活動報告と更なる課題と目標
このたびは私ども沖縄ハピネコ会が初めてチャレンジさせて頂いた「沖縄の野良猫たちに生きる権利を…」に多くのご賛同、ご支援を頂きまして、誠にありがとうございます。
皆さまの暖かいご支援のおかげで、地域の餌やりさんや個人ボランティアさんから我々に相談があった地域の住民の方々に対し、地域猫として不妊去勢手術を行う予定を伝え、糞尿の問題は仮設トイレを用意し、自宅以外に設置をする場合には土地の管理者の許可を受けて設置させてもらう手配をしました。
さらに地域の野良猫問題として、各自治体や自治会のご理解並びにご協力を呼びかける事も出来ました。このように地域自治体、自治会、住民への啓発活動が沖縄野良猫問題解決への、第一歩だと考えます。
今回のご支援で不妊去勢手術済みの猫たち。
沖縄市上地、餌やりのTさん・・・・ 11匹
沖縄市泡瀬、ボランティアさん・・・9匹
沖縄市古謝、ボランティアさん・・・ 5匹
沖縄市比屋根、ボランティアさん・・16匹
沖縄市与儀、餌やりのGさん・・・・ 4匹
北谷町桃原、ボランティアさん・・・9匹
西原町東崎、ボランティアさん・・・ 5匹
TNRの合計頭数59匹
今後もTNR活動を途切れさせることなく、更に範囲を広げて活動を続けて参ります。
また、今回、クラウドファンディング・チャレンジの際、多くの方から温かい応援のお言葉を頂きました。支援者の皆様の野良猫たちへの優しい想いを、あらためて強く感じることができたことは、私たちの大きな励みです。
それだけでなくこの活動を通して地域住民の方々からも、野良猫たちを心配して餌やりをしている方々からも温かい感謝のお言葉を頂きました。そのお心遣いを、今後私たちの活動の支えと使命感に替えて頑張るチャンスにさせて頂きます。
この場を借りて心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
【更なる課題と目標】
私たちは今回の活動を通して新たな課題と目標を持つことになりました。
地域野良猫の不妊去勢手術を行う中で、どうしても元の劣悪な環境や場所へ戻すのに忍びない数十匹の猫たちを保護する事にしました。
その半数以上は子猫でした。(生後数ヶ月の子猫から中には数週間の赤ちゃん猫もいます)
また、ケガを負っている猫もいました。
TNR活動には猫たちの生存を保証する使命もあります。
そのような境遇の猫たちを保護して里親に繋ぐ活動も更に拡張する必要性も当然出てきました。
保護猫たちを安心して託せる里親へ猫たちを繋いでいく「里親シェルター構想計画」も本格的に構築して行く予定です。
その際には更にクラウドファンディングのチャレンジを行なって参りたいと思います。
【今回のプロジェクト内容内訳】
野良猫メス 34匹 手術費用9,000円×34匹=306,000円
野良猫オス 25匹 手術費用6,000円×25匹=150,000円
丸十金網捕獲器、追加購入4台 1台価格 11,700円×4台=48,400円(配送料1,600円)
計\504,000円
保護猫
子猫・・・・46匹
成猫・・・・12匹
保護猫の医療費
計\604,800円
支援者217人
皆様からご支援頂いた総額 1,059,000円
手数料差引額 919,212円
今回の活動費用総額
1,108,800円(補足費用\189,588円、他一般からの支援金を使用しました)
【今後について】
「沖縄の野良猫たちにも生きる権利を…」のプロジェクトはこれで
一区切りがつきますが、私たちの活動は多面的な問題解決への取り組みを
途切れさせる事なく、人の命と同様に動物の命にも尊厳を持って接する社会
を目指して邁進して参ります。
今後とも応援を心よりお願い申し上げます。