難病【門脈体循環シャント】の『ひじき』を助けたいです！

▼自己紹介

 

初めまして。長崎県在住の田原と申します。

数あるクラウドファンディングの中からご覧頂き、誠にありがとうございます。

 

ひじき（ミニチュアシュナウザー：女の子 2019.10.5生まれ3歳10ヶ月）の飼い主です。

現在は、妻と2023年5月1日に生まれた子どもと4人家族です。

 

ひじきは生後4ヶ月頃にブリーダーさんからお家に迎え入れました。

よく食べ、よく遊び、人も犬も大好きな子で、

今もたくさんの周りの友達から可愛がってもらっています。

僕ら夫婦には本当にかけがえのない子どもと同じ存在です。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2023年6月11日に正式に門脈体循環シャントと診断を受け、

手術しないと完治はできず、内科的治療のみでは2ヶ月〜2年の寿命であるとわかりました。

 

完治には少なくとも2回以上の外科手術が必要であると先生に言われ、

告げられた時は頭が真っ白になり、言葉が出て来ず。

「助けたいけどどうしたらいいのかわからない、、、」これが本音でした。

 

 

ことの発端を辿ると、遡ること7ヶ月前の

2022年12月2日の深夜に、急に痙攣発作を起こしたため、

かかりつけの動物病院で診て頂きました。

そのときは【てんかん】の発作ではないかとのことで、

【ジアゼパム2】という薬を服用し発作を抑えていました。

 

しかし1ヶ月後に痙攣発作が起き、2023年5月までは量を調整しながら服用していたものの

痙攣は治らず。そのため【エピレス10】という薬に変えて様子を見ることになりましたが、

直後にひじきの体調も悪化。

 

この頃は、薬が合っていなかったのでは？と考えたり、

生まれた子どもに対してヤキモチでも妬いてるのかな？と考えたり、

今思うと甘い考えだったととても後悔しています。

本当にごめんねひじき。

 

2023年5月22日

夜も眠れない様子で嘔吐や徘徊などを繰り返し、

ひじきが衰弱していくのが見て取れるようになりました。

何度かかかりつけの病院に電話でも相談しましたが、

薬物中毒との判断で、中和のための注射をしていただき、

その直後は少しですが回復した様子もあったため、ホッとしていました。

 

2023年5月27日

いつもお願いしている知り合いのトリミングサロンへ預けた矢先、

「ひじきちゃんが立つ力もなく、トリミングできないのでお迎えに来てください」

と連絡があり、すぐさま迎えにいくことに。。。

 

不安のまま、原因を知りたかったのでいつもとは違う別の病院へ、

セカンドオピニオンという形で診察に行きました。

 

ですが、そこでもはっきりと原因はわからずで、

【てんかん】の薬について説明がありました。

 

量的にはひじきの体重にしては少ない量で、中毒とは考えにくく、

症状が出る際は薬の量を増やすようにとのことでした。

※病院名は個人情報保護によりふせさせていただきます。

 

2023年6月3日

セカンドオピニオン後も、体調が好転する事はなく、

一段と症状は激しくなり1日中寝ている日も多くなっていました。

新生児の子どももいる状況で、夫婦の心の支えでもあるひじきが

このままの状態では何も幸せになれないと思い、

確実に原因を追求するために設備が整った大きい病院（サードオピニオン）を受診しました。

 

すぐに精密な検査をしてくださることになり、血液検査をしました。

その際の検査の結果が以下画像になります。

※病院名は個人情報保護によりふせさせていただきます。

 

⭕️のある項目が肝臓の数値になっており（アンモニア）

基準値が「16〜75」に対して、

「431」という異常な数値になっていました。。。

 

苦しかったよね、、すぐに気づいてあげられずごめんね。。

 

そこで初めて先生からすぐに

門脈シャントか別の肝臓の病気の疑いがあると説明を受けました。

 

今までの症状はアンモニアの数値が高いのが原因とのことで、

その数値を下げるシロップを処方してもらい、その日から飲むことに。

甘めで美味しい薬のようで難なく飲んでくれました。

（（初回は1mlを朝夕食後に1回ずつ）：ひじきは体重６.８キロ）

 

合わせて、【てんかん】の薬は投薬を中止するように指示を受けました。

※病院名は個人情報保護によりふせさせていただきます。

 

2023年6月4日

確実に原因を突き止めるためにも、

別の詳しい胆汁酸検査も勧めて頂き、更に検査。

※病院名は個人情報保護によりふせさせていただきます。

 

アンモニアの数値も、薬のおかげで少し下がっているとはいえ

異常な数値の状態だったので、この時もまだ苦しかったんだろうと思います。。。

本当によく耐えてくれていました。

 

辛そうな時はシロップの量を増やせないかと先生に相談し、

０.5mlずつ朝夕で増やして様子を見ていました。

（明らかに呼吸が早くぐったりしている場合は食後関係なく０.5mlずつ与えることもありました）
（基本的には朝夕で1.5mlずつで、その後は調整しています）

 

↑↑この検査でTBAという数値が食前食後に限らず異常に高いことがわかりました。

 

