世界遺産の島で「五島焼」の復活、陶芸工房・パーラァをつくる

世界遺産の島で「五島焼」を復活。
人生を元気にする陶芸工房 & パーラァをつくります！

 

石川県九谷の地での登り窯焚きの様子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

●はじめまして！陶芸家の武田です！

はじめまして、陶芸家の武田朋己(たけだ ともみ)と申します。

現在は、金沢市にて、九谷で学んだ技術をもとにオリジナルの陶芸作品「CUTiE PoP 九谷」の製造と販売をしています。

みなさんが想像する九谷焼とはちょっと違う、キュートでポップな作品なのですが、そこには、今回のプロジェクトにも通じる「過去の知恵に学んで、現代に活かして、 みんなの人生をイキイキ元気にしたい！」という思いがこもっています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　武田朋己 作：CUTiE PoP 九谷

そんな私が、運命の出会いを機に、遠く離れた五島列島でロマンに満ちた「五島焼」を復活させ、 「陶芸工房 & フルーツパーラァ」をつくろうとしています。
いまは私と仲間の6人だけの夢ですが、かならず、たくさんの人を元気にする「みんなの夢」にすると心に決めておりますので、性格上、元気いっぱい熱さいっぱいの文章になるかもですが、どうか最後まで読んでいただき、応援していただけたらうれしいです！

 

 

●ロマンに満ちた「五島焼」との出会い

私はもともと大手酒類メーカーで社会人のキャリアをスタートしました。

その後、一念発起して九谷焼を学び、夢だった陶芸家になりました。

陶芸を愛しているのは、自由な感性をつぎこむことができて、しかもつくったものが人の日々の暮らしに密着しているからです。

うつわで食卓をカラフルに彩って、心をワクワクさせられたら。そのたびに、その人の一日は元気！になります。

そんな一日が積み重なれば、人生ぜんぶが元気！になります。

そんな思いで、⻑年たくさんの作品を届け、お客さんたちとの素晴らしい関係をつくり、私自身も元気をもらいつづけてきました。

そのような中で、自分の仕事の集大成として、いつの日か、人も、地域も、時代も元気にできるような、もっと言えば、未来を元気にする仕事ができたらなぁと漠然と考えていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2018年10月2日長崎新聞／朝刊／掲載「“謎”の巨大窯」（無断複製・転載禁止）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※掲載している画像は長崎新聞社より許可を得て掲載しています。

 

そんなある日のことです。

⻑崎県は五島列島福江島にて「江戶時代の巨大な登り窯が発掘された」という記事を目にしました。

大きさは、わかっているだけでなんと全⻑ 60 メートル。

なぜそんな 大きな登り窯がつくられたのかは謎のままです。

かつて大陸との交易の最前線だった五島に、巨大な登り窯を使った陶芸(五島焼※)の文化があったなんて。

発掘に携わった⻑崎大学の野上教授 にも直接お話を聞かせていただき、私のワクワクは大きくふくらみました。

(※ここでいう五島焼とは…江戸時代に五島列島福江島で焼かれていた焼き物のことを指し ています。現在も発掘調査中であり謎に包まれた焼き物です。)

●五島焼を復活させ、人も地域も元気にしたい！

 

時を同じくして、私は五島という場所自体にも、惹かれていました。

五島列島は、かつて潜伏キリシタンが⻑くきびしい弾圧の中で、何百年も自分たちの祈りを受けつないだ場所で

世界文化遺産にも登録されています。

渕ノ元カトリック墓碑群／写真提供：（一社）長崎県観光連盟

さらに歴史をさかのぼると福江島は、空海さんや最澄さんなど、歴史上のすごい人たちが遣唐使として大陸を目指した際、日本の最後の寄港地でした。

 

新しい未来を手に入れたいと夢みた人々が、大きな一歩を踏み出す「出港」の地だったのです。
「過去からの大切なものを守りつなぐ地」であり「未来に向けて出発する地」でもある。

過去から学び、現代に活かして、みんなを元気にしたい！と常々想ってきた私にとって、それはビリビリ！ドカーン！と稲妻が走る衝撃でした。
「人生の集大成の仕事はここにあるぞ！」「ここで 新たな人生の出港をせよ！」と島に呼ばれているような気がしたのです。

「五島焼を復活させて、 みんなの出発の港となるような拠点をつくる！」
かつて唐に渡った遣唐使たちの決意と希望が乗り移ったかのように、すぐに具体的な計画づくりと仲間への声がけを始めていました。

 

●つくります！
「ハトバ製陶所＆波止場パーラァ」

 

思い立ったが行動！拠点を探し始めた私は、運命的な場所を紹介いただきました。
福江島は三井楽(みいらく)にある八ノ川海岸から歩いて15 歩(笑)の所にある白と緑のすてきな建物です。

 

ここで、江戶時代に途絶えた五島焼の復活と、うつわ文化の発信を行います。

今回拠点となる建物と目の前の浜

三井楽はまさに遣唐使たちが旅立った地であり、潜伏キリシタン文化が色濃く残る土地でもあります。
かつて平安時代の蜻蛉日記(かげろうにっき)の中で「亡くなってしまった愛しい人に会える、みみらくの浜」として紹介された、伝説的な場所でもあります。

