古代でつながる日印アート合作『はたおりプロジェクト』を成功させたい

 

 

 

はじめまして、はたおりプロジェクト・代表（ADITYA代表）Mana Annju（米原希実）と申します。

 

私は、インドの伝統的なヨーグ(レイヨーグ)とアーユルヴェーダなど、奥深い伝統文化を守り伝える活動をしています。心身の不調からヨーグに出逢いました。ヨーグを実践することで不調は改善し、中でも表現することで心身を整えることができるレイヨーグは、私の健康状態と人生を大きく変えてくれるきっかけとなりました。

 

 

このはたおりプロジェクトを立ち上げることになったのは、レイヨーグの祖である大師匠から、『自分の生まれた土地のエネルギーとつながって語る』ことこそがインド伝統芸術の真髄であると伝えられたことがはじまりです。

 

また、インドの伝統を伝えている直接の師匠に付いて幾度となく渡印し、日本とインドのつながりについて多くのことを学んだ経験に基づきます。

 

 

日本の伝統芸能である『能』や『神楽』にも同じように、『氣』とつながる精神があります。古くからの文化や日本の豊かな精神性が失われつつあると感じていた私は、レイヨーグを通じて日本古来の精神性を取り戻すことができると思いました。

 

そこで、生まれ育った大阪の池田市に拠点を置くことを決め、伝承の残るさまざまな地域に足を運んで『はたおり媛』の伝説と出逢いました。

 

地域の伝承をまとめ、豊かな文化を織り込んだストーリー制作したところ、師匠たちは、インド古典音楽の総力を挙げて素晴らしい楽曲を作ってくれました。インド伝統芸術の著名な巨匠たち大勢で作り上げた楽曲は100万円はくだりません。

 

レイヨーグは『観せる』ことができるヨーグ（ヨガ）です。まるでミュージカルのように華やかな衣装と演舞で語られる古墳時代のストーリーを、師匠たちが日本の私たちのために作ってくださった音楽で表現したい。歴史と文化とアートが織りなすこれまでにないライブアートパフォーマンスを、生まれ育ったこの大阪の池田で実現したい！そう思い、このプロジェクトを立ち上げました。

 

このライブを完成させるには、大きな舞台が必要です。また、レイヨーグは世界初の手法のため、演舞するキャストが圧倒的にたりません。そのため、キャストを一般募集し、収容人数1000人の池田市民文化会館大ホールでの公演開催を決めました。

 

この公演を実現するにはかなりの費用がかかります。

 

すでにいくつかの文化芸術支援の助成金申請を終えましたが、まだ採択の見込みがたっておりません。けれども昨年からプロジェクトは走り出し、すでに自己資金と関連イベントで資金調達を始めています。会場は確保済み、楽曲と振付指導費を月々何とかお支払いしている状況です。

 

新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、時期的な状況は決して良いとは言えませんが、強い気持ちでこのプロジェクトをいまだからこそ成し遂げたいと考えています。

 

現在、新型コロナウイルス感染症の影響下で、多くの文化芸術に携わる方々は固唾を飲んでいる状態です。先祖代々受け継がれてきた、伝統芸術ならではの深い芸術性と学びが世界から失われようとしています。アートは目に見えない自然の神秘を描くもの。森羅万象の宇宙のメカニズムを表現するものです。

 

ただ支援を募るだけでなく、いまこの時期だからこそ、文化芸術、ライブアートの必要性を感じている方々の気持ちをつなぎたい。そう考え、今回クラウドファンディングに踏み切りました。

 

レイヨーグはあくまで自分のために行うもの。 自分自身と向き合うための手法です。

 

けれども、楽しみ、学び、感動を生み出すひとりひとりの営みが、伝統を受け継ぎ、伝承を伝え、地域を活性化することができたなら。さらには、多くの人々の健康に役立ち、どんな状況でも笑顔で乗り切れる強い精神を養えたなら。はたおりプロジェクトの実現は、そんな未来につながっていると心から確信しています。その実現のためにも、どうか温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

学生時代に日本各地の神社やお寺を巡る旅をしていた私は、あるとき、『国籍や人種に関わらず、世界は文化的につながっているんじゃないか？』と気づきました。日本の伝統的な建築や儀式、祭礼、祝詞などにはインドのお経を思わせる宇宙観があります。やがてインドの伝統ヨーグ（ヨガ）の学びを深めるにつれ、その気づきは確信に変わっていきました。

 

『世界は芸術文化（アート）でつながっている』

 

そして2019年、インド伝統舞踊の世界を体現する大師匠の言葉がその確信をあと押ししてくれたのです。

 

『マナ、私たちの行うインド古典芸術は本来、自分の生まれた土地のエネルギーとつながって、地域の伝承を語るものです。だから、あなたが生まれた土地の伝承に深く興味を持って、それを地域の方々の役に立つようにレイヨーグで貢献しなさい』

 

 

私は、大師匠の言葉から、生まれ育った地元大阪・池田市に興味が湧き、昔遊んだ公園や、猪名川の河原を思い出します。そういえば、お山の公園はみな古墳だったような....。改めて想い出の公園や河川を調べ、『はた織り媛の伝説』を知りました。不思議な必然性を感じて、さらに伝説を深く探求すると、史跡として残る場所の全ては、昔よく遊んで慣れ親しんだ場所でした。

