下関でも活動されている抱樸さんを応援したい

このクラウドファンディングで応援する「NPO法人抱樸」をご紹介したいと思います。

抱樸の奥田知志理事長から、我々のコンサートについて動画メッセージを頂きました。
まずはこちらをどうぞ。

【メッセージ要旨】
皆さんこんにちは。NPO法人抱樸代表の奥田です。8月11日の「ひまわりチャリティコンサート」、久しぶりの開催になります。このコンサートは本当に素晴らしい演者の皆様が来てくださっての、抱樸の活動、あるいは希望のまち建築に関してのチャリティコンサートです。この間コロナでなかなか開催できなかったのですが、ついにこの夏再開できるということで、心から喜んでおります。当日私は会場におりますので、ご来場の皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
ソプラノの鷲尾さん、ピアノの穴見さん、そしてヴァイオリンの漆原さん。この3人の方々が今回も駆けつけてくださいました。私は本当にこの3人の演奏を、毎年感動の中で聴かせていただいております。この感動を皆さんとともに分かち合いたいと思いますので是非会場にお越しください。
ひまわりチャリティコンサート、その起こりは2006年に下関駅放火という大きな事件にあります。私達はその事件に大きな衝撃を受けました。二度とこういう事件を起こしてはいけないと、下関駅から歩いて5分くらいのところに「抱樸館」という抱樸にとって初めての施設を開設しました。お金もなにもない中で始まったプロジェクトでありましたが、その時に私達を応援し、助けてくださったのが、株式会社ひまわりの先代の穴見社長でありました。その思いは社員の方々や多くの人々に引き継がれまして、このチャリティコンサートが開催され続けております。今、穴見社長の息子さんが新たな社長となられましてその思いを引き継がれております。皆さんぜひ会場に駆けつけてくださればと思います。
このチャリティコンサートで集まった収益を私達の活動費として用いさせていただきます。抱樸の活動は多くの方々のご支援がなければ続けられない活動です。なかなか採算が取れない活動。しかし「やらなければならない」そのことに対してこれからもやっていきたいと思います。ぜひご支援の程よろしくお願いいいたします。

下関駅が焼失してしまったことは、とても残念なことでした。
「犯人」は、知的障害のある老人で、生活が出来ないので万引きを繰り返すなどで「刑務所に戻ろう」としていたと聴いています。

弁護士ドットコム【服役11回、刑務所に半世紀の男性「今、幸せです」　生き直しを支えるもの】
https://www.bengo4.com/c_1009/n_9035/

下関駅放火事件を起こした福田さんと抱樸の関係については、2021年の記事ですが、こちらに詳しいです。
https://soar-world.com/2021/02/10/tomoshiokuda/

奥田知志さんと福田さんのある日の様子。
https://note.com/tomoshiokuda/n/n8b8d21e80371

事件の「犯人」を責めるのではなく、なぜ起こったかを検証し、繰り返されないためにはどうしたらいいか、を抱樸は考え実践されています。

抱樸の皆さんは北九州での炊き出しのあとに、下関の街にもお弁当を持って廻っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　海峡ゆめ広場（2014年）

　　　　　　　　　　　抱樸館下関でのハロウィンパーティの様子（2011年）

誰もが人と繋がりあって生きられる社会。「希望のまちプロジェクト」では、それを更に広く深く実現されようとしてます。

「NPO法人抱樸」の活動は寄付で運営されています。
我々も、「希望のまち」が社会に大きく広がることを望んで、抱樸さんに託すために寄付を集めたいと願ってます。

皆さんも一緒に応援くだされば幸いです！