日本の渚百選にも選ばれた高浜海水浴場（三井楽町）／写真提供：（一社）長崎県観光連盟

そんな歴史の物語に満ちた三井楽は、新たな出発の場としてうってつけだと感じました。

この小さな波止場にある建物を改修し、焼物の工房である「ハトバ製陶所」をつくります。

同時に、うつわの楽しさをワクワク体感してもらうために、絶品フルーツデザートを提供する「波止場パーラァ」を併設します。

 

五島産の果物を使ったオリジナルパフェ

 

なぜ場所も名前も 「波止場」にこだわったのか。

波止場はつねに出発の場所です。

人や文化が行き交い、新たな物語がはじまる場所でもあります。

たんに私たちの夢としてではなく「訪れたみんな」の「出発の場」にしたい。

 

1000年以上前から、たくさんの人の夢が出発した場所ですから、きっと現代でもすばらしい場所にできるはず。

いろんな人の夢や希望が行き交い、出会い、元気になって新たな出発が起こるはず。

そう思ったのです。

 

応援をお願いします！！
そして、応援だけじゃなく、いつか、この波止場を訪れて、あなた自身の新たな出発にもしてほしいのです。

それって、なんだか夢があると思いませんか?

 

●文化の復活は、人や地域の復活にもつながる。

五島焼に関しては、⻑崎大学でプロジェクトを進める野上教授にレクチャーいただきながら、復活を進めていきます。
そして、このプロジェクトを過疎化が進む島の「新しい産業」に育てたいです。

ちなみに、私が陶芸の基礎を学んだ九谷焼も、実は、古九谷焼が途絶え、その100年後に再興九谷焼として復活を遂げたものです。

同じように、江戸時代に途絶えた五島焼も、150年後の今、再興五島焼として復活できたらとても意義のあることだと思うのです。

 

 

金沢での工房の様子

 

そして、復活させるだけでなく、五島焼を、島の産業にしたい。産業になることで、雇用の創出につながります。 

子育てする主婦や主夫の方が、すきま時間に好きに出勤して働ける仕組みや、退職された年配の方々の「働く集会所」のような

役割も担っていきたいと考えています。

歴史に根づいた古いものが再興する時には、人の心や地域も元気になって再興していく。

そう信じています。

●応援、よろしくお願いします！

 

今回、夢がつながってプロジェクトになりました。

縁もゆかりもなかった⻄の果ての島の波止場から、仲間６人で出発します。

壮大な夢であり、たやすい道とは思っていません。

それでも、楽しく、元気に、ワクワク挑戦していれば、必ず道は開けると信じています。どうか、これを読んでいただいたあなたにも、

この物語の一部になっていただきたいです。
仲間になってほしいです。
応援していただき、いつかここに来て、あなた自身の夢の出発にも役立ったらとても嬉しいです。

応援、待ってます！
島に来るのも、待ってます！

 

 

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　　再興五島焼、復活へ3つの道筋　

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    江戸時代にあった五島焼の香炉

 

   　

　

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    再興の後、五島焼を広める5つの構想  
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1． 五島列島を訪れる人の記念となる商品をつくる。

2． 思わず集めたくなるシリーズ展開をする。

3． 五島ブルー(五島の海のイメージで、唯一無二の色あい)を開発する。

4． 手跡の残る温かみを守る。人・物語・自然を感じるものづくりをする。

5． 訓練すれば誰でも作れる製法にし、未来に受け継ぐ。

【スケジュール】

　福江島三井楽町に2024年内オープン予定！

 

 

【リターン】

五島列島にはキリシタンの方たちが、何百年もの潜伏の期間をのりこえて建てた美しい教会 がいくつもあります。
夢と希望の出発の象徴として、教会の豆皿セットを製作し、リターンの中心とします。

※すべてのリターン商品に波止場パーラァオリジナルステッカーの数種類あるいずれかを同封させていただきます！

 

● 店舗受取り限定バターサンド １個

    5,000 円

　※店頭で受け渡しが可能な方

 

● 波止場メンバーズＴシャツ　　　　  

　 10,000 円  

 

● 武田朋己デザイン エプロン（ベージュ）

　限定１枚  15,000 円

 

● 武田朋己デザイン エプロン（ブルーグレィ）

　限定１枚  15,000 円

 

● 波止場バターサンド 

   6個入冷凍  15,000 円 

 

● 教会豆皿  3枚セット

    20,000 円

 

● オリジナルマグ　２個   

    33,000 円

 

● 極上朝食プレート２皿　

 　40,000 円

 

● 春夏秋冬プレート４皿  限定５名 

    80,000 円 

 

● 人面壺　            限定１名　 　       

  300,000 円

 

※店舗受取り限定のバターサンド以外はすべて全国発送します。

 

【資金の使い道】

  以下の費用として使わせていただきます。

 

●真空式土練機（124万円）の購入費用

 

●陶芸工房設立のための改築費用の一部として

 

ご支援いただく目標の金額として200万円を目指しております。

このプロジェクトを成功させるためにどうしても必要な機材の購入と工房を建築するための資金にさせていただきます。

どうか、応援よろしくお願いします!

