「日本茶」×「Something」で「癒しのお茶」を開発したい

 

 

「日本茶」×「Something」
新たなお茶の魅力を開拓。茶業をもっと盛り上げていきたい

 

こんにちは、中根製茶株式会社代表取締役の中根基臣です。静岡県掛川市にて製茶業を営んでおります。私は茶業界に入り16年になるのですが、地元掛川の茶業を盛り上げるべく、日々仕事に励んでいます。

 

そして今回、商品を手にするお客様はもちろんのこと、茶生産農家、また茶業に携わるすべての人たちが笑顔になるような商品開発を行っていきたいと思い、これまでにない、新たな日本茶づくりに挑戦することにいたしました。

 

 

それは「日本茶」×「Something」

 

つまり、日本茶に何かをブレンドし、日本茶の魅力をさらに引き出すようなブレンドティーをつくります。この手法はおなじみのジャスミンティーやアールグレイなどに使われており、それぞれの基本となっている中国茶、紅茶を超える魅力を生み出しています。

 

今回の開発でも、みなさんを驚かせるようなブレンドティーをつくりだし、日本茶の魅力をより多くの人に知っていただくと同時に、お茶業界を盛り上げていくためのきかっけにもできれば、と考えています。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

お茶に囲まれて過ごした幼少期
お茶の良さを知っているからこそ、お茶で暮らしを豊にするお手伝いをしたい

 

今の会社は私の祖父から続き、私で三代目になります。私が小さいころなどは、両親共働きだったこともあり、土曜など学校が半日で終わるときは、決まって茶工場に行き、当時の従業員さんたちによく遊んでもらいました。お茶の冷蔵庫でかくれんぼをしたり、工場内を走り回ったり、時には友達と一緒に台車でレースをしたりと、今考えると当時働いていた方たちにはほんとに迷惑お掛けした思うのですが...、当時は本当に良い幼少期を過ごせました。

 

 

お茶の工場内には、原料を焙煎する工程があるのですが、お茶を焙煎した時の独特の香りは、何とも言えない癒しがありました。また、工場内で走りまわって疲れた夏の日には、氷いっぱいのグラスに注ぐ濃いお茶で乾いた喉を潤していました。

 

大学卒業後は、一度は違う会社にも勤めたのですが、地元掛川が好きということと、やはり人々に「癒し」や「潤い」を与えることができるお茶に再び興味を持ち、転職して現在に至ります。

 

 

日本のお茶の起源は奈良時代にまでさかのぼり、当時は薬のような使われ方をされていたようです。戦国時代には「茶の湯」が武将たちの嗜みとして、また時には人心掌握の術としても利用されました。江戸時代になり、永谷宗円が一般の人たちにも広く茶を楽しんでもらいたいと考えられたものが現代でも受け継がれる「煎茶」になります。

 

日本では「お茶」は昔から人々の生活の身近にあり、長い間人々を支えてきました。あまりにも身近にありすぎて考えたこともないかもしれませんが、お茶には皆さんの生活を豊かにする力があると思います。

 

今回のプロジェクトを通して、現代の「お茶」で皆さんの生活を少しでも豊かにできたらと思います。

 

 

 

年々減少するお茶需要。付加価値をつけて新たな需要開拓をしたい

 

近年、茶業を取り巻く環境はたいへん厳しい状況にあります。人口減少、消費者層の高齢化、多種の飲み物の台頭、家庭環境や就業スタイルの変化などなど要因は様々なのですが、昔のように「茶葉で急須を使って淹れる」という機会は減り、お茶の需要は年々減少傾向にあります。

 

 

需要が年々落ち、単価の安い原料などが出回ることなどもあり、お茶農家さんの収入も年々減少しています。そのためか、ここ最近では若い人たちの就農率が低く推移し、また最近では一度就農したものの、若いうちに転職してしまう人も多く、離農率も高くなっております。このままいくと茶農家さん自体がなくなってしまい、地元の主産業は衰退、さらには日本から「お茶」自体がなくなってしまうかもしれません。

 

