大阪警察病院循環器内科不整脈チームのご紹介

本プロジェクトは大阪大学と8つの関連病院（大阪急性期・総合医療センター、大阪医療センター、大阪警察病院、大阪労災病院、桜橋渡辺病院、JCHO大阪病院、りんくう総合医療センター、関西労災病院）で協力して行っています。
 
本日は大阪警察病院のご紹介をさせていただきたいと思います。
 
当院は頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション、徐脈性不整脈や致死的不整脈、心不全に対するペースメーカ、ICD、CRT-D治療を数多く行っております。最近は心房細動については専任麻酔科医による全身麻酔下でのアブレーションや左心耳閉鎖デバイス、難治性心室性不整脈に対する心外膜アブレーションにも注力しています。また、専門性の高い失神外来を設置し、感染したペースメーカを抜去するリード抜去術についても、心臓血管外科、麻酔科との密な連携のもと行っております。若いチームですが、全ての不整脈治療を当院で完結できる体制を目指しています。臨床だけでなく研究にも力を注いでおり、医学を一歩でも進めて患者様によりよい医療が提供できるように日々励んでおります。
 
本プロジェクトにて、心房細動患者様個々に対するオーダーメイドの抗凝固療法を行うことができ、必要以上に出血のリスクを背負っている方々にたいして、脳梗塞のリスクを増加させずに出血リスクを低減できるのではないかと、期待されます。大阪大学の関連施設と共に、患者様によりよい医療を届けられるよう本プロジェクトに取り組んでおります。