100人に聞いた!森のようちえんの魅力を伝える冊子を作りたい

100人に聞いた!森のようちえんの魅力を伝える冊子を作りたい

支援総額

560,000

目標金額 500,000円

支援者
48人
募集終了日
2019年6月10日

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プロジェクト本文

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森のようちえんって? 野外保育って何?

長野県伊那市にある保育所「山の遊び舍はらぺこ」をとりまく100人の声を通して、

その実態と魅力を伝える冊子「はらぺこひゃくにん」を作りたい!

 

こんにちは。ページをご覧いただきありがとうございます。

長野県伊那市にある保育所「山の遊び舎はらぺこ」です。「自然の中でのびのびと子どもたちを育みたい」との母親たちの願いにより、2005年に始まった認可外の野外保育施設です。保育士、保護者、地域が一体となって子どもたちの育ちを見守り、一緒に楽しみ、共に喜びを分かち合う場としてスタートし、今年15年目を迎えます

 

一言に野外保育(森のようちえん、とも呼ばれています)、といってもその形態や考え方、保育の実践方法は様々です。山の遊び舎はらぺこの大きな特徴は、保育士と共に保護者も日常的に保育に参加すること、そしてその運営も保護者が行っていることです。このような形態で行っている園は全国でも非常に珍しい形と言えます。

 

なぜ、冊子「はらぺこひゃくにん」を作りたいのか?

 

● 野外保育、そして自主保育のひとつのカタチを冊子としてまとめたい
● 地域、コミュニティ、その中にあるはらぺこの子どもたちの歴史と輝く姿を伝えたい

● 幼児教育無償化の問題において、野外保育のあるべき姿が変わってしまう可能性があることを伝えたい

 

ひとりでも多くの方にはらぺこの、そして野外保育の魅力や将来を担う子どもたちにとって幼児期の3年間がどれだけ大切な時間かを伝えたい。15年間続いたはらぺこの毎日を記録に残したい、長野県の小さな保育園で実はこんな面白いことをやっているんだよ、とみなさんに知ってもらいたい。そんな思いを持って、母親たちが中心となり冊子の制作に取り組んでいます。

そこで問題なのが資金面です。はらぺこは認可外の園のため、その運営資金のほとんどを保育料に頼っており、冊子を作る資金の余裕がありません。そこで、今回思い切ってクラウドファンディングに挑戦することにしました。みなさまのあたたかいご支援をよろしくお願い致します!

 

 

はらぺこってどんなところ?

長野県伊那市は、南アルプスと中央アルプスという2つのアルプスに抱かれた自然豊かな土地です。私たちは伊那市の静かな住宅地の外れにある築70年の古民家をお借りし、園舎として活動しています。周辺には田畑と住宅地、そして後ろには小さな森が広がり、小鳥がさえずる・・・。そんな場所にはらぺこはあります。

はらぺこでは、年間を通して自然の中に身を置いて、様々な場所に出没しています。雨の音、草の匂い、木々の間から差し込む光、頬を通り過ぎていく風。これらはどれひとつをとっても毎日同じということはありません。季節の変化や生き物の息吹を感じながら、子どもたちはたっぷり遊びます。

平成30年度、園児は25名(2歳児5名、3歳児4名、4歳児8名、5歳児8名)、異年齢の子どもたちが混じり合い、助け合いながら日々過ごしています。

 

 

 

育むこと、食べること

園舎の横にある畑では日々食べる野菜を育てています。小さな手で思い思いに播いた種はやがて芽を出し、大きく育ち、実りをもたらします。作物の成長を隣に感じながら日々を過ごし、収穫し、調理していただきます。

そして、園舎から少し離れた田畑では麦や米も育てています。半年近くをかけて育てた作物を収穫する喜び、それを運ぶ時の重さ、みんなで味わう時間・・・。これらは特別な時間や行事としてではなく、子どもたちの日常の中にあります。

他にも、薪ストーブで暖をとるための薪を運ぶ。味噌、醤油を仕込む。出来上がった味噌で味噌汁を作る。素朴でシンプルな生活ほど実は手間も時間もかかるかもしれませんが、私たちはそのひとつひとつが大切なことと考えています。そして、子どもたちははらぺこになるくらい夢中で遊びこみ、最大限の喜びをもって食事する毎日を重ねています。

 

園舎横の畑。子どもも作物も共に育っていきます。
​​​​
子どもたちは日常的に調理しています。2歳児の包丁さばきもぐんぐん上達していきます。

 

 

