急な豪雨に備えを。世界最高性能の気象レーダーを活用したサイトを制作

寄付総額
目標金額 6,000,000円
- 寄付者
- 192人
- 募集終了日
- 2021年9月30日
ご質問に回答 - なぜ吹田キャンパスから60 kmなのか?
今週2つ目の質問に回答したいと思います。
今回のプロジェクトをご紹介させていただくと「うちの近所はエリアに入ってない」「このエリアがカバーできていれば良いのに」というお声をいただきます。大変申し訳ありません、吹田キャンパスから半径60km圏内のデータしか提供できないのです。
この理由の1つ目は1台のレーダーでカバーできる範囲が半径60kmだからです。レーダーは電波を発射し、跳ね返ってくる電波を検知するという仕組みです。やまびこに例えるとわかりやすいですが、山頂で声を出すと向かいにある山から声が返ってくる、これと同じことですね。問題は向かいにある山がすごく遠い、あるいは山がそもそも存在しないと、やまびこは返ってこないということです。すなわち対象物が遠すぎると、電波が拡散してしまい、受信信号がノイズに埋もれて検知できなくなるという原因があります。これは電波の波長にも依存し、吹田のフェーズドアレイ気象レーダーで用いられているXバンドと呼ばれる周波数の電波は、気象庁が用いているCバンドよりも大気中や雨、水蒸気での電波の減衰が大きいので、あまり遠くまで観測することができないのです。
またご存知のように地球は丸いです。そうすると地表面すれすれに送信したビームも、地球が丸いために、レーダーから離れるとどんどん地面から離れてしまい、地面付近の雨を観測することができなくなってしまいます。このように1台の気象レーダーでカバーできる範囲は決まってしまっています。
ではレーダーの数を増やせばよいのでは?というのがごもっともなご意見。これが2つ目の理由です。気象レーダーはそもそも大型の設備のため、1台導入するだけで数億円以上のコストが掛かります。このような大型の気象レーダーは気象庁や国土交通省が国民のためになると判断して、税金を投入して整備を進めています。フェーズドアレイ気象レーダーは最新鋭の技術のため、大阪大学では実用化に向けた研究開発をさらに進めていき、その技術が国民のために必要であると判断して頂けたなら、最終的には全国に配備されて、皆様の生活に不可欠な存在になってほしいと思っています。
今回のクラウドファンディングでは、せっかく試験観測をしているのだから、研究者だけではなく、一般の皆様にもその観測データを使ってほしいと願い、はじめました。その恩恵を受けることができるのはまだまだ一部の地域ですが、少しでも未来の気象レーダーを体験していただき、また今後の皆さまの生活に役立つかどうか、色々なご意見をいただきたいと考えています。
ギフト
3,000円
応援コース
■寄附金控除証明書の送付(12月中旬ー翌年1月中を予定)
■お礼メール・活動報告レポートの送付
■大阪大学未来基金ホームページにご芳名を掲載 (希望者のみ)
▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示します。
- 申込数
- 70
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
10,000円
β版体験コース
■ウェブサイトのβ版を一足先に体験 (2022年4月-5月を予定)
■完成したウェブサイトにご芳名を掲載 (希望者のみ)
■寄附金控除証明書の送付(12月中旬ー翌年1月中を予定)
■お礼メール・活動報告レポートの送付
■大阪大学未来基金ホームページにご芳名を掲載 (希望者のみ)
▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示します。
- 申込数
- 78
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
3,000円
応援コース
■寄附金控除証明書の送付(12月中旬ー翌年1月中を予定)
■お礼メール・活動報告レポートの送付
■大阪大学未来基金ホームページにご芳名を掲載 (希望者のみ)
▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示します。
- 申込数
- 70
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
10,000円
β版体験コース
■ウェブサイトのβ版を一足先に体験 (2022年4月-5月を予定)
■完成したウェブサイトにご芳名を掲載 (希望者のみ)
■寄附金控除証明書の送付(12月中旬ー翌年1月中を予定)
■お礼メール・活動報告レポートの送付
■大阪大学未来基金ホームページにご芳名を掲載 (希望者のみ)
▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示します。
- 申込数
- 78
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月

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