プロジェクト概要

奈良の町並みとアートが融合した「町家の芸術祭HANARART」を

映像で残したい!

 

はじめまして、「奈良・町家の芸術祭HANARART2013」の映像アーカイブを担当しています中本具幸と申します。

 

HANARARTは、奈良県内の各地に点在する多くの町家など歴史的な街なみを活かして、現代アートで地域を活性化するイベントとして2011年、2012年秋と開催して まいりました。第3回目となった「HANARART2013」。約3ヶ月にわたりリレー方式で開催された奈良県下8エリアでのイベントの模様を撮影、取材してきました。

 

一人でも多くの人に、奈良の町並みの魅力を発見してもらいたい。
その思いから、取材した映像をもとに、一つの物語を織り込んだ映画作品を制作し上映します。映画の制作費をどうかご支援頂けないでしょうか。

 

(奈良の町並みは、まだまだ伝えきれていない魅力がたくさんあります。)

 

この歴史的な町に誇りを持ち、住民が主体となって地域力を

向上させることにより、多くの人が集う魅力的な町へつなげていきたい。

 

奈良県には、魅力ある歴史的な町家・町並み地区が多数存在しています。しかし、空き家の増加と老朽化が進み、良好な景観が失われ、地区の活性化・ 安全性が 阻害されるという問題や、少子高齢化や人口減少が進み、将来的にコミュニティが崩壊してしまうという問題を抱えています。この歴史的な町に誇りを持ち、住民が主体となって地域力を向上させることにより、多くの人が集う豊かで魅力的な町へつなげていきたい。そんな思いから「奈良・町家の芸術祭 HANARART」が始まりました。

 

(古くから残る奈良の町家。この町の魅力をもっともっと知ってもらいたい。)

 

HANARARTとは、「歴史的な町並み・町家」に斬新な発想の「現代アート」を組み合わせることで、町が今までと違う表情や機能を持ち、その可 能性が広がるという理念のもと、2011年から毎年開催されている地域型アートイベントです。第3回目となった2013年は、奈良県下8エリア(五條新町、御所市名 柄、八木札の辻、今井町、宇陀松山、奈良きたまち、桜井本町)で開催されました。

 

全国でアートを関わらせた町づくりのイベントはたくさん企画されています。しかし、一過性のものになってしまい、さまざまな問題から次につながっていない印象を受けます。HANARARTも例外ではありません。そこで、映画というメディアを導入し、HANARARTというイベントそのものを一つの映像作品に仕上げ、上映、アーカイブしていけば、将来HANARARTにもっと多くの人達が興味を持ち、一緒にイベントを支え、盛り上げてくれることになるのではないかと期待し、このプロジェクトを企画しました。

 

(重要伝統的建造物群保存地区に選定されている今井町の旧米谷家。

絵の具をペットボトル等に利用される材料ではさんでつくられています。)

 

スタッフとして各地を取材していくうちに、現代アートを通して

奈良の町の歴史や文化の魅力を再発見しました。

 

私自身、HANARART2013にスタッフとして参加し、アーティストと地域の人々、またスタッフやボランティアの皆さんが巻き起こした物語を渦中で体験しました。アーティスト総勢200組、三ヶ月にわたる長い期間、広域であったことから、まず簡単な連絡を取り合うだけでも時間がかかり、一つの作業を仕上げるのに苦労しました。また、長期滞在しながら作品を制作する『アーティスト・イン・レジデンス』の部門があり、フランスから来たアーティスト達とは、言葉や文化の違いもあり、 一人で撮影に行くときはコミュニケーションをとるだけでも大変でした。

 

しかし、アーティストや地域の人々、スタッフが、困難に面すればする程、より結束力がうまれ、新たなコミュニティーが構築されていきました。ボランティアの方々は仕事の合間を縫ってでも積極的に関わり奮闘してくれ、アートの面白さや地域の魅力を見出してくれていたようです。また、県外から参加した方たちの中には、新たな価値を発見し、自らの地元でもこのような取り

