寄付総額
目標金額 7,000,000円
- 寄付者
- 344人
- 募集終了日
- 2023年4月28日
兵庫丹波の古刹・慧日寺|本堂・庫裏の茅葺屋根に一刻も早い修復を
#地域文化
- 現在
- 8,047,000円
- 支援者
- 160人
- 残り
- 3日
一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ
#医療・福祉
- 現在
- 5,679,000円
- 支援者
- 517人
- 残り
- 3日
進行を止めにくい「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に向けた研究の加速へ
#医療・福祉
- 現在
- 15,490,000円
- 寄付者
- 822人
- 残り
- 10日
絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を
#地域文化
- 総計
- 120人
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
#国際協力
- 現在
- 1,677,000円
- 寄付者
- 154人
- 残り
- 38日
岡山県 別格本山 木山寺|白蛇の幸運を皆様に届け、人が集うお寺に。
#地域文化
- 現在
- 1,542,000円
- 支援者
- 29人
- 残り
- 36日
あしながサンタ2024|笑顔を灯すエールをこどもたちに届けたい
#子ども・教育
- 現在
- 3,630,000円
- 寄付者
- 221人
- 残り
- 10日
プロジェクト本文
終了報告を読む
達成の御礼と、今後に向けて
令和5年3月1日からスタートさせていただきました「北海道の地で待望の肺移植、実現へ
!北大呼吸器外科の挑戦にご寄附を」のプロジェクトは、4月28日をもちまして無事終了
することができました。
最終的には344人という大変多くの方々より、合計17,385,000円ものご寄附を頂き、当初の目標を大幅に超えて達成することができましたことに、深く感謝申し上げます。
開始から約2ヶ月にわたり、皆様からいただきました多大なご寄附と心温まるご声援は、
北大病院において、我々呼吸器外科のメンバーだけでなく、肺移植医療に関わる医療関係
者一同に然るべき方向性を示していただきました。
今後は、皆様の思いをしっかり形にして北海道での肺移植実現に向けて確実に前へ進んでいきたいと思います。
改めまして、今回のプロジェクトにご協力いただきました皆様、そして関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、これからも皆様と共に歩んでまいりたいと思いますので、ご声援のほど宜しくお願い致します。
本当にありがとうございました。
2023年5月19日追記
北海道大学病院呼吸器外科 教授
加藤 達哉
「第一目標〜第三目標達成のお礼とネクストゴールについて」はこちら
北大呼吸器外科の新たな挑戦
肺移植は、あらゆる内科的治療を駆使しても回復の見込みがなく、症状が極めて重篤な慢性肺疾患の患者さんに行われる、いわば最終手段とも言える治療法です。現在わが国において肺移植ができる認定施設は10箇所ありますが、北海道内にはまだ一つもありません(※)。
※ 心肺移植研究会 レジストリーレポート2022より
ここ北海道大学で肺移植が実現いたしますと、全ての臓器移植が道内で完結できることになります。これまで肺移植の患者さんは、手術のために他県へ行かねばならず、身体的にも資金的にも大きな負担となっていました。
北海道での肺移植の実現は、肺移植を望む患者さんに対する、北大病院の責務と考えています。
院内の関係各科との連携をはかり、万全のチーム体制を整え、近い将来に肺移植の実施を目指していますが、教室の掲げるこの高い目標の実現は一筋縄ではいきません。緊急度の高い事案に投資していることもあり、資金が不足しているのが現状です。もちろん公的資金の調達も行っていますが、それだけで補うことは不可能です。
そこでクラウドファンディングを通じてご寄附を募り、地域の皆様とともにこのプロジェクトの実現を目指すことといたしました。
北海道での肺移植実現には、皆様のお力が必要です。
是非、ご寄附の程よろしくお願いいたします。
北海道大学病院呼吸器外科 教授
加藤 達哉
Tatsuya Kato
北海道の地で、肺移植を実現させるために。
ページをご覧いただき誠にありがとうございます。
北海道大学病院呼吸器外科の加藤達哉(かとう たつや)と申します。
私は生まれも育ちも北海道札幌市の生粋の道産子で、北海道への愛は誰にも負けないと自負しております。
北海道と肺移植のいま。
