太鼓集団響プロデュース！夏の二大イベントを成功させたい！

　はじめまして、一般社団法人Moonlight Project 太鼓集団響の飯島学（イイジママナブ）です。

　太鼓集団響でコンポーザーをしています。このページをご覧いただきありがとうございます。

　コロナ禍が一定の収束（昨年に5類へ移行）をみたことで、少しずつですが活動にハリが出てきました。

　全ての仕事を契約書で締結しているわけではないので、ここ数年の活動は本当にいろいろな方々に支えていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました！

　突如として生活が急変した、させられたコロナ禍でしたが、それにより、多くのアーティストが存続の危機に陥りました。それでも自分たちの力を信じて、ときに仲間とともに励まし合い、この苦境を耐えることができました。この夏は、太鼓集団響が出会ってきた個人・団体を含む30名を超えるアーティストをお招きし、様々な音楽や表現に出会えるイベントを開催いたします。

　本来であれば2020年に田中邦正さん率いる播州わらべ（兵庫）さんとのイベントを開催したかったのですが、様々な制約が生じ、見通しの持てない混乱の最中であったため、延期という判断をしました。そしてようやく開催の見通しがもてました。その4年間、ないし5年間ですが、世界情勢は大きく変化し、深刻な問題を抱えています。ひびきフェスティバル（祭り）と申しながらも、地域・社会・世界の平和を祈り、願いながら、生かされてきたアーティストたちが手を結び、声高らかに生きる喜びを分かち合いたいと思います。そして、8月末には地元である本庄市児玉町の響スタジオにて、誰もが集える参加型、体感型のお祭りを開催いたします。それぞれ呼びかけに応じてくれたアーティスト（出演者）たちに感謝します。ぜひ我々のクラウドファンディングを応援してください！そして各会場にお越しください！

 

 

 

↑プロジェクトのメインヴィジュアル

 

　コロナ禍で流れに流れてしまったコンサートを再現するのではなく、やみくもに時間を重ねていくのではなく、この4年、5年で新しく感じたことを組み込んで各イベントを開催したいと考えています。それは、簡潔に言えば、世界情勢の変化です。各地で起きている戦争により、小さな命が奪われています。また、国内においては元日に能登半島で起きた地震により、多くの方が被災し、復興の只中にあります。直接的にできることは限られていますが、それぞれに思いを通わせ、暴力のない、平和を希求する、そんな音楽イベントにしたいと考えています。

　太鼓集団響は今年の春に初となるインドツアー（国際交流基金の助成を受け）を行いました。演奏だけでなく、ベンガルールのスラムに訪れ、現地で行われている教育支援や水や電気のない極限の生活を間近で知ることになります。一方、すぐ横には大きな建物や、電飾の多いきらびやかなお店が並びます。このギャップの原因の一つにカーストの影響があるのです。何かしたくても何もできないというもどかしさは、自分の非力さを直視する瞬間でもありました。

　インドで交流したインディアン・フォーク・バンドのリーダーであるバルー・ジャンベは言います。「音楽は身分に関係なく自由を得られる」と。その自由の先により豊かな選択や決定があることを願うばかりです。そして、自分たちができることを探り続ける時間が続いています。

　本コンサートの意義とは、流れゆく記憶を刻むことだと思っています。過去に訪れた水俣（水俣病の調査）や東北（震災）、沖縄（沖縄戦）等々、時代の流れとともに当事者たちは口を揃えるようにして、記憶の風化を恐れています。忘れられてしまうことは、なかったことにする、と同義です。同じ過ちを繰り返さないためにも、何一つ無駄にせず教訓とするためにも、現地や当事者の方々に思いを通わせたいのです。とどのつまりは、暴力のない平和な世界です。

