協会に戻ってきたら？？～生活編～

こんにちは！兵庫盲導犬協会です！

 

前回はパピー期間に大事なことをご紹介しましたね。今回はパピーウォーカーさんのもとを離れたのち、協会に戻ってきた犬たちはどんな生活をしているのかをご紹介します！訓練のお話に入る前に、協会での普段の生活をのぞき見してみましょう！

 

訓練の合間の時間に、毎日行っているのが犬たちのブラッシングです。日々の抜け毛を取り除くだけでなく、どこか怪我をしていないか、耳が汚れていないかなどの健康チェックを行う大切な時間でもあります。また月に一度はシャンプーをして、清潔な状態を保ちます。

人間社会の中で暮らす盲導犬は、健康で清潔でいることがとても大切です。そのため、生まれた時から健康管理や衛生管理には気を付けています。

 

健康であるためには運動も必要です。当協会では一頭ずつ順番に協会周辺でお散歩をしています。このお散歩はただ歩くだけではなく、歩いているときの犬の様子、人やほかの動物に出会ったときの反応などをハンドラーはしっかりと観察しています。観察をして得た情報をもとに、その犬の課題や訓練方法を検討するためです。また「道の左端を歩く」ことや「交差点では停止する」といった盲導犬に必要な作業の一部も、普段から習慣にしていくことで、犬がハーネスを付けたときに自然と行うことができます。

 

敷地内のドッグランで犬を自由に走り回らせることもあります。一頭でただひたすら走り回ったり、ほかの犬と追いかけっこをしたりと元気いっぱいに駆け回ります。

 

そうして訓練や運動をして犬室に戻ると、犬たちも「ちょっと休憩」とお昼寝をします。

 

協会ではずっと訓練となると犬にとってもストレスです。適度に息抜きをして楽しく訓練をできるようにしています！

 

今回は協会での暮らしの生活編をご紹介しました。次回は訓練についてです！お楽しみに！