肺移植は、症状が極めて重篤な慢性肺疾患の患者さんに行われる、いわば最終手段ともいえる治療法です。呼吸不全のために常に酸素吸入を余儀なくされ、日常生活も著しく制限しなければならず、長期の生命予後が期待できない患者さんには、肺移植は大きな恩恵をもたらすものです。
1983年に世界で初めての肺移植の長期生存例が報告されて以来、これまでに全世界で67,000例以上の患者さんに対して肺移植が実施されています(※1)。日本では2022年末までに、脳死ドナー(全脳の機能が停止したと判定された臓器提供者)からの肺移植と生体ドナー(健康なご家族2人の臓器提供者)からの肺移植と、あわせて計1,039例の肺移植が施行され、医療としてはすでに確立した治療法です(※2)。
※1.International Society for Heart and Lung Transplantation (ISHLT) International Thoracic Organ Transplant (TTX) Registry DataURL: https://ishltregistries.org/registries/slides.asp
※2.肺および心肺移植研究会 Registry ReportURL: http://www2.idac.tohoku.ac.jp/dep/surg/shinpai/pg185.html
しかしながら現在、北海道内には肺移植ができる施設が一つもない(※3)ため、進行した慢性肺疾患の肺移植適応患者さんは本州の肺移植実施施設へ行って治療を受けざるを得ないのが現状です。数ヶ月に及ぶこともある入院期間に加え、本人や家族への肉体的、社会的、精神的そして経済的負担ははかり知れません。※3.心肺移植研究会 レジストリーレポート2022より
北海道大学病院はその設備や規模から、道内における肺移植実施施設として機能することが責務だと考えています。
今回のクラウドファンディングの目的は、肺移植実現に関わる北海道大学病院の全ての医療従事者の皆さんが、本州の肺移植施設で実地研修を行うための研修費、旅費等の助けになること、さらに北海道において次世代の移植医の育成のための教育費を賄うことをその目標としています。
患者さんと医師が向き合う現実
実際に当院呼吸器内科から肺移植申請を行った患者さんの中には、本州の肺移植実施施設への搬送が困難と判断されたために登録申請中に亡くなられたり、肺移植そのものを断念せざるを得なかったり、といったケースがありました。
実際に道外の肺移植で移植を受けられた患者さんは、移植を受けるまではもちろん、移植を受けたあとも大きな精神的・経済的な負担を抱えています。例えば、移植が近くなってきたら移植施設の近くに居住しなければなりませんし、移植後数か月間は移植施設近くにいなければなりません。無事北海道に戻ってきたあとでも、何か不測の事態が起こったときにはすぐ本州の移植施設へ行かなくてはなりません。
肺の病気を抱えての長距離の移動は、本人はもちろんご家族も大きな負担となっているのが現状です。
皆様からいただいたご寄附のつかいみち
今回のクラウドファンディングの目的は、肺移植実現に関わる北大病院の全ての医療者の方々が、本州の肺移植施設で研修を行うための研修費、旅費等の助けになること、さらに北海道において次世代の移植医の育成のための教育費を確保することをその目的としています。
次世代の肺移植に関わる医療者の育成、ならびに北海道に肺移植を根付かせるためには、少なくとも全体で2,000〜3,000万円の費用が必要です。国からの支援はなく、自助努力で賄う必要がありますが、肺移植実現のためにはそれだけでは不足しているのが現状です。
また我々の教室に与えられた使命である北海道における肺移植を実現するために、教室の総意としてその準備を進めてきました。2013年には、日本臓器移植ネットワークから肺メディカルコンサルタント(臓器提供ドナーの肺の評価と管理を行う)の委嘱を受け、我々はこれまでに道内からの肺ドナー提供に貢献しています。
当科から国内外の肺移植実施施設に複数の医師が留学し、多数の肺移植手術、術後管理および免疫抑制剤管理、感染対策管理を経験し、その技術・ノウハウを持ち帰り、北大病院において数年以内の肺移植の実施を目指しています。
しかしながら、肺移植は呼吸器外科医だけで完遂することは不可能であり、他科の医師のみならず、多職種の医療スタッフの協力が必要で、肺移植実施に関する専門チーム(呼吸器外科、呼吸器内科、小児科、精神科神経科、心臓血管外科、麻酔科、循環器内科、集中治療部、救急科、臓器移植医療部、看護部、移植コーディネーター、手術部、臨床工学技士機器管理部門、感染制御部、薬剤部、リハビリテーション部など)の構築なしには実現し得ません。