常に身体中に毒素（アンモニア）が溜まり、ふらつきや徘徊・嘔吐などその他の脳神経にも影響している状況です。

（足を引きずったり、部屋の隅っこにじっとしたり、元気もない状態）

この検査結果の時点で門脈体循環シャントの疑いが強いため、

CTスキャンによる診断があれば病名も確定できると告げられました。

そのため高額ではありますが、CTスキャンをその場で予約。

その際、門脈体循環シャントだった場合の、手術の内容についても先生から

手書きの図解付きで説明がありました。

 

2023年6月11日

以前、避妊手術の際、麻酔後にとても辛そうだったので

麻酔をかけることすら躊躇しましたが血液検査とCTスキャンで丸1日検査。

※病院名は個人情報保護によりふせさせていただきます。

 

NH3（アンモニア）の数値はこの日にはかなり下がっており、

お迎えに行った私たちを見て久しぶりに声を出すぐらいに回復していました。

↑↑CTスキャン画像

 

CTスキャンの結果、門脈体循環シャントと診断されました。

既に成長している状態なので、断定は出来ないが、

おそらく先天性の門脈体循環シャントではないかとのことです。

4枚画像のうち下2枚に写っている緑色の血管がシャント血管とのこと。

 

ひじきの場合、シャント血管が太く1回の手術で全部締めて閉鎖してしまうと、

他の臓器や肝臓に急激に負荷がかかり、

術後の合併症で高血圧、腹水など、最悪の場合は死に至る可能性もあり、

手術は最低でも2回は必要と説明を受けました。

（徐々に血管を締めていき、最終的には閉鎖する手術です）

 

 

元々疑いはありましたが、

どうか違ってくれ。。と、どこか思っていた部分もあり、

複雑な思いで頭が真っ白になりました。

 

今まで気づいてやれなかった自分達への後悔と、

ひじきにごめんね、と伝えることしかできない不甲斐なさとでぐちゃぐちゃでした。

 

気持ちの整理がつくまでの間に、

素直に薬を飲み続けてくれたひじきはだいぶ落ち着きを取り戻しています。

（まだ微妙な痙攣やふらつきは時間帯によって現れます）

 

ただ、外科手術をしない限り、また以前と同じような生活には戻れず、

通常のドッグフードを食べることさえできません。
 

病院から指示を受けたわけではありませんが、

以前食べていたものを吐き戻したりして受け付けなくなった様子だったため調べてみると、

タンパク質がアンモニア生成に大きく関わるため、基本的に低タンパクのものを食べないと具合が悪くなるようです。

（ひじきは現在さつまいも、りんごなど低タンパクな野菜中心での食事しか受け付けません）

 

また、アンモニアを抑制するシロップで症状は緩和されている状況ですが、

完治するわけではないので薬が切れると痙攣やふらつき、異常行動などが

今後も継続的に出てしまう可能性は高く、内科治療だけでは寿命も長くはないと思われます。。

 

 

 

今日までの間に夫婦で何度何度も話し合い、

絶対に完治してほしい。また元気に走り回ってほしい。

この一心で、手術すると決めました。

 

ただ、現在、新しい家族が増えたこともあり、時間も資金もありません。。

お恥ずかしい話だと思いますし、不甲斐ない自分を悔いています。。

賛否両論あるのも重々承知しております。。

 

ただ、ひじきが元気になってくれさえすれば、、、

それだけでいいと思って、色んな方に相談した結果、

すがる思いでこのプロジェクトを立ち上げております。

 

本当に面目ないですが、

一人でも多くの方にご賛同いただき応援いただけると幸いです。

何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

門脈体循環シャント(PSS)とは？

 

肝臓に流入するはずの門脈血流が肝臓を迂回して全身循環に流れ込む血管奇形の病気です。

門脈は、消化管から吸収した栄養分や腸で発生した有害物質を肝臓に運ぶための血管です。

門脈血中には肝臓や全身に必要な栄養分や全身に悪影響を及ぼす有害物質が非常に多く含まれています。

先天性PSSではこの門脈血が肝臓をバイパスして全身に流れることによって、肝臓が成長せず、

また有害物質を無毒化することが出来ないため、有毒物質が全身に流れてしまいます。

先天性PSSの症状が重篤な場合には、肝性脳症という神経症状を示し死に至ることもあります。

https://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/vmthl/owner/a01.html

上記URLより引用させて頂きました。

 

具合が悪くなってから通院や検査を繰り返し、

サードオピニオンまでの経過で高額な費用がかかっています。

保険でも先天性の疾患のためほとんどの保険が効かない病気です。

 

＜これまでの治療にかかった費用＞

手術までの事前検査・薬の費用：135807円

（CT検査・血液検査・肝性脳症治療代）

 

＜これからの治療にかかる費用＞

1回の手術・入院（1週間）の費用：260000円 × 2回分 =520000円

　　　　　　　　　　　　　　

合計：655807円 

 

※目標金額を達成しないと資金が振り込まれない方式であるため、　

目標金額は合計金額より低めに設定させていただいております。　

 

初回手術は借入にて行う予定です。

プロジェクト達成の際にはこの返済にも充てさせていただきます。

 

 

