フリースクールを形にしたい！～自分らしくいられる居場所を～

▼自己紹介

はじめまして！体験型フリースクール花ぐるま代表の荒木朋美です。

今年の2月まで地元の情報誌を作っており、地域の課題なども耳にすることがありました。

その課題の中に「不登校」や「子どもの居場所」があり、そして、コロナ禍で急激に増えた若者の自殺が過去最多（※厚生労働省・警察庁発表グラフ参照）と聞き、自分に何が出来るだろうと自問自答した結果、フリースクールを作ろうと思いたちました。

 

 

 

いつの間にか出来てしまった勝手な価値観。

しあわせって、他人が決めることではないし、人によって違うと思うんです。

 

得意なことも、苦手なことも、

好きなことも、嫌いなことも。

 

みんな違うからこそ、助け合える。

助けあえるから、尊重し合える。

そう、思っています。

 

マルチプレイヤーを作ろうとすれば、

競争が生まれます。優劣をつけられます。

 

今の、いわゆる「学校」を否定するつもりはありません。

その在り方が良いと思う子もいるので。

 

ただ、誰かが勝手に決めた優劣によって、

本来の自分を出せずに苦しんでいる子もいるように感じているので、

選択肢があってもいいのかなと。

 

一番言いたいことは「生きてるだけで立派」。

1人でも多くの子どもに伝えたいです。

 

人生、楽しいことばかりではありませんが、

その子の人生において、1分1秒でも楽しい時間が多くなるように、

そして、やりたいことが可能な限りできるような、

そんな居場所を作りたいと思っています。

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

可能な限り、子どもたちのやりたいことをかなえてあげたいので、

その費用や運営資金が必要なのが一つです。

 

やりたいと思ったことを実行して、出来れば「失敗」してもらいたい。

なぜうまく出来なかったかを、考える力を養いたい。

 

多くのことを「知る」ことは大事ですが、

体験を通すことで、より記憶に残ると思っています。

 

そして、資金集めを「クラウドファンディング」にした理由は、

子どもたちが「クラウドファンディング」のしくみを知り、経験することで、

どれだけの大人が自分たちのために動いてくれているかを知り、

また、スクールを運営するのにお金がどれだけ必要か、どう使うか。

クラウドファンディングについて、お金について、知ってもらいたいからです。

 

タブーとされがちな「お金の話」ですが、

生きるために必要なことだと思っているので、

プロジェクトの進捗も、子どもたちと共有していきます。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

・体験用の材料費・・・例えばピザ窯を作ったり、遊具を作ったり。体験を通して、

　　　　　　　　　　　生きるための学びを得て欲しいと思っています。

　　　　　　　　　　　そのための材料として、木材や工具、レンガなどが必要になります。

　　　　　　　　　　　人数が集まって来たら、畑を作ったりも考えています。

・ヤギの飼育・・・ヤギをスクール内にて飼育します。餌やりや乳しぼりなど、ヤギの世話や、　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　小屋作りも子ども達自身で行っていきます。ヤギの飼育を通して、

　　　　　　　　　子どもたちに「命」についても学んでもらえたらと思っています。

　　　　　　　　　

・告知活動・・・プロジェクトを通して、スクールを知っていただきたいというのも

　　　　　　　　ありますが、チラシを作成したり、必要な場所に資料を渡すなど、告知活動も

　　　　　　　　していかねばいけないと思っています。居場所が必要な子どもに、一人でも

　　　　　　　　多く届くように。

 

・建物の修繕等・・・網戸が無い窓や、古くなりボロボロの畳、破損個所のある雨どいなど、

　　　　　　　　　　建物の修繕が必要な個所がいくつかあります。

 

・スクールの運営費・・・スクール立ち上げから約2か月。現在4名の子どもが通っています。

　　　　　　　　　　　　が、急に子どもが増えるものではないと思っています。とはいえ、

　　　　　　　　　　　　今、いる子どもたちの居場所を守るためにも、家賃や光熱費など

　　　　　　　　　　　　運営費として使用させていただきます。

 

 

今回、募集する180万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。

・材料等購入費 400,000円

・宣伝費　50,000円

・修繕費 200,000円

・ヤギ飼育準備　66,000円　

・運営人権費（3か月間） 450,000円

・家賃、光熱費（6か月分）400,000円

・READYFORへの手数料 150,000円

・支援者様へのリターン費 80,000円

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

将来的には、居場所の無い子が一人でも減り、「不登校」という単語が無くなり、

学びの場所は「選択」できるようにしたいと思っています。

 

そして、それぞれが自分に合った居場所を見つけ、

日々、時に悩みながらも、楽しく過ごしながら学びを得ていく。

 

微力かもしれませんが、命を絶つ人が一人でも減るように、

それぞれが尊重され、自分も相手も否定せずに生きられるような

そんな世の中を、子どもたちと作っていきたいです。

 

未来は子どもたち次第。

そして、子どもたちの未来が明るいかは、

今の大人次第だと思っています。

 

子どもの居場所作りと併せて、

子どもが「早く大人になりたい！」と思ってもらえるように、

くすぶっている「かっこいい大人」に着火する活動も行っていきます！

 

 

そして、まずはフリースクールでも「卒業」を認めてもらえるように、

ゆくゆくは「学校法人」と認めてもらえるように、一つずつ課題をクリアしていきます。

 

私の個人的な思いでもあるのですが、

どうしても子どもの数は減っていきます。

廃校も、年々増えていくと思います。

 

なので、せめて学校に子どもたちの姿が残るように、

廃校を利用したフリースクールも考えています。