そして、今後北大病院が肺移植実施施設として認定されるためには、肺移植に関係する医療者の臨床経験・実地研修が必須の条件となってきます。
今回はその研修にかかる一部の費用を、クラウドファンディングで募ります。
■第一目標金額 700万円
■内訳
交通費 約240万円
宿泊費 約120万円
教育費 約100万円
その他諸経費 約240万円
■実施スケジュール
2023年7月 各部門が国内施設で研修開始
2023年11月 北大病院が新規肺移植認定施設として申請
2024年11月 肺移植臨床協議会による審査完了
※スケジュールは変更になる場合がございます。その際、ご寄附者様には別途進捗をお知らせしてまいります。
■現在想定している実地研修
東北大学または東京大学で以下の関係各科(それぞれ2-3名程度)の実地研修を想定しています。
- 呼吸器内科
- 麻酔科
- 集中治療部
- 看護部(移植コーディネーターを含む)
- 手術部
- 臨床工学技士
- 感染制御部
- リハビリテーション部
今回の費用を補うために、公的資金の調達も行いますが、それだけでは資金が不足しています。より早期に肺移植を実現できるようクラウドファンディングに挑戦し、ご寄附いただける皆様と共に1日でも早く北海道で肺移植の実現を目指します。
私達が描く未来
「肺移植実施認定施設の手引き」によりますと、「肺移植実施スタッフに国外、国内における肺移植手術、摘出手術ならびに患者管理経験者を有している事」が申請条件として掲げられており、北大病院としてそれ以外の条件はほぼ整いつつあります。
本プロジェクトにより、関係各科の先生方の実地研修が2023年半ばで完了すれば、いよいよ年内に肺移植臨床協議会に新規の肺移植実施施設として申請し、2024年度中に審査を受け、承認されますと早ければ3年後にはいよいよ北海道の第一例目の肺移植が行えると見込んでいます。
ぜひ今回のクラウドファンディングにてご理解、ご賛同をいただける皆様とともに、北海道での肺移植の実現に一歩踏み出したいと考えております。
ぜひ、ご寄附ください。
プロジェクトメンバー紹介
新垣 雅人
北海道大学病院呼吸器外科 医師
北海道在住の肺移植が必要な患者様は道外で治療せざるを得ず、大きな負担となっております。私は北海道で育ち、道民として北海道へとても感謝しており、いつも何か北海道に貢献できることがないかと考えておりました。今回、この北海道での肺移植医療の実現を通して北海道に恩返しができればと思い2019年からカナダ・トロントに留学し肺移植を学び、先日帰国しました。この肺移植治療の実現は北海道の患者様にとって大きな希望となると思いますが、支援して頂けるサポーターの存在が不可欠なのも事実です。ご寄附、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
氏家 秀樹
北海道大学病院呼吸器外科(臨床研修センター) 講師
肺移植は、重度の呼吸不全の患者様を助ける、最後の希望となる治療法です。私は、酸素投与が必要な患者様が、肺移植後に社会復帰して行く様子に感銘を受け、肺移植医療に従事するようになり、海外で肺移植のトレーニングを受けて参りました。日本において、本州には肺移植医療を受けられる施設はありますが、残念ながら、北海道にはございません。北海道の患者様のためにも、肺移植の実現が至上命題です。北海道の患者様達の切実な願いを叶えるためにも。皆様の温かいご寄附が不可欠です。ご寄附の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
櫛引 勝年
北海道大学病院 副看護師長 認定レシピエント移植コーディネーター
これまで、北海道に在住の重度の呼吸不全患者様にとって、「肺移植」という治療選択はハードルの高いものでした。今後は、北海道大学病院で「肺移植」が受けられるようになる事で、「肺移植」を含む複数の治療方針の中から、患者様やそのご家族が納得して治療選択できるようになる事を願っております。時に、どの選択も辛く厳しいものであるかもしれませんが、患者様らしい人生を過ごして頂けるように、微力ながらご支援させて頂きます。
どうかご賛同頂ける方々のご支援、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
応援メッセージ
今野 哲
北海道大学病院呼吸器内科 教授