　今回のコンサートは多様な背景を持つアーティストが集いました。兵庫の地域に根づき、子ども・青年たちの育成に寄与してきた田中邦正さん率いる播州わらべ（よさこい）。東日本大震災により福島県双葉町で被災した音楽家である橘光顕さん。ソプラノ歌手の安藤紗希江さん、ピアニスト新井倫子さん、アメリカからのゲストも予定しています。音楽が媒介となり、違いを認め合い、違いを乗り越えて繋がりあえるのだというイベントを、共演と共同を通して表現したいのです。そして、その音楽をお客様と分かち合うことで、前向きな気持をつくることができればと考えています。また、太鼓集団響はスコーレ・ムーンライト（当法人が運営するフリースクール）と連携し、次世代の若者たちに分かち伝えを行っています。最近では熱心に和太鼓を叩く若者たちが現れました。過去には舞台制作に興味のある若者とともに学びあい、キャリア構築に役立てていただきました。今回のプロジェクト＝イベントにも出演やスタッフ（多様な役割）を通して関わっていただく予定です。

 

 

 

　今回、私たちが挑戦する方式はAll-or-Nothingといわれるものです。これは、目標金額に達しない場合、支援金の入金はされません。100万円の目標金額を設定しているので、99万では未達成＝失敗（997,000円でも未達成扱い）となります。絶対に必要な資金ということで、ご支援をお願い申し上げます。ぜひリターンの購入、情報の拡散にご協力くださいませ！なお、今回の使用使途については以下に記載しております。ご参照ください。また、今回のProjectで必要な全体の経費は200万円を想定しております。その内の半分にあたる100万円をクラウドファンディングで集めさせていただき、活用させていただきたいのです。主にアーティスト招聘の交通費や舞台設営に必要な経費として活用させてください。兵庫のよさこいメンバーの招聘に必要な交通費は約50万円（新幹線やバス）になります。会場代や付帯設備使用料、舞台設営などで数十万円かかっています。積算については、チケット収入などで収支を合わせていくことで、200万円の舞台制作費用の捻出を想定しております。

 

 

 

　太鼓集団響がプロデュースする夏の二大イベントとは、埼玉県の上尾市を会場にして行う"HIBIKI FESTIVAL 2024”と本庄市児玉町にある響スタジオを会場に開催する"GATHERING PLACE 2024”です。それぞれタイプが異なるイベントとなっており、フェスがコンサート型、ギャザリングが参加型となっています。両イベントは太鼓集団響の演奏やワークショップを核としながら、楽しんでいただくイベントです。

　HIBIKI FESTIVAL 2024は今回、初の試みです。プロ・アマを問わず、国内外からアーティストを招聘し、長時間の音楽イベントを開催します。キレイに聴かせる、魅せるコンサートも大切ですが、音楽の背景にある物語や、奏でられる必然性など、演者たちの思いにしっかりと耳を傾けいただき、思いを通わせていただきたいと思いました。もちろん、テーマの重厚さだけでなく、前向きな気持ちをつくりだせるポップな表現も準備しています。ぜひお誘い合わせの上、飲み食いしながらの音楽フェスをお楽しみください！

　GATHERING PLACE 2024は、5回目を数えます。当初より、誰もが参加、参画できるイベントを目指してきました。ことのはじめは、10年前の響カフェで出会った当時の中学生が「流しそうめんをやりたい」というところからスタートしています。響スタジオ（埼玉県本庄市）の周辺には竹林があり、スペースの確保も容易であったことから、毎年開催することにしました。地元の子どもたちも多く参加し、流しそうめん大会自体は、10年続いています。多いときには80人ほどの参加者が集まった年もありました。近年は太鼓コンサートや太鼓教室生徒さんの発表なども兼ねて、一日に様々な要素をギュッと詰め込んだイベントとなっています。

 

 

