浜田市野球強化プロジェクト〜先端機器導入で選手育成・野球振興〜

▼自己紹介

島根県立浜田商業高等学校野球部です。本校は、昭和４０年（１９６５年）創立の伝統ある石見部唯一の県立商業高校です。　校舎は眼下に浜田商港を臨み、背後に三階山を仰ぐ風光明媚な環境に位置しています。野球部も創立と同じ年に創部され、今年で６０周年を迎えます。甲子園には昭和４８年夏、昭和６１年夏の２度出場しており、OBには佐々岡真司氏、東方伸友氏を輩出しています。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

現監督の原田は2023年4月に赴任しましたが、本校は１学年５名程度しか部員がおらず、部員不足に悩まされています。部員不足の原因を追求し、浜田市の中学野球やスポーツ少年団の活動を知っていく中で、野球継続率や競技人口の減少という課題に直面しました。人数不足により、単独でチームを組むことができなかったり、自分の能力に自信がなく高校で野球を続けないという選択をする子どもが一定数いるという現状を目の当たりにするとともに、浜田市出身のプロ野球選手は約10年間輩出されておらず、自チーム、同カテゴリーも含めた浜田市全体の競技力を向上させ野球で地域を盛り上げたいという気持ちも強く感じました。そこで浜田市全体の野球競技力向上と野球振興への想いを胸に、このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

Rapsodo（弾道測定分析機器）、スピードガン（LED表示機能付き）、光電管 タイム計測器を導入し、野球に必要な力を「見える化」させることで自分に不足している部分を知り、その部分を強化し、競技力向上に繋げます。また、野球教室を定期的に開催し、機器を活用した動作指導等を行うことにより、小学生の競技力も向上させ、浜田市全体の野球レベルを引き上げることを目指します。浜田市の地域の子どもたちが集える場としての機能も果たすべく、未就学児対象のイベントやスポーツ少年団の大会も開催し、野球人口の増加、野球振興に貢献したいと考えています。

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

本校や浜田市の高校からプロ野球選手や上のカテゴリーで野球を継続する選手を多く輩出すること、スポーツ少年団での活動人数を増やすこと、小学生から高校生までの野球継続率を増加させることを狙い、野球を通じて地域を盛り上げていくことを目的としています。

 

 

※島根県立浜田商業高等学校からプロジェクトを行うこと名称と画像掲載を行うことの許諾を取得しております。

※掲載している画像は保護者様より掲載許諾を得ています。

※本プロジェクトの資金は浜田商業高校野球部の資金を管理している「浜商野球部保護者会」が受け取ります。プロジェクトとリターンは浜田商業高校野球部が実施します。