の具が密着しているため、絵の具の凹凸がなく、ガラスを通して絵の具そのものの鮮烈な色合いが楽しめます。
また、時間が経過した作品もみずみずしい色彩を保ちやすいのが特徴です。
しかし、ガラスはその素材自体が壊れやすいものであると同時に、板ガラスに直接彩色しているため、
キャンバスや木板、紙、絹などに描かれる絵画と比べて絵具の剥離が起こりやすく、
放置しておくとガラスから色材が完全に落ちてしまいます。
また、特に江戸から明治初期のガラスは厚さわずか1.5㎜程度と脆弱なものも多く、
ひび割れ箇所に重力がかかると破損が進んでしまいます。
貴重なガラス絵コレクションについて、浜松市民をはじめ多くの方々から公開を望む声が多く、令和7年度に大規模なガラス絵の企画展覧会を開催する予定ですが、展覧会の目玉となる19世紀末のガラス絵のうち、27点に経年劣化による破損が見られ、展示が不可能な状態にあります。
R5年度は、12点の作品を修復予定です。
<修復にかかる予算>
・作品12点調査・修復 2,940,000円
・額12点改良 300,000円
・輸送 140,000円
・諸経費10% 338,000円
合計 4,089,800円(税込)
このうち、約25%の1,000,000円をご支援で賄うことができればと考えております。
※本プロジェクトは、寄附金額が期日までに目標金額に達しなかった場合でも、目標金額を自己負担するなどして必ず上記の実施内容のとおり実施いたします。
修復する作品は、以下の12点です。
修復方法 (例)
・絵の具の剥離止め
剥離した絵の具を固定し、破損を防ぐ。
・割れ部分の接着
ガラスのヒビ・割れ箇所を接着する。
・補彩
欠損部分の色彩に合わせて彩色を行う。または補彩したマイラーフィルムを額装時に作品の背面に挿し込む。
ガラス絵の大規模企画展開催に向けて今回、修復を行うガラス絵12点について、令和7年度に開催予定の企画展での公開を予定しています。
令和8年以降も、収蔵品展や他館への出展を通じ、
美しくよみがえったガラス絵をより多くの方々に鑑賞していただけることと存じます。
かけがえのないガラス絵をより良い状態で未来へ伝えていくために、
ぜひ、皆様のご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
【ガラス絵ポストカード】
当館オリジナルポストカード4種類セットです。
【ガラス絵クリアファイル】
当館オリジナルクリアファイル2種類セットです。
【名品セレクション 図録】
浜松市美術館の所蔵品の中から、選りすぐりの作品を紹介した図録です。
【鑑賞チケット(R6年度)】
R6年度の展覧会を、会期中1枚につき1回無料で鑑賞できるチケットです。
≪R6開催予定の展覧会≫
・「岸田劉生・北蓮蔵・曾宮一念 -浜松ゆかりの洋画展-」
※同時開催:「ひっぱりだこ展-全国行脚の浜美コレクション-」
期間:令和6年4月13日(土)~6月2日(日)
・「7人のミューズ展 ~日本の切り絵~」
期間:令和6年6月22日(土)~9月15日(日)
・「中国・朝鮮やきもの案内~小杉惣市の愛したコレクション~展(仮)」
期間:令和6年10月12日(土)~12月15日(日)
【ガラス絵の修復についての特別講座】
当館学芸員による特別講座です。
(日程は未定です。)
【特別観覧】
ガラス絵の裏側や、修復直後の作品を直に観覧していただけます。
(日程は未定です。)
本プロジェクトに対する個人様からの寄附金は「ふるさと納税」の対象となります。
ふるさと納税制度とは、自治体への寄附額のうち2,000円を除いた金額が所得税・個人住民税から控除される制度です
(例:20,000円の寄附をした場合、合計18,000円の税金が控除)。
控除を受けるためには、翌年の1月10日までに「寄附金税額控除に係る申告特例申請書(ワンストップ特例申請書)」を浜松市美術館ふるさと納税担当に提出する、または浜松市からお送りする「寄附金受領書」を添付の上、寄附をした翌年の3月15日までに確定申告をする必要があります。
※寄附をした方の給与収入や家族構成などに応じた控除額の上限がありますのでご注意ください。
※企業版ふるさと納税の適用プロジェクトではございませんのでご注意ください。
2024年5月中に、浜松市から「寄附金受領証明書」を発送します。「寄附金受領証明書」は、申告により、寄附金税額控除の適用を受ける際に必要となります。大切に保管してください。
※「寄附金の受領日」は、READYFORから浜松市に入金のある2024年5月10日となります。
※「寄附金受領証明書」はご寄附時に寄附者情報としてご登録頂いたお名前、ご住所で発行いたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 中野 祐介(浜松市長)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
R5年度は、12点の作品を修復します。 修復にかかる経費4,089,800円のうち、約25%の1,000,000円をご支援で賄うことができればと考えております。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- ガラス絵12点の修復にかかる合計金額4,089,800円のうち、約25%の1,000,000円をご支援で賄うことができればと考えております。 差額は令和5年度予算から補填(一般財源より充当)します。
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プロフィール
浜松市美術館は、徳川家康が壮年期を過ごした浜松城の天守閣を有する、緑豊かな浜松城公園内に位置しています。1971年に県内初の公立美術館として開館、2021年に開館50周年を迎えました。 18~19世紀のガラス絵や大津絵、泥絵、浮世絵、中国の金銅仏や石仏、近現代の洋画や日本画等を中心とした約7,000点のコレクションを有し、収蔵品の収集・研究・公開のほか、毎年、幅広いジャンルの展覧会を企画、開催しています。
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ギフト
3,000円
A|【浜松市外限定】グッズコース(3,000円)
●お礼メール
●寄付金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●オリジナルガラス絵ポストカード1点
●オリジナルガラス絵クリアファイル1点
※グッズは〇種類の中からいずれかをお届け致します。
※画像は一部のリターンを掲載しています。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年5月
3,000円
B|【どなたでも】浜松応援コース(3,000円)
●お礼メール
●寄付金受領証明書
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年5月
3,000円
A|【浜松市外限定】グッズコース(3,000円)
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3,000円
B|【どなたでも】浜松応援コース(3,000円)
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- 3
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- 2024年5月
プロフィール
浜松市美術館は、徳川家康が壮年期を過ごした浜松城の天守閣を有する、緑豊かな浜松城公園内に位置しています。1971年に県内初の公立美術館として開館、2021年に開館50周年を迎えました。 18~19世紀のガラス絵や大津絵、泥絵、浮世絵、中国の金銅仏や石仏、近現代の洋画や日本画等を中心とした約7,000点のコレクションを有し、収蔵品の収集・研究・公開のほか、毎年、幅広いジャンルの展覧会を企画、開催しています。