保護猫シェルターのある雑貨屋で野良猫に一生の家族を探したい

4年見守っていた地域猫のミニが、先日虹の橋を渡りました。

▼元気だったころに撮った1枚

ミニは、何も分からない中手探りで初めて不妊手術した野良猫です。

警戒心がとても強く賢くて、最初は猫じゃらしや歯ブラシから触り、だんだん手袋で触れるようになり、素手で触れるようになってからも完全には気を許してくれません。

不妊手術などで2回捕まえたことがあるのですが、それによって捕獲機には二度と入らなくなり…。

昨年の夏に体調を崩していたので何度も捕獲を試みましたが全て失敗。

そんなミニを、今年の夏前にやっと保護することができました。

▼エイズを発症し痩せてしまったミニ

最後保護してからもしばらくは叩かれたりしましたが、途中からはものすごく甘えん坊になりました。

毎日毎日大通りを何度も渡るミニを心配しつづけた数年間。

そのミニが、何の危険もない我が家にいてくれたこの数ヶ月は本当にほっとして嬉しくて夢みたいでした。

ミニはもともとエイズ陽性で、保護した後に病院に連れていくと、おそらくエイズを発症しているだろうと言われました。

どれだけ食べても太れずガリガリに痩せてしまい、ひどい貧血と皮膚は黄疸が出て黄色くなり、口内炎もたくさんありました。

我が家ですごした期間は短かったですが、安全な場所で人からの愛情を感じ、美味しいご飯を食べて、少しは幸せを感じてくれていたらいいなあと思います。

とってもお利口で頑張り屋のミニ

これからは天国でゆっくりしてほしいです。

本当にありがとうミニちゃん。