自然での経験が知恵となり、生き抜く力となる

子どもたちが日々自然と密接に関わることを大切に、保育を行っています。知識の押しつけをするのではなく、毎日の充実した遊びの中で試行錯誤したり、喜びを見出す体験をすることが、いずれ知恵となり生き抜く力の源になっていくと考えています。

自然が作り出す風の道や光の強弱、木々の色の移り変わり…降っても照っても、はらぺこはそれらを「感じる」ために野外に出かけます。暖かくなってくると近くの水路で足慣らし、遠くの川へも出かけます。足をつける事も嫌がっていた子が、年長の頃には川へジャンプ!そんな成長した姿も嬉しいものです。

寒い冬は雪が降ったら大はしゃぎ。肥料袋を重ねたソリで坂と見ればどこででも!

雨が降っても暑くても、雪が降っても風が吹いても。その時々で喜びを見出している子どもの姿は目を見張るものがあります。寒くて泣いたり、怖くて尻込みしたりももちろんありますが、それはその子どものステップと考え、保護者と保育士で共有し合い、見守っています。

また保育中に出会う自然物を素材に、表現活動も楽しみます。粘土、枝、つる、草木染め、裁縫・・・うまい下手ではなく、その子から湧き出す表現を大切にしています。

 

全ての自然物が子どもの遊び道具となります。

 

親も一緒に育ちあう

はらぺこでは、共同保育・自主運営を行っています。日々、保護者が保育士と一緒に保育に参加しています。そのため自分の子どもの成長を真近で感じられ、自分以外の子どもの育ちにも深く関わることができます。これははらぺこの大きな特徴でもあります。預けるだけの保育ではありませんが、短い光り輝く幼児期の喜びを余すところなく味わえる良い場になると考えています。

 

 

 

 

 

幼児教育無償化のこと。今、全国の認可外保育施設が直面する問題とは?

 

信濃毎日新聞2018年11月2日掲載記事

 

「すべての子どもに質の高い幼児教育を保証すること」を目指す制度として、201910月からスタートする幼児教育の無償化。それに伴い、認可保育所や幼稚園に通う3~5歳児のいる全ての世帯は、保育料が無償となります。一方、認可外保育に関しても無償化の対象となることが昨年末決定しました。ただし、現段階(2018年12月末)では自治体が保育を必要と認定した世帯限定となるため、保護者の就労状況によっては「保育の必要性がない」と判断され、無償化の対象になりません。つまり、「保育の必要性」がない子どもであっても幼稚園児、保育園児であれば全園児対象となりますが、2歳児はもちろん3歳児であっても認可外保育所に通う子どもたちは保護者の就労状況によって対象から外れることもあり、同じ保育園の中で無償のこどもと有償のこどもが出てしまう、という状況になるのです。

 

 

森のようちえんと、はらぺこの今

 

森のようちえんの運営形態は実にさまざまです。認可外施設として活動している園も多く、このままでは多くの施設が無償化の対象外となる見込みです。私たち、はらぺこもその一つ。共同保育として、日々保護者が保育や運営に関わる中で、就労している母親、さらに無償化対象となる就労時間条件をクリアする家庭はごくわずかです。

周囲の幼稚園、保育園の保育料が無償となっていく中、有償となる園への入園は高いハードルとなっていくでしょう。そして園児が減れば、園の運営は窮地に追い込まれてしまいます。

幸い長野県は野外保育に力を入れており、様々な形でご支援いただいています。しかし、全国的に見れば国の方針に従っていくことで、無償化という恩恵は受けられたとしても、各地に散らばる個性のある保育園が潰されていってしまうような気がしてなりません。私たち山の遊び舎はらぺこも今とても揺れています。これからどうしていくのか、こどもたちの未来のためにこれからどのような方向に舵を切っていくか、迷っています。でもだからこそ、今の時点で今のはらぺこはこんなだよ、こんな風に考えて始まって、こんな風にやっているんだよ、という足跡を残すことは大事なことなのではないか、と考えています。

 

 

岐路にたって

 

今、はらぺこでは保育者、保護者、卒園児の保護者を交えて、たくさんの話し合いを重ねています。

これからわたしたちはどんな道に進むべきなのか。

どうしたら存続していけるのだろう。

その話し合いは、15年前にはらぺこが立ち上がった原点に立ち戻り、はらぺこが大切にしていきたいことを再確認する作業でもあります。どんな形になるにせよ、子どもたちの豊かな育ちの場として、この小さな保育所を守っていきたい、と願っています。

どうかご支援よろしくお願い致します。

 

 

冊子について

 

