日本の伝統的な生活様式を記録したドキュメンタリー作品を上映したい!
支援総額
目標金額 250,000円
- 支援者
- 11人
- 募集終了日
- 2015年1月12日
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- 2,300,000円
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- 現在
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- 現在
- 6,134,500円
- 支援者
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- 残り
- 70日
プロジェクト本文
今からおよそ40年前の日本の伝統的な生活様式を記録したドキュメンタリー作品を上映し、地域に受け継がれる生活の技を未来に伝承したい!
こんにちは、門脇洋子です。新潟県十日町で、市民活動ネットワーク“ひとサポ”事務局で窓口相談を担当しています。これまで私たちは、色々な市民活動をサポートする事業を行ってきました。2011年の東日本大震災を機に、これまでの日本の伝統的な生活に立ち返り、生活の基本を見つめ直すことが大切だということに気づかされました。自分たちも楽しみながら、若い世代に、地域の伝統的な暮らしを伝えていきたいと、今から30~40年前の日本の農山漁村の姿を記録した民映研の全119本のドキュメンタリーを観る“姫田作品十日町上映会”を立ち上げ、昨年度は、”山に生きるシリーズ”、今年度は、十日町が誇る縄文文化と深い関わりのある”アイヌ文化シリーズ”を上映しています。
そこで、みなさまには来年春の2回の上映会に向け、お力をお借りしたいのです!
(熱気あふれる第1回上映会の様子。民映研理事の中川誼美氏をゲストに迎えて)
これまで代々受け継がれてきた“暮らしの技”を後世に伝承していきたい!
(「沙流川アイヌ・子どもの遊び」高柳上映会で、モンゴルの留学生から、羊の骨で作った伝統のサイコロ遊びを教えてもらっている小学生達。)
私たちは、民俗学者で舞踊家でもある“まつだい郷土資料館館長・森繁哉氏”の協力のもと、豪雪地帯の古民家を移築した趣ある資料館での連続上映会をスタートし、6年間かけ全119本を観ようという計画を立て、現在12本までを上映してきました。そこで、今回は2015年3月21日に、「シシリムカのほとりで」、4月18日に「アイヌの結婚式」と「沙流川アイヌ・子どもの遊び」の3作品を上映したいと考えています。
3つの作品の魅力について
1 「シシリムカのほとりで」は、1996年に完成した作品で、明治以降急激に日本化したアイヌの人々の様子を、シシリムカ(北海道にある沙流川)のほとりの二風谷で記録した、大自然と共生する暮らしのドキュメンタリーです。この作品からは、山菜取りや、樹皮でのゴザ織り、鮭漁、丸木舟作りといった日本の伝統的な生活の様子を学ぶことができます。さらに、当日は本作品の撮影を担当した“澤幡正範氏”をゲストに迎え、撮影秘話を交えながら、当時の貴重なお話を伺います。
2 「アイヌの結婚式」は、1971年に制作された作品で、東京都教育映画コンクール奨励賞を受賞しています。内容としては、アイヌ社会からアイヌ流の結婚式が絶えて行く中、その復活の様子を記録したものです。この作品からは、伝統的な婚礼の儀式の様子を学ぶことができます。さらに当日は、アイヌ文化交流アドバイザーで、写真家の宇井真紀子氏をゲストに迎え、22年間にわたるアイヌの方の取材を通して感じたことなどを、スライドを交えながら話していただきます。同時に、「アイヌ、風の肖像」という写真展も開催予定です(4/18~4/26)。
3 「沙流川アイヌ・子どもの遊び」は、1978年に制作された作品で、アイヌの子どもがアイヌの遊びを知らないことをなげいた萱野茂さんが、遊びの中にある暮らしの知恵や自然観、精神文化を子どもたちに教え、伝えている映像です。
地域の伝統を守り継ぐために大切な存在である語り手が、
次第に減ってきています。
私たち“姫田作品十日町上映会”が発足したのは2013年6月ですが、翌月には民族文化映像研究所所長でもあった姫田忠義氏が死去され、今年11月には、同じく小泉修吉氏が死去されました。これまで、地域の伝統は古老を通して守り継がれてきました。しかし、次第に当時を記録し、語ることができる人々が少なくなってきているという問題があります。すこしでも早く、若い世代に、これまで守り継いできた日本の伝統的な日常の暮らしを伝えなければ、その技や知恵どころか、記憶さえ失われてしまいます。
若い人たちにも、より楽しんでもらえるように工夫しています!
そこで、より分かりやすく日本の伝統的な日常の暮らしを知ってもらおうと、たんなる映画上映会ではなく、その後に映画の感想を話しながら、季節感を取り入れたおいしい料理を提供。色々な世代で交流し、郷土料理も楽しんでもらおうという試みを行っています。また、地域の高齢者に映像と関係する話を話してもらい、映画からは伝えきれない生きた伝統を伝える取り組みも行ってきました。これらは、参加をする若者たちが、地域の伝統的な日常の暮らしについて、さまざまな角度から楽しめるようにという想いから生まれた工夫です。私たちは、“伝える・つながる・持続させる”を目標に、市民レベルの活動が大切だと考えているのです。
みなさま、上映会の開催に向けご支援どうぞよろしくお願い致します!
【イベント詳細】
* 開催日時:2015年3月21日/2015年4月18日(50名/100名程度)
* 開催場所:まつだい郷土資料館/十日町情報館視聴覚ホール、ギャラリー
<3/21(土)>
・14時 会場受付開始
・15時~17時半 映画上映
・ 17時半~18時半 ゲストトーク
・18時半~郷土料理で交流会
<4/18(土)>
・13時~会場受付開始
・13時半~14時:映画上映(1本目)
・14時~15時:スライドトーク
・15時~15時45分:映画上映(2本目)
・16時半~(場所を移動して、古民家にて交流会)
★ 支援金の使用用途★
・ ゲストスピーカーの交通費、謝金など
・ 高校生以下を無料にして上映会を開催する費用
・ DVD貸出料
・ ボランティアなどの人件費
★ 引換券の内容★
A.十日町のお土産品(豚ジャーキー)1袋
B.上映会チケット1枚
C.姫田忠義著「ほんとうの自分を求めて」(1冊)
D.十日町のお土産品【松之山温泉グッズ】(1セット)
E.十日町観光絵葉書(2枚1組)
F.サンクスレター
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
十日町市に移住して5年、豪雪地帯の里山の風景の中、古民家を移築した資料館で、「観て、聴いて、味わって、仲間ができる」上映会を開いています。
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リターン
3,000円
十日町のお土産品:A.豚ジャーキー、または:D.【松之山温泉グッズ】(1セット)
E.十日町観光絵葉書(2枚1組)
F.サンクスレター
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
A.十日町のお土産品(豚ジャーキー)1袋
B.上映会チケット1枚
E.十日町観光絵葉書(2枚1組)
F.サンクスレター
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
A.十日町のお土産品(豚ジャーキー)1袋
B.上映会チケット1枚
C.姫田忠義著「ほんとうの自分を求めて」(1冊)
D.十日町のお土産品【松之山温泉グッズ】(1セット)
E.十日町観光絵葉書(2枚1組)
F.サンクスレター
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
十日町市に移住して5年、豪雪地帯の里山の風景の中、古民家を移築した資料館で、「観て、聴いて、味わって、仲間ができる」上映会を開いています。