プロジェクト概要

 

ページをご覧頂き有難うございます。写真家・映画監督の石川梵です。

 

ネパール大地震以来、私は最も深刻な被害を被ったラプラック村に通っています。この村は、被災し、飲み水にすら不自由する、世界でも最も貧しい村に見えるかもしれません。吹きさらしの家で肩を寄せ合うようにして生きている一家は、世界でも最も不幸な家族といえるかもしれません。
 

でも、私には、この村が世界一美しい村に見えて仕方ありません。

 

そこで暮らす一家は、世界一幸福な家族に見えて仕方ない。


なぜなら、ここには私たちが持っているものは何もないけれども、私たちが持ってない大切なものが全てあるからです。

 

 

映画の主人公プナムと、父親の暮らす放牧小屋を訪ねたことがあります。父親はいつもヒマラヤの峰々を水牛を追う生活をしており、めったに家へ帰れません。冬になり、放牧地が近くなったので、再会できたのです。お父さんの大きな手に包まれたプナムはとても幸せそうでした。

 

そんなプナムの姿を描いたこの映像を見てください。

 

「世界でいちばん美しい村・主人公プナム」特別映像

 

ネパール地震への関心が薄くなるなか、

私が考えたのはドキュメンタリー映画の制作でした。

 

2015年にネパールを大地震が襲い、300万人もの被災者を出しました。

ネパールはアジアの最貧国でありながら、東日本大震災の際、日本に義捐金を送り、祈ってくれた国です。他人事とは思えませんでした。

 

 

私にも何かできればという思いから、震源地の村、ラプラックで食料などの支援をするとともに、復興に向けて歩む人々の姿を捉えたドキュメンタリー映画の撮影を始めました。映画が息の長い支援につながると考えたからです。

 

2016年2月、その制作費用を支援していただくためReady forで第1回目のクラウドファンディングを実施しました。ご支援してくださった皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。本当に有難うございました。

 

 

たったひとりでの撮影。そんな中救ってくれたのは村人の笑顔でした。

 

この映画の撮影は私ひとりで始めました。

 

大変なことも多く、心が折れてしまいそうな時もありました。

 

しかし、村人たちが魅せてくれる眩しい笑顔と頑張る姿に何度救われたかわかりません。

 

撮影が進むに連れ、私は主人公である一家の虜になっていきました。素朴だがいつも笑顔で、働き者で、命の輝きに溢れていたからです。この映画の本来の目的はネパールの村を支援することでしたが、私たちが物やお金をあげた代わりに、彼らは、人間にとって一番大事なもの、私たち日本人が忘れかけていた大切な心、を思い出させてくれたのです。

 

それは家族愛、村人たちの絆、大自然とともに生き、祈る姿と、いってもいいでしょう。

 

いつしか私の心の中には、ネパールの人々の命の輝きを東北や熊本の被災地に届けたい、という気持ちが芽生えました。映画を通してそれを実現するのが夢になりました。

 

なぜならこの映画には、ひとときの楽しみだけではなく、暗闇の中で見つけた真の希望が宿っている、と信じているからです。

 

 

映画はおかげさまで完成、各地の試写会で大きな反響を頂くことができ、個人制作のドキュメンタリーとしては異例の、松竹東劇を封切りに2017年春から全国ロードショーが決まりました。

光栄なことに平成28年度の文部科学省選定映画にも選ばれています。

 

これから海外の映画祭にも出品する予定です。

応援してくださった皆様には感謝の言葉しかありません。

 

ところが大きな問題が出てきました。

 

いちばん見せたいはずの東北には、ほとんどの町や村で映画館がなかったのです。

 

そんなおり、2016年秋にラプラック村で完成した映画の上映会を行いました。

雨の中、くるぶしまで水に浸っているにも関わらず、村人たちは自分の村が映る映画のワンシーン、ワンシーンに歓声を上げ、笑い、涙を流し、誰一人帰ろうとせず目を輝かせていました。