 

驚きと興味に拍車がかかり、直接ご指導いただいている師匠や仲間とともにはたおり媛をテーマとしたファンタジーでシナリオを作りました。そして、学生時代の旅で感じた『世界はアートでつながっている』というメッセージも物語に織り込んでいきました。

 

大師匠にシナリオの内容を伝えると、インド古典音楽の芸術家を集めて、伝統の技術を駆使した演舞用の音楽を作曲してくださいました。ファンタジーストーリーをもとに制作していただいた楽曲は約60分の演舞劇ができるほどの大作でした。

 

楽曲ができたのは2020年の9月です。新型コロナウイルス感染症拡大でステイホームが叫ばれ、全世界が個々の関わりを分断しつつある中、今、この時だからこそ、人と人、国と国、文化と文化、世界のつながりを体感できるライブパフォーマンス公演を実現したい。そんな想いが日増しに強くなり、プロジェクトを立ち上げることになりました。

 

 

 

 

今回の挑戦では、私たちはこの企画を『はたおりプロジェクト』と名付け、生まれ育った池田市の市民文化会館アゼリア大ホールでの公演を目指します。

 

はたおりプロジェクトは、日本とインドの古典の伝統芸術・文化を融合した、日印共同アートプロジェクトです。大阪・池田を囲む猪名川流域の古来の伝承『はた織り媛伝説』を、『動く瞑想』と呼ばれるインド伝統のレイヨーグにで描くライブパフォーマンスアート（舞台芸術）として、描きます。

 

和風でありながらどこか異国情緒あふれる音楽と衣装、ミュージカルのように音楽と舞踊で綴られる物語は、和風でありながらどこか異国情緒あふれる音楽と衣装、ミュージカルのように音楽と舞踊で綴られる物語は、目にも耳にも深く観る人の印象に残り、これまでにない新しいアート作品となります。

 

 

大阪府池田市に伝わる織媛伝説は、日本書紀にも記述のある2人の織媛についての言い伝えです。

 

《池田の織姫伝説》
今から1700年ほど前の2〜3世紀頃、応神天皇の時代に勅命を受け渡来系の阿知使主（為奈都比古＊のちの坂上氏）は絹織物の技術者を大陸（中国）から連れて来ます。そのうちの2人がクレハトリ（呉機織）とアヤハトリ（漢機織）です。日本に到着してからも（仁徳天皇時勢）織媛たちは大変苦労して池田（いなのあがた）に辿り着き、着いてからは地域の方々と協力して精力的に織物技術を伝え、教育を行いました。その結果、日本の服飾技術と文化は飛躍的に発展し、日本の民族衣装は着物（呉服＊クレハ）と言われています。

 

 

 

 

 

公演は2021年7月24日の大阪府池田市の初回公演を2回行い、その後、自然豊かな日本情緒溢れる環境で撮影ロケを行い、国内外の国際芸術コンペティションや芸術祭へ出品します。

 

参加者には、華やかな衣装と楽しく幽玄に綴られるレイヨーグをの魅力を知っていただきたい。また、地域の伝承に興味を持ち、日本古来の豊かな精神性を感じていただきたいと思っています。

 

出演者には、レイヨーグの神秘に触れて、瞑想の境地を体感していただきたい。そして、コロナ明けにはなりますが、海外公演を引き続き行っていきたいと思っています。

 

※2021年秋以降に国際文化・芸術活動を推進しているインド姉妹都市にて公演を企画中。来年度2022年にはインド デリー（またはリシケシ）を始めとして、海外諸国（台湾・フランス）においての公演を目指しております。

 

 

 

 

■九鬼麻衣（ちいさなにぎわいづくりセンター／合同会社＆e）

はたおりプロジェクト（ADITYA）のみなさんにはじめて会ったときは…「どうしてみんなそんなにインドを愛しているのだろう」と思いました。代表のマナさんを「インド大使」と呼んだことも（笑）

 

でも、彼女たちの話をきくうちに、大きな視野で世界をとらえ、これまで培われた人の暮らしや生き方そのものを愛し、つながっていくこと…その入り口がインドであり、文化交流をもちながら活動をしていることがわかりました。

 

地域でのマルシェ出店や、空き店舗活用の利用、ヨガ指導、そしてイベントでのレイヨーグパフォーマンスでの出演依頼。いつも、彼女たちの周りには「愛と笑顔」があふれています。

 

レイヨーグを見て「こんなに美しいものを見られてうれしい」と高齢の方からメッセージをいただいたことは私にとってもうれしいことでした。周りを巻き込みながら、笑顔にする力で、今度は日本の伝承をレイヨーグで表現。大阪と兵庫地域に伝わる織姫伝説を舞う。きっとこの活動は大きくて柔らかい波となり、世界へ広がっていくと予感しています。

 

そのファーストステップとなるステージが、2021年、始まる。このワクワク感を、ぜひ皆さんにも一緒に感じていただきたいと思い、心から応援しています！

 

■佐々木ヤスユキ（音楽家／環境活動家）

菜食友達のマナさんたちが「はたおりプロジェクト」という舞台をするんだって！しかも「日本の伝承とインドの伝統舞踊をつなぐ」がテーマみたい♪これはみんなでもりあげないとっ！

 

 

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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。