保護猫チャリテイークラウドファンディング

「犬と猫どっちが好き？」

よく聞かれる質問に私は「犬」と答えていました。

 

そんな私の次男は、猫が好き。 

その次男から私の誕生日にプレゼントされた１冊の本「もちまる日記」 この本との出会は、私に癒しの提供をしてくれて、また頑張ろうと元気をもらうものでした。

 

ページをめくるとほのぼのする何とも言えないしぐさ、ツンデレ表情のなんとかわいいこと。

猫の存在が近くになっていました。 　

 

ある時「みんな生きている～飼い主のいない猫と暮らして」の映画を知りました。

この映画は、子猫を拾ったことをきっかけに次々と野良猫を保護した主人公が、外で暮らす猫たちの厳しい現実と真摯に向き合う感動のドキュメンタリーです。

カメラはボランティアグループや獣医師をはじめ、アメリカやドイツの動物愛護施設の現状を映し出しています。

野良猫と人間の共存を目指し奮闘する人々や命の大切さを訴える内容です。

 

アメリカのオレゴン州やドイツのベルリンの映像も印象的でした。

最後の「猫を殺しても解決にならない。」「いっしょに生きていこう。」のメッセージが心に刺さります。

 

「心理学者原口鶴子の青春」の泉悦子監督。衝撃的で、もっと皆さんに知ってほしいと思いました。 　

この映画と同じような志で保護猫活動をされている方が、私の近くにおられるではありませんか。その方の本職は住職。

住職をされながら保護猫活動をされているという草切さんです。

しかも６歳からというから驚きです。

まさに一生かけて取り組んでおられル活動に頭が下がります。

 

前回７月の保護猫チャリテイーイベントに参加して感じた一つに保護猫に関心を持たれている方が大勢いらっしゃることです。

私も少し保護猫について調べてみました。

 

前述の映画のエンドローグにあった「いっしょに生きよう」。

その先にある動物福祉にも関心を持ちました。アニマルウェアと呼ばれるそうで「動物がストレスを感じずに健康で幸福な生き方ができる飼育をしていこう」だそうです。

 

ひとことで保護猫活動といったものの「かわいそう」「かわいい」の気持ちだけでは続けられません。

現実的には、食事など世話をするための毎月の出費や動物病院にかかる費用などが必要。

そして、保護団体の活動としては、まず、セミナーなどで保護の現状や殺処分の問題提出。

次に、引き取られた動物の世話や治療。

さらに、人間恐怖改善や環境に慣れさせるしつけ。

最後に、積極的な譲渡会の開催。があげられます。 　

 

殺処分数を減らし、人間と猫が共に安心して暮らせる社会をつくるために活動しているこの保護猫活動に、いったい私たちができることはなんでしょうか。

何よりも先に動物福祉や保護活動とは何かを知ることからだと思います。

そして、できる範囲の協力をすることですね。

 

今のところ私が思いつくできる範囲の協力は２つ。ボランティアなどの活動に参加することと、支援金を送ること。もっとアイディアあったらいいですね。 　

 

最後に、多くの方にこの活動を理解していただき、保護猫活動の輪を広げ大きな愛を注いでおられる草切さんへ、皆様のご支援をお願したいと思います。　　　　　

 

高木公子