畑の亀裂を直しています（観光農園の復旧作業）

4月10日

4月に入ってから摘み取り体験ができるやなぎだブルーベリー園（＠柳田植物公園前）の畑を直しています。

この園は大部分が無事だったとはいえ、畑全体をよく見てみると最初は気が付かなかった亀裂も見つけました。

 

大きく2枚の畑と、作業道に何本も亀裂が入っていました。

写真は地震直後1月の写真です。↓

亀裂を埋めるのも地道な作業で、

チップをただ裂け目に入れていくのではなく、

まずスコップで深さを測り、裂け目の内側を削り落とし、ある程度まで土で埋めます。

 

畑の表面から20センチほどの深さまで土で埋めたところにチップを盛って行きます。

チップは腐敗して徐々に堆肥になり沈んでしまうので、

埋める溝の深さの倍の高さになるくらいまで踏み固めながら盛ります。

 

 

 

この作業は農園スタッフ2名で行っています。

今年で3年目を迎えることになる農園管理主任の中森さんは

とても勉強熱心で、ブルーベリー愛もいつの間にか私よりも深いと思えるほど！

知識の深さも経験も1年を超える頃には私の10年を抜いたと感じ、ひっそり恐れおののきました。

今では彼無しの農園は考えられません^^

 

そしてこの春若いスタッフをもう1人迎え、今年の春は農園スタッフ男子2名で頑張っています。

初めての作業に疲れもあるだろうけど、明るい笑顔も見え、これからが楽しみなフレッシュなスタッフです！！

 

 

とはいえ、スコップで削り、埋めていく作業はかなりハード。

ボランティアさんの手が欲しいところですが、なかなかマッチングが難しいのか、

話が繋がらず、少しずつ自分たちの手で進めています。

 

今年の夏、どうか、おいしい実を付けてくれますように！！！

また農園に明るい笑顔が溢れますように！！

ブルーベリーがたわわに実る農園にお迎えできるように、私たちが今できる事を

ひとつ、ひとつ