組みを行いたいと言ってくださった方もいます。

 

(奈良きたまちエリアでは、北袋町の路地に花弁がちりばめられたように

見え、自然と足が路地の奥へと吸い込まれた作品でした。)

 

HANARARTに集うたくさんの人々の中に新たな繋がりや強い結束が生まれるのを感
じ、何物にも換えがたい大切なものを自分自身が得ることができました。また、自分の意識も次第に変わっていきました。最初は映像のアーカイブだけを目的としていましたが、最後には、スタッフとして関わっている事に私自身誇りを感じ、アートと地域、人と地域、地域相互をつなぎ、新しい価値観と魅力を地域の中に生み出そうと奮闘していました。撮影しながら思ったのですが、この熱い気持ち、巻き起こった出来事をなんとか残しておきたい、そして伝えたい。単に情報として記録するだけでなく、一つの物語が織り込まれた映画として残したいと願う様になっていきました。

 

この歴史的な町に誇りを持ち、住民が主体となって地域力を向上させることにより、多くの人が集う魅力的な町へつなげていきたい

 

なぜ、現代アートなのか?それは、「歴史的な町並み・町家」に斬新な発想の「現代アート」を組み合わせることで、町が今までと違う表情や機能を持ち、その可能性が広がると考えているからです。

そしてなぜ映画なのでしょうか?イベントを開催するだけでなく、映画というメディアを使いそのイベントをひとつの物語に仕上げれば、またそこに新たな物語が始まるからなのです。つまり物語が物語を呼び、まさに連鎖反応が生まれると思います。取材や編集過程もですが、完成した映画を上映会で広めて行く事で、さらに多くの出会いが生まれ、人の心にうねりが生じ、より強く長くHANARARTを後世に残していけるのではないかと考えています。

また、これからアートや町づくりに興味がある人たちにもひとつのモデルとして提案できるのではないかと考えています。

 

(奈良の町並みと鮮やかな赤と白の暖簾がよく合っています。)

 

ただ、映画制作と簡単に言っても、たくさんのことに費用が掛かります。たとえば、編集費用、撮影取材交通費、機材レンタル費、人件費、上映会場費 などです。たくさんの人に知ってもらうためには宣伝・広告費も必要です。できるだけ自分たちの力でコストをかけずにいいものを作りたいと言う思いはありますが、より多くの、そしてより目の肥えた人達に見てもらうには、クオリ ティーの高いものを目指したいですし、その分諸経費もたくさん必要となってきます。

ここであらためて皆様にお願い申し上げます。この映画制作に掛かる費用、上映会に必要なお金を、是非援助して頂きたいのです。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

奈良・町家の芸術祭 HANARART 公式HP http://hanarart.main.jp

 

(皆様、ご支援よろしくお願いします。)

 

引換券について

 

・3,000円
映画エンドロールにお名前を掲載。HANARART2013記念ポストカード。

・10,000円
HANARART2013図録進呈と、エンドロールにお名前(大)を掲載。

・30,000円
HANARART2013図録進呈。
さらにHANARART参加作家「西嶋みゆき」美術作品をプレゼント。エンドロールに
お名前(大)を掲載。


○西嶋みゆき

関西を中心に木版画を主な制作手法として作品を制作する。金魚の群れを彫った一枚の版木から何度も色を変えて摺った版画を、群れのように組み合わせたり、様々な素材と組み合わせたりしながら変化しながら永遠に反復して行く作品を目指している。

作家HP http://miyuki-nishijima.jimdo.com/

 

(画像は、HANARART2012図録)

 

(「西嶋みゆき」美術作品イメージ。『はなごころのはながら』(花心の花殻)、
素材:一般多色刷り水性木版画、雁皮紙、透明塗料、ポイなど、サイズ:156×90mm)


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