
寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 4,629人
- 募集終了日
- 2024年3月31日
【令和6年能登半島地震】一人でも多くの被災者と医療の現場を守るために必要な支援体制を考える
ここ数日、能登半島には冷たい雨と雪が降り続き、寒さが一段と厳しくなってきました。地盤の隆起による陥没や地割れ、土砂災害などにより一時期は完全に麻痺していた道路状況は一部修復作業が進められていますが、まだまだ通行止めや片側通行に規制されている箇所も多く、孤立している集落もあります。
ピースウィンズが運営する空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の緊急支援チームは、ヘリコプター、船舶などもフルに稼働させ、医療と物資の両面から必要な人々に必要な支援を続けています。そのなかで医療チームは、現地入りした2日から珠洲市総合病院と連携し、重症患者や継続的な治療が必要な患者をヘリコプターで別の病院に搬送したり、市内各所の避難所や孤立集落などへの医療支援を重点的に進めてきました。
民間NGOの機動力を生かして避難所を支援
震災直後は、珠洲市総合病院に患者が殺到し混乱。こうした大規模災害では、周囲の避難所で体調を崩した方が病院に行くという流れを少しでも減らし、病院に集中する患者を分散することも必要になってきます。そのためには、病院以外でも診療できる場所をつくり、同時に避難所でできるだけ体調を崩さないようにするための環境を整えることを考えなければなりません。
特に珠洲市は高齢者の多い地域で、空飛ぶ捜索医療団の医療チームは、各避難所で臨時診療所を立ち上げたり、訪問診療にも対応してきました。大規模災害の医療支援において一人でも多くの被災者を救い、また医療の現場を守るためには、こうした被災地全体を見渡した医療支援体制を構築し、環境を整備していくことも重要になってきます。
この日訪れた避難所でも臨時診療所を立ち上げると、診療が始まる前から廊下には長い列ができました。寒さによる体調不良、熱や下痢などの症状を訴える方が多く、特にこの時期はインフルエンザなどのパンデミックが懸念されます。診療だけでなく、できるだけ感染を防ぐために継続的に避難所の衛生環境も管理し、整備していかなければなりません。
また、診察所を訪れた方のなかには、地震発生時にケガをしてしまい、避難しても医師に診てもらうことはかなわず、そのまま数日を過ごしてきた方もいました。
物資と医療が連携した支援を届ける
医療支援と連携した物資支援も行われています。地震発生直後に立ち上がった緊急避難所の多くは、生活していくには厳しく、特に寒さ対策は緊急を要します。ストーブなどの暖房器具をはじめ、床の冷たさを遮り、少しでも快適に眠ることができるマット等も、ニーズの高い支援物資として求められていました。
空飛ぶ捜索医療団は、過去の経験も活かし、早い段階からストーブなどの暖房器具や簡易トイレ、エアマットなどを準備して必要な場所に届けています。避難者が少しでも安心して快適に休める環境を提供することも、長期化する避難生活に耐えなければならない方々の健康維持にもつながるのです。
必要な人々に必要な支援を届けるために
電波塔のバッテリーが上がり、これまでWi-Fiが使えなかった珠洲市内のある避難所では、緊急支援チームが使用しているピースウィンズのWi-Fi(Starlink)を1時間解放しました。
避難所の方は「これまで電波がほぼ立たなかった。LINEも新着メッセージの通知は来るけれど、開いても受信してくれなかったため、送りたいものがどんどん溜まってしまっていたので、とても助かる」「やっと友だちにメッセージできます!」と、喜んでいました。
避難生活は長期化することが予想され、今後は、広域避難も視野に入れて各支援も月単位の長期的な支援計画を考えていく必要があります。少しでも被災者が笑顔になれるようなこうした細かいニーズも含め、必要な人々に必要な支援を届けるために、皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いします。
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