プロジェクト終了報告
2022年4月1日「はまなすの家」オープンしました。
支援いただきました皆様のおかげで、リフォーム工事も終わり、予定通り無事オープンすることができました。
この看板の所のお花は、新聞記事を見て来られた80歳ですい臓がんになり治療をされた現在87歳の女性の方が、ご自身が育てられた花です。自身の車を運転し持ってこられました。「今後も庭のお花のお世話は、私のさせてくださいね。私の楽しみが増えてうれしいです。」と。お庭はおまかせしております。
プレオープンから1週間過ぎ、生け花を得意とする会員さんが、お花を入れ替えてくださいました。
DVDを見ながら体操をおこないます。
1~2回/月 ミニ演奏会を予定してます。初回は4月は29日(祝)です。
お昼寝しやすいソファーを選びました。感染対策として、3人かけのアルコール拭きのできるものです。
キッチンとリビングを一体化しました。ここでは、料理したい方はする。お話したい方はお話を。したいことをできる範囲で行います。できないことは、助け合います。オープンしてからは、この場所では笑いが絶えません。
大型テレビもインターネット接続し、ネットでのがんサロン参加、講演会参加も行います。コロナ禍でも安心して参加できる。高齢者や、機器の苦手な方も参加できるようにしました。この点でもすごく喜ばれています。
2階 ケア帽子を置いております。鏡も用意、ゆっくり試着しながら選べるようにしております。
しんどい方がやすんで頂けるようソファーベッドを置いています。枕、足上げ枕等しんどい時に使用していただくと良いと思われる物の紹介、体験もしていただけまます。
納屋も修理、中身の整理もでき使いやすくなりました。
神戸新聞に掲載、関西ラジオでも紹介いただきました。
1日のオープンから、がんの患者さん、家族さん入れて1日に2~3名の新しい方々においでいただき、又毎日問い合わせのお電話もあります。「こんな所が前からあったらと思ってました。私の行き場所ができた。」「できることあればお手伝いさせてほしい。」
玄関口では緊張ぎみの表情の方も、リビングにご案内。「わたしもがん患者です。」とボランティアスタッフが声かけると、一瞬にして顔の表情が和らぎ、普通の井戸端会議が2~3時間始まります。帰られる時には、「今日はとても楽しかった。又来させていただきます。」「チョコチョコ来させて下さいね」等のお声をいただいております。
この場所を作ることが出来たのも、支援いただきました皆様のおかげです。本当にありがとうございました。、「がんと共に楽しく生きる。」新たな生き方を見つける憩いの場所として継続できるように頑張っていきたいと思います。今後ともご支援よろしくお願いいたします。