2023年7月２日に1回目の手術を予定しております。

 

その後はスケジュールが病院からまだ指示されていませんが、

3ヶ月ほど継続的に検査を行い、術後の経過を見て2回目の手術になると思います。

 

正直2回で終わるのかもハッキリ告げられておりませんが、

どのようなスケジュールになるのかは分かり次第ご報告させて頂きます。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

ひじきへの治療費・手術費のご支援を皆様にお願い申し上げます。

皆様からの暖かいご支援は全てひじきのためにあてさせて頂きます。

Readyfor手数料12％＋税金を加え目標金額は

62万円とさせて頂きます。

 

もし希望額よりご支援を多くいただいた場合は、

今までの治療費含め、これからの治療費に全額あてさせて頂きたいです。

 

【万が一、ひじきが術中など、亡くなってしまった場合の資金用途】

絶対に考えたくありませんが、、、もし亡くなってしまった場合も返金はせず、

今までの治療費にあてさせて頂きます。絶対に元気になってもらいます。

 

 

コロナもある程度落ち着き、

5月頭に新しい家族が増えて、正直喜びの真っ只中で、

ひじきにこのような病気が見つかり、、、、

更には生活が非常に苦しい状況です。

 

こんな形でご支援をお願いすることは、

たくさんの批判があるのも事実かと思います。

ですが、ひじきを助けたい、ただそれだけです。

 

飼い主としても非常に不甲斐ない思いですが、

今自分ができることは全てやるべきだと思って行動しております。

何もないがしろにせず、絶対に諦めたくありません。

 

どうかお一人でも多くの方々に家族の想いを含めて伝われば幸いです。

 

 

また、同じ病気で苦しんでいらっしゃる方々にも、

少ない情報ではありますがお役に立てればと思って発信しております。

 

情けないとは思いながらも、一刻も早く辛い状況をなくしてあげたい一心で

皆様にご支援のお願いをさせて頂きました。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

多くの方からの暖かいお力添え、ご支援を何卒よろしくお願いします。

 

 

田原

 

 

 

 

--追記--

 

2023年6月24日現在の状況

昨日朝まではご飯も（低タンパクなもの）食べれていましたが、

今日の夜は一切食べれずずっと苦しそうな状況でした。

意味もなく徘徊し、具合が悪い様子です。

夜中に外で寝るなんてことはなかったのですが、

やたらと外に出たがり、ぐったり横になってしまいます。

手術までなんとか乗り切れますように。。。

 

6月24日午前中

今までにないひどい痙攣が起こったため手術を予定している病院で診察・血液検査して頂き、

感染症または炎症による症状ではないかとのこと。

痙攣自体は肝性脳症からくるもので、病状が酷くなっている状況とのことです。

一旦は抗生物質と炎症を抑える飲み薬、てんかんを抑える薬を処方して頂きました。

もっと早く気づけていればと更に後悔しています。。。

 

先生からはコンスタントにてんかんの薬を飲むことと

あとは7月2日までに手術に必要な体力が戻るかどうかと伝えられました。

 

また、手術のリスクについても確認したところ、

術後には血管を閉めたことによる高血圧や痙攣発作が出たりする可能性があるとのこと。

ひじきのように症状が出てしまっている場合は、軽い子よりも

術後・術中の急死の可能性はどうしても上がってしまうそうです。

 

 

今のシロップでアンモニアの数値を抑え続けるのも方法ですが、

完治することはなく度々苦しんでしまうため、手術する方がひじきのためにもいいと思うとアドバイスも頂きました。

 

手術の1週間前の今の段階から発作を抑える薬を飲み出すので、

その分のリスクは抑えられるとしても、どうしても急死のリスクはあるそうです。

 

手術で万が一のことはあると思っていましたが、

いざ告げられるとこうも躊躇してしまうんだなと感じました。

 

しかし、苦しい日々を過ごさせるわけにはいかないですし、

完治の可能性があるなら元気になって一緒にもっとたくさん思い出を作りたいと願います。

 

6月28日

24日に処方してもらった薬（複数）が効いているようで、

ご飯を食べれるまでに回復しました！

まだ足元はふらつき、寝ていることが多い状況ですが、

ボールを持ってきて遊んで！って甘えてくれたりもします！

 

何も出来ない自分がもどかしく、、、ただただ無事を願っています。。。

どうか手術が無事成功しますように。

 

改めて、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

本クラウドファンディングに関するお問い合わせは以下までご連絡ください。

連絡先：https://www.instagram.com/hjk1005/

 

 

＜ご支援にあたっての注意事項＞

▶︎ 1. ペット保険について

ペット保険による補償の有無：なし

 

▶︎ 2. 万が一の場合の代替の資金使途について

万が一、ひじきが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、

返金はせずこれまでの治療費に当てさせていただきます。

 

▶︎ 3. 問い合わせ先について

本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。

連絡先：https://www.instagram.com/hjk1005/

メール：seiya1226@gmail.com

 

▶︎ 4. 掲載している資料について

ページ上に掲載している診断書や診療明細書などの資料は全て動物病院から掲載の許諾を得ております。

 

▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について

プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡

ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。

【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】

https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/