時代も変わり、生活スタイルが変わってしまっているため、需要の減少はしょうがなく、減少した需要をもう一度戻そうと思ってもそれはお門違いだと思います。やはり重要なことは、減少した需要に代わる「新たな需要開拓」をすることだと思います。今までにない商品や、現代の生活スタイルにマッチした商品に仕立て、新たな需要を獲得していかないと市場を確保できず衰退は免れません。

 

そこで今回我々はこのプロジェクトを通して、付加価値を創造することにより、今までにない新たなお茶作りに取り組み、新たな需要開拓を行い、現代の生活スタイルに合ったものに作ることにより、需要を確保し、若手の茶生産農家さんが夢を持って取り組めるようにできたらと考えています。

 

 

 

今までにない日本茶の魅力づくりに挑戦

 

今回のプロジェクトでは新たな日本茶商品として「日本茶」に香りのするお茶。「Something」を加えた新たなブレンドティーづくりに取り組みたいと思います。

 

 

ブレンドティー自体は欧米、中国などでは昔からある手法で、よく知られたものとしては中国茶にジャスミン花をブレンドしたジャスミン茶や紅茶にベルガモットオイルをブレンドしたアールグレイなどがあります。近年では世界各国よりいろいろな素材が集まるためブレンドレシピはもっと複雑化しており、よく知られた世界的なお茶ブランドなどでもたくさんのブレンド種を取り揃えています。

 

今回は我々が日々製造する日本茶に、いくつかの素材を掛け合わせたいと考えています。ベースとなる日本茶にもいくつもの種類があり、可能性はかなり広がると思います。今までにない新たな日本茶で皆さんを驚かせることができればと思います。

 

 

 

テーマは「リラックス・リフレッシュ・ゴージャス・ウォームアップ」
気分に合わせて、なりたい気分に合わせて飲んでみてほしい

 

現代社会はまさに時間との戦いで、仕事においてもストレスを抱えることが多いと思います。また、最近では新型コロナの影響もあり、一日中家で過ごし、家にいながらストレスを抱えてしまっている方も多いのではないでしょうか？

 

こんな時だからこそぜひお茶を楽しんでいただければ、と思っています。お茶は癒しをもたらす効果があります。またお茶を自ら淹れ飲むこと自体「ほっと一息つく」時間をつくることができます。

 

今回はいくつかの素材を掛け合わせることにより癒しの中でもより細かく、例えば「Relax（リラックス）」、「Refresh（リフレッシュ）」や「Gorgeous（ゴージャス）」、「Warm up（ウォームアップ）」など気分に合わせて飲んだり、なりたい気分にできるようなお茶に仕上げられたらと考えています。

 

使用するお茶には地元のお茶原料を使います。欧米などにはすでに様々なブレンドティーがあるとお伝えしましたが、今回ベースとなるお茶は日本茶ですので全く新しい、欧米のティーショップにはないような掛け合わせになると思います。また商品化にあたりギフトとしても使っていただけるよう、パッケージにもこだわったものにしたいと思っています。今回、皆様からいただいたご支援は新たなお茶商品開発に使わせていただきます。

 

 

 

 

新しい日本茶の開発を通して、日本一の茶処「掛川」を活気のある地域に変えていきたい

 

 

今回のプロジェクトを通じて、新たな需要が開拓でき、需要が元に戻り、安定した収入の下で若手就農者が増えてくれるのが理想です。

 

収入も当然大事なことなのですが、今回のこのプロジェクトは、消費者に直接販売する商品となるため、消費者からのダイレクトなレビューややり取りが今後のお茶製造のヒントになると思います。

 

また、就農者のモチベーションも高まることを期待しています。さらには常に変わるマーケットの変化に対応できる強い農業経営体質が生まれ、永続可能な農業体制が確立できることを期待しています。

 

 

将来的には、茶園を望む雄大な場所でお茶と一緒に「朝ヨガ」を実施したり、また茶の生育、製造などを見られる「TEAツーリズム」なども実施できたらと考えています。

 

 

これからも日本一の茶処掛川から、「新しい日本茶の魅力」を発信し、一層活気のある地域に変えていくための挑戦を続けます！　今回のプロジェクトはその第一歩です。

 

皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします！！

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。