日時：2024年8月12日（月）

　　　■14:00開演　■13:30開場

会場：イコス上尾

出演：飯島学、山口裕陸、佐々木恵、山口哲広、田中宙太（太鼓集団響）

　　　田中邦正、田中康一（旗）、田中麻寛、照本優翔、照本真祐子、山本帆夏、美戸真理、中森日菜、

　　　森本朱音、三木さくら子、中森美侑、北本藍那、中森愛結、合田佳那（播州わらべ）

　　　橘光顕（歌/ギター）

　　　安藤紗希江（ソプラノ）

　　　新井倫子（ピアノ）

　　　特別ゲスト予定！（和太鼓）

　　　＆more

主催：一般社団法人Moonlight Project 太鼓集団響

　国内外とアーティストが集います。それぞれの音楽・身体パフォーマンスを間近に鑑賞できる機会となります。ファミリーチケットや大学生以下は特別価格帯のチケットを用意しており、安価で鑑賞ができます。コンサート鑑賞の敷居をなるべく低くし、身近に表現を感じて欲しいというのが一つのねらいです。今後はシリーズ化を考えており、より多くのアーティスト、今回は招聘できなかったアーティストたちにステージに立ってもらいたいと思います。なお、上記の出演者は6月現在の予定となっており、多様な表現とともに増える予定です。

 

 

 

 

日程：2024年8月24日（土）

会場：響スタジオ　〒367-0225 埼玉県本庄市児玉町飯倉893-1

内容：流しそうめん大会（11:00～）

　　　太鼓集団響 ミニコンサート（16:00～）

　　　公募者（ラーナー含む）によるパフォーマンス（16:30～）

　　　ワークショップ（10:00/11:00）

　　　展示（終日）

主催：一般社団法人Moonlight Project 太鼓集団響

　響スタジオで開催される、地域に開放されたイベントです。太鼓集団響のミニコンサートに加え、夏を彩る様々なイベントを終日開催します。参加費も安価に押さえており、ミニコンサートとパフォーマンスは無料で鑑賞することが可能です。より多くの人たちに、幅広い年齢層で楽しんでいただけるよう、準備しております。出演者やスタッフ、各企画の一部についてはスコーレ・ムーンライト（フリースクール）の子ども・青年たち（ラーナー）が実行委員会を組織し、運営にあたる予定です。

 

 

 

 

　・会場費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10万円

　・付帯設備使用料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15万円

　・会場設営費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20万円

　・出演者の交通費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60万円

　・出演者の謝金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20万円

　・スタッフの謝金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15万円

　・ボランティアの交通費・・・・・・・・・・・・・・・・3万円

　・著作権使用料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1万円

　・宣伝商材（フライヤー、パンフレット等）・・・・・・・5万円

　・稽古に伴う準備費用（台本代等）・・・・・・・・・・・1万円

　・打ち合わせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10万円

　・クラウドファンディング手数料・・・・・・・・・・・・12万円

　・リターン発送等費用・・・・・・・・・・・・・・・・・30万円

　・衛生品費（ゴミ袋、消毒等）・・・・・・・・・・・・・1万円

　・熱中症対策（スポーツドリンク、氷など）・・・・・・・2万円

　・ケータリング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3万円

　・雑費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3万円

 

   総計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約200万円    

 

 

 

□リターン／金額 

□【限定数なし】 お気持ちだけ！A／3,000円

□【限定数なし】 サンクスメール／3,000

□【限定30セット】 8.12パンフ付きサンクスメール／3,000円

□【限定30セット】 8.12パンフ付きフェスティバル非売品ステッカー（サイン入り）／3,000円

□【限定30セット】 8.12パンフ付きドリップパックコーヒー15パック／5,000円

□【限定30セット】 8.12パンフ付き響カフェのブレンド＋ストレートコーヒー400g／5,000円

□【限定30セット】 8.12パンフ付き水出しパックコーヒー10パック／5,000円

□【限定5セット】 響グッズ＋ヤマちゃんからあなたへ／8,000円

□【限定25セット】 8.12パンフ付きGATHERING PLACE 2024Ｔシャツ／8,000円

□【限定数なし】 お気持ちだけ！B／10,000円

□【限定5セット】 世界に一組、メンバー削り出しのお手製バチ／10,000円

□【限定10セット】 安藤紗希江レッスン参加券／10,000円

□【限定10セット】 橘光顕プロデュース音楽CD／10,000円

□【限定10セット】 響メンバーと飲み食いで交流券！／10,000円

□【限定15セット】 パンフ付き絶対お得！コンサートチケット＋Tシャツセット／10,000円

□【限定10セット】 コンサートパンフにお名前掲載！／20,000円

□【限定5セット】 8.12太鼓集団響の太鼓教室回数券／30,000円

□【限定5セット】 スピンオフコンサートにご招待！／30,000円

□【限定3セット】 国内どこでも参ります！出張演奏！／200,000円

 