発行予定 〜2019年10月31日

発行部数 最低500部を考えていますが、資金面に目途がつけばその分増刷したいと考えています。

サイズ  B5版 ヨコ型 

ページ数   40ページ(予定)

設置・販売場所  県内の本屋や雑貨屋など、主催や参加するイベントでの販売(子育てを考える集い、野外保育のフォーラムなど)

 

冊子の内容

◽︎特集『野外保育を取り巻く100の声』(タイトル予定)
 はらぺこを卒園した児童から現役〜歴代の保護者たちをはじめとして、県議会委員や市議会委員、他園の保育士さん、ご近所さん、ローカルのアウトドアマンや小商いなどなど「山の遊び舎はらぺこ」周辺の100人に聞く、野外保育や共同保育の魅力について。

◽︎はらぺこの歴史
◽︎はらぺこの365日
◽︎はらぺこの食の循環
◽︎いきもの図鑑

◽︎保育士 対談

 etc…

 

 

 

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プロフィール

長野県御代田町

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リターン

5,000


お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」

お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」

・お礼の手紙

・冊子「はらぺこひゃくにん」

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

10,000


お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕ はらぺこ手ぬぐい➕集い招待券

お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕ はらぺこ手ぬぐい➕集い招待券

・お礼の手紙

・冊子「はらぺこひゃくにん」

・はらぺこ手ぬぐい
写真はイメージです。在庫に応じて柄や色は変更させていただきますのでご了承ください。

・集い招待券
集いとは、はらぺこが毎年主催する「地域と子育て」を考えるイベントです。2019年度の開催場所と日時は未定です。8月末までに決定します。交通費は自己負担となりますのでご了承ください。

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

30,000


お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕はらぺこ手ぬぐい➕はらぺこ小麦の焼き菓子➕集い招待券

お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕はらぺこ手ぬぐい➕はらぺこ小麦の焼き菓子➕集い招待券

・お礼の手紙

・冊子「はらぺこひゃくにん」

・はらぺこ手ぬぐい

・はらぺこ小麦の焼き菓子
はらぺこの子どもたちが育てた小麦粉で地元の焼き菓子工房 えんむさんに今回特別に作っていただきます。写真はイメージです。どのような焼き菓子になるか、乞うご期待ください。

・集い招待券
集いとは、はらぺこが毎年主催する「地域と子育て」を考えるイベントです。2019年度の開催場所と日時は未定です。8月末までに決定します。交通費は自己負担となりますのでご了承ください。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

50,000


お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕はらぺこ手ぬぐい➕はらぺこ小麦の焼き菓子➕はらぺこ年間パスポート

お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕はらぺこ手ぬぐい➕はらぺこ小麦の焼き菓子➕はらぺこ年間パスポート

・お礼の手紙

・冊子「はらぺこひゃくにん」

・はらぺこ手ぬぐい

・はらぺこ小麦の焼き菓子
はらぺこの子どもたちが育てた小麦粉で地元の焼き菓子工房 えんむさんに特別に作っていただきます。

・はらぺこ年間パスポート(2019年度)
年間を通してはらぺこの活動にご参加いただけます。(流しそうめん、手作り醤油麹づくり、ハイキング、稲刈り)
それぞれの活動の開催日時は未定です。作物の育ちや保育の都合などを考慮した上、随時、決定してまいります。開催場所は山の遊び舎はらぺこ園舎、またはその周辺となります。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

100,000


お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕はらぺこ小麦の焼き菓子➕はらぺこ年間パスポート➕はらぺこグッズセット

お礼の手紙➕冊子「はらぺこひゃくにん」➕はらぺこ小麦の焼き菓子➕はらぺこ年間パスポート➕はらぺこグッズセット

・お礼の手紙

・冊子「はらぺこひゃくにん」

・はらぺこ小麦の焼き菓子
はらぺこの子どもたちが育てた小麦粉で地元の焼き菓子工房 えんむさんに今回特別に作っていただきます。

・はらぺこ年間パスポート(2019年度)
年間を通してはらぺこの活動にご参加いただけます。(流しそうめん、手作り醤油麹づくり、ハイキング、稲刈り)
それぞれの活動の開催日時は未定です。作物の育ちや保育の都合などを考慮した上、随時、決定してまいります。開催場所は山の遊び舎はらぺこ園舎、またはその周辺となります。


・はらぺこグッズセット
写真はイメージです。Tシャツ、軍手、エコバッグ、キャップ、ブランケット、手ぬぐいなどのうちから、5点となります。在庫に応じて商品の組み合わせ、柄や色は変更させていただきますのでご了承ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年10月

プロフィール

長野県御代田町

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