そしてこの応援が、あなた自身の夢の応援にもつながりますように！

 

【最後に。】

読んでいただき、ありがとうございました。

自分自身の夢として立ち上げたプロジェクトですが、気づけば仲間の夢にもなり、

そして今は 「五島列島にとって、自慢がひとつ増えることになればいいな」と思い頑張っています。

古いものの復活は、人や地域の心も復活させます。

訪れる人を元気にします。

10年後20年後の五島の未来がイキイキと輝いていること。

そして 100 年後には、五島焼が地域の誇る伝統工芸として根づき、
みんなを日々の食卓から元気にしていることを信じて、突き進んでまいります。

 

６人でのスタートですが、応援してくださる気持ちのある皆様も、もれなく「波止場メンバーズ」 です！

一緒に夢を楽しみましょう♪

 

【代表紹介】

武田朋己／たけだともみ

(五島ハトバ製陶所・波止場パーラァ 代表)

ー陶歴ー
2008年 ビアマグランカイ7入選
　　　　石川の現代工芸展 NHK 金沢局⻑賞受賞

　　　　金沢 わん碗大賞

　　　　入選石川県立九谷焼技術研修所 パーマネントコレクション受賞

2009年 石川の現代工芸展 入選 二点

2011年 石川県立九谷焼技術研修所 干支皿コンペ 「辰」受賞 石川県に干支皿50枚納品

2013年 石川県立九谷焼技術研修所 干支皿コンペ 「午」受賞 石川県に干支皿50枚納品

2021年 1級陶磁器製造技能検定試験 合格(国家資格)

 

・全国百貨店、ギャラリーを中心に個展やグループ展(年6〜8回)

阪急梅田本店、阪急⻄宮店、新宿伊勢丹、銀座三越、銀座松屋、中目黑「ギャラリー翠」、 銀座「ACギャラリー」、世田谷桜新町「アートギャラリー彩香」、葉山「ヘミングアーツ」、 鎌倉「MeriHari」等。

 

・常設店での販売 大丸東京クリエーターズテーブル、金沢ひがし茶屋街「玉くしげ」、金沢近江町市場「うつ わかきいろ」、 能美市「ギャラリー結」、 加賀市「ART551」、山形県「陶美苑」、所沢 くろ川、福岡県「しょうざんどう」。

・期間限定 金沢21世紀美術館ミュージアムショップ

・EC サイトWeb個展 「大人の焼き物」

ー過去実績ー

・フランス見本市メゾンエオブジェ5年 連続出展、パリ有名雑貨店取扱い

・パリ ルピシエ、金沢 21 世紀美術館ミュージアムショップ(期間限定)

・NY NOW(アメリカ最大ギフトショー)・フロリダディズニーワールド内三越

・NHK「美の壺手の中の小宇宙」でフランスでの商品の様子がメインで放送。裏千家家元奈良宗久を迎えてお茶会企画立案開催。

・金沢市大乗寺にて、九谷焼×薬膳料理のイベント企画開催。金沢市工芸祭兼六茶会への抹茶碗提供。食と器コラボイベント「趣膳食彩」招待参加

 

【メンバー紹介】

⚫︎辻　千尋（フルーツパーラァ店長）

ベーカリー、カフェにてメニュー開発や、SNS運営、部門責任者の経験を活かし店長としてメニュー開発と集客を担当。

 

⚫︎山崎道世（経営管理担当）　　

一般企業において総務人事など管理業務や医療業界においてのセンター長の経験を活かし経営管理全般を担当。

 

⚫︎佐々木由美（営業担当・アドバイザー）

メーカーにて営業とマーケティングを経験後、個人事業主として起業し、店も主人も旅するおつまみ居酒屋を壱岐島・宮古島・三重・石川・東京などで展開している。自らの飲食店経営のノウハウをもとにアドバイザーを担当。

⚫︎寺内菜穂美（陶芸スタッフ、フルーツパーラァスタッフ）

NPO法人などのスタッフとして幅広い分野で子育て支援業に携わる。 ハトバ製陶所と波止場パーラァのアシスタントとして縁の下の力持ち的存在。

 

⚫︎竹田沙希（デザイン担当）

印刷業界において、デザインや雑誌等の制作を経験。当社においても、ロゴ・名刺の他各種デザインを担当。

 

 

【Special thanks】

　クラウドファンディングで支援者を募るにあたってご協力いただいた皆様に心より感謝いたします。

 

　門田　クニヒコさん

　中村 直史さん

　有川 智子さん

 

　応援していただいた皆様に喜んでいただけるようプロジェクトを進めてまいりますが、建設のスケジュール等により遅れが生じた場合、リターンのお届けが遅れる場合がございます。プロジェクトページに記載している内容に変更がある場合には、活動レポート等で速やかに共有させていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。