ヘンプ製品メーカーのオーナーと栃木県の大麻栽培農家を訪ねました。 (2014年7月)

 

 

麻布樂がなぜヘンプにこだわるのか?
数回に分けてお伝えして参ります。

ヘンプは完全無農薬で栽培が可能です。
オーガニック素材である理由について栃木県の大麻栽培農家を訪ねて検証してみました。

麻布樂の仕入れ先でもあるタイのヘンプ製品メーカーのオーナーを連れて、大麻栽培農家である大森さんを訪ねました。

(オーナーの彼女とは、常に意見交換や情報の共有などを続け、懇意にお付き合いさせていただいております。)
江戸の時代には、この地域で栽培される麻は、野州麻と呼ばれ収穫量も品質も日本有数の麻として有名でした。

訪問した時は、大麻の収穫時期で非常に忙しい時期にもかかわらず、大森さん自ら大麻畑を案内していただき栽培方法などを丁寧に説明していただけました。

大麻の繊維の品質の良し悪しは、繊維が真っ直ぐかどうかで違ってきます。
伊勢神宮などにも収める大麻の繊維は、最高の品質が求められます。

一定の品質を保つためには、栽培方法が肝心となります。
この栽培方法が農薬を使用しなくても栽培が可能になることを示しています。
簡単に説明したいと思います。


大麻の茎を真っ直ぐに伸ばすために株間を詰めて栽培します。
密集させて栽培することで畑の内側の大麻(ヘンプ)は風から守られ(大麻の茎は直径1cm程度ととても細いです。)、茎の途中に葉が付くことを防ぎ(葉が無いことでまっすぐで綺麗な繊維になります。)、日光が当たらないので、白く柔らかい繊維になります。

そして株間を密集させて栽培することで、虫が畑の中に進入しにくくなるという利点もあります。虫が付きにくいので殺虫剤などの農薬を使用する必要がありません。虫の付きやすい葉の部分は、もともと収獲せずに廃棄処分となるので、これも農薬を必要としない理由のひとつでしょう。

畑の外側に生えている大麻(ヘンプ)は、風の影響で曲がったり、日光に当たり過ぎて茎が太くなったり、虫がついて黒く変色したりしていました。
これらの大麻(ヘンプ)は、収獲せず廃棄処分となります。
品質を保つために収穫のロスが多いことは驚きでした。


大麻繊維の品質を守るために工夫を凝らした伝統的な栽培方法は、結局農薬を必要としない栽培方法となりました。
タイ国内でのヘンプの栽培方法もほぼ同じような栽培の仕方でした。違いと言えば、株間の間隔が日本の幅よりも広いことくらいでした。これは、栽培している規模が大森さんの畑よりも3倍以上の面積で育てている為、そこまで間隔を広くしなくても大丈夫だという事です。


ヘンプは、なぜ完全無農薬で栽培が可能なのか?
実際に大麻畑を見学したり、タイのヘンプメーカーのオーナーから直接インタビューすることで確認することが出来ました。


完全無農薬で栽培が出来るヘンプは、環境にも身体にも優しいオーガニック素材です。
麻布樂がヘンプにこだわる理由のひとつでもあります。

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