 

 

その様子は映画館の原点を見るようでした。

人々が感動を分かち合う上映会の素晴らしさをあらためて感じました。

 

もっと届けたい。

 

もっと観てもらいたい。

 

自分自身の言葉で私の体験を伝えたい。

 

東北、常総、熊本。被災地と呼ばれる地域の人にこそ。

 

映画館がないなら、上映会をやればいい。車にプロジェクターとスクリーンを積んでいけばどこでも上映会ができる、監督自ら自分の言葉で、ネパールのことを伝えられる。

 

ラプラックの上映会を目にして決心が固まりました。

 

しかし、そのためには資金が必要です。

一ヶ月、全国を巡れば、交通費や宿泊費も多額になります。

 

そこで今回上映会ツアーを実施するために必要な資金のご協力をお願いしたく、第二弾プロジェクトを立ち上げました。支えられてばかりですが、応援してよかったと心から思ってもらえるように最後まで努力しますのでどうかご協力お願い致します。

 

最後に

 

この映画のエンドロールを歌うのは「*はなおと*」という花巻出身の二人組のシンガーです。

 

同じ苦しみを味わっているネパールと東北の被災地を結びたい。

 

そんな気持ちから彼らもボランティアで映画のエンドロールを歌ってくれました。

 

善意の輪が大きく広がっていくのを感じました。

 

 

志をひとつにし、多くの人たちが協力し、応援してくれる。こんな幸せなことはないと思います。喜びも悲しみも分かち合いながら、みんなで乗り超える。それは正にこの映画のテーマでもあります。そんな思いで、プロジェクトを実行します。

 

しかし、先程も申し上げたように、上映会ツアーを実施するためには皆様のご支援が必要です。その想いを背負い、最後までやり抜きますので、どうかお力添えをお願い致します。そして映画のエンドロールに私やこれまで協力してくれた皆様とともに作り手として名前を刻んでください

 

上映ツアースケジュール

 

❐ 2017年2月  【地名】福島、岩手、山口、大分

❐ 2017年3月  【地名】宮城 岩手

❐ 2017年8月  【地名】大分 熊本 他随時全国ツアー先決定

 

 

費用詳細

 

❐ 交通費

❐ 宿泊費

❐ プロジェクター等機材費

❐ チラシ等宣伝物制作費

 

映画「世界でいちばん美しい村」製作と並行し、行った支援

 

❐ ネパール震災初期に震源地の村、ラプラックに食料3トンを運ぶ食料支援

食料支援写真

❐ 雨季の人命救助として全600世帯にベッドの材料を贈ったベッド600プロジェクト

❐ 映画の主人公になった家族らの住宅建設支援 (2度)

❐ 長男ジルバドルの学業支援

❐ 冬季のダウンジャケット支援

❐ プナム基金の設立と奨学金支援 現在5人の子どもの就学支援中

❐その他、さまざまな形で現地の支援を行っています。

 

 

プナム

 

とりわけネパールの優秀だが、勉学の機会がない女子児童を助けるプナム基金は現在も継続中で、全国各地での劇場公開や上映会が広がれば、合わせて基金が大きくなり、多くの児童を支援できる、と期待しています。このプロジェクトは間接的にプナム基金も支えます。

 

この映画は多くの支援者に支えられてきました。正にみなさんと一緒に映画を作っている感覚でした。今度は広め、観てもらう番です。映画は見てもらって初めて映画になる、とは名言です。そんな体験もみなさんと共有できればと思います。よろしくお願いします。

 

 

最後に、11月に行った岩手、花巻の試写会の動画をご覧ください。

 

 

 

【Link】

「世界でいちばん美しい村」
■ オフィシャルサイト http://himalaya-laprak.com
■ FBページ  https://www.facebook.com/laprakhimalaya/
■ twitter https://twitter.com/sekaichi7
■ 監督石川梵 FBページ(毎日更新中) https://www.facebook.com/bon.ishikawa

 


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