限定数のあるリターンはお早めにご購入くださいませ！

 

 

 

　今回、初開催となるHIBIKI FESTIVALは来年以降の継続的開催、シリーズ化を目指しています。アーティストが活躍する場を自分たちで造り続けることが重要であると考えています。今回、ご覧のように、多様な背景を持つアーティストが集いました。社会的な役割や使命を考慮したイベントにしていきたいと思っています。先に歴史や記憶の風化を述べましたが、震災や人災、公害等々、いまだに解決の糸口を見いだせずに苦しんでいる人たちがたくさんいます。歴史の事実が今日の社会から消えぬようにとどめ、虐げられ、追い込まれた人たちに目を向ける、想像力を通わせることができるコンサートにしたいのです。

　GATHERING PLACEは体感・体験型のイベントとしてこれまで開催してきました。文化や芸術というと、敷居の高いものとして受け取られがちです。誰もが表現者となる経験を、また「ものづくり」を通してつくりあげる充実感や達成感を生み出したいのです。多様な企画（ミニコンサート、流しそうめん大会、バチづくりなどのワークショップ、パフォーマンス企画、バーベキュー等々）から表現や自己実現となる入り口を持ち続けたいと考えています。自ら考え、選択をし、仲間との共同・協同を通して、つくりあげるプロセスやその先のゴールに心震わせられるお祭りを目指します。

　そして、イベントに限らずなのですが、太鼓集団響の役割の一つとして、次世代への「分かち伝え」を念頭に置いています。現在、太鼓集団響のメンバーは10代から50代で構成されています。響の演奏やワークショップで和太鼓を体験し、自らプロになりたいと志す者もここ数年で出てきました。舞台人＝表現者だけではなく、舞台製作やいわゆる裏方の仕事に将来の目標を見出し、響が贔屓としているプロの舞台サービスさんに学び、進路を目指す若者にも出会ってきました。太鼓の諸活動を媒介に、あるいは触媒としながら、次世代の若者に寄与したいのです。

　

 

 

 

　太鼓集団響は少人数の太鼓集団です。少人数であるが故に、一人で何役もこなしていく必要があります。様々な太鼓奏法（鳴り物含め）、篠笛、民俗舞踊、民謡等々です。2007年の立ち上げ以来、太鼓アンサンブル曲の作曲を精力的に行ってきました。その曲の数々は国内外で好評をいただき、株式会社への楽曲提供（店内BGM）をしたこともあります。そのような意味で、我々の音楽表現は、コンテンポラリーな活動や創作活動が主となるわけですが、その表現が自分の思い込みや勘違いにならぬよう、細心の注意を払ってきました。よって、日本の民俗芸能から身体技法や様式美等について学び続けています。少々抽象的な表現にはなりますが、無理無駄のない身体の使い方が和太鼓の歴史には外せない事実であり、和太鼓たる所以です。伝承されてきた芸能にリスペクトしながら、いま、自分たちができる表現を創り出していきたいと思います。ぜひ我々のプロジェクトに賛同いただき、盛り上げてください。また、今後はリレートークで出演者やスタッフの背景や思いに迫ります。太鼓集団響の日々の活動やクラウドファンディングの新着情報については毎日更新しているブログをご参照ください。今夏のイベントは、表現やメッセージにアイデンティファイできるプロジェクトになると信じています。どうか、みなさまのお力をお貸しください！

太鼓集団響一同

 

　プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情（緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む）によりイベントが開催できなかった場合、日程を延期させていただきます。年度内での開催が困難となった場合、返金いたします。