これまで、当科で診療していた患者様で肺移植が必要な方は、本州地区に依頼をしていました。本州まで行かなければならないという理由で、肺移植を断念され、その結果命を落とされた方もたくさん診てまいりました。このたび、とうとう北海道での肺移植の実現が近づいてまいりました。広大な北海道は、食べ物も美味しく、空気も綺麗で住みやすいという良い点もたくさんありますが、医療の充実という点では、関東、関西地区と比べて遅れています。しかし、肺移植の実現は、多くの呼吸器疾患で悩まれている北海道の患者様にとって、画期的な出来事です。私たち内科の立場からも、日々診療させていただいている患者様に希望を与えてあげられると思っています。当院で肺移植ができる体制の充実の為、皆様からのご寄附をいただけますと幸いです。
横山 美紀
肺移植レシピエント、J-LAM(リンパ脈管筋腫症患者と支援者の会)メンバー
肺移植を受ける患者は、呼吸苦を伴います。呼吸が苦しいのは死に直結する苦しみです。移動手段(飛行機)や冬の天候に不安を感じます。今回北海道大学病院で肺移植ができるようになればその不安も解消することができますし、家族への負担も軽減できます。本州への移動は状態が良くなければできません。そのため移植を断念せざるを得ないこともあります。移植でしか助からない命がこの北海道で助かるのであれば希望が持てます。北海道大学病院で肺移植ができることを心より望み、肺移植の患者さんの希望となることを期待します。
税制優遇のご案内
北海道大学へのご寄附については、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。寄附金領収書はREADYFOR株式会社を通じて寄附金が北海道大学に入金された日付で発行いたします。
北海道大学への入金は募集終了の翌々月になりますので、税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。
※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。
※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。
■ 個人の場合
○所得税の優遇措置(所得税法第78条第2項第2号)
寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。
寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です。)
○個人住民税(県民税・市町村税)の優遇措置
北海道大学を寄附金控除の対象法人として条例で指定している都道府県・市区町村にお住いの方は、翌年の個人住民税が軽減されます。都道府県・市町村により取扱いが異なりますので、お住まいの都道府県・市町村にお問合せ願います。
■法人の場合(法人税法第37条第3項第2号)
寄附金の全額を損金算入することができます。
●寄附金領収書の発行について
寄附をされた方には、後日「寄附金領収書」を送付致します。
※寄附金領収書の宛先は、基本的にギフトのお届け先にご登録のご住所・お名前となります。
確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収証明書が必要となりますので、ご注意ください。
2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日(金)の日付となります。そのため、2023年の確定申告で申告をお願いいたします。
税制上の優遇措置についてのご質問がある方、またご寄附をご希望される方で当サイトによる操作が困難な方は、下記のお問い合わせ先までご連絡下さい。
北海道大学社会共創部広報課 卒業生・基金室
Email:kikin*jimu.hokudai.ac.jp
*[アットマーク]を@に変えてご連絡ください。
TEL:011-706-2028
ご留意事項
▽ご寄附の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽第一目標金額達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽ご寄附完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽ご寄附に関するご質問はこちらをご覧ください。
▽本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
▽ご寄附確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所にギフトをお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
第一目標達成のお礼とネクストゴールについて
165名以上の皆さまからのあたたかいご寄附をいただき、8日間という早い段階で目標金額の700万円に到達することができました。これまで準備、広報、応援、ご寄附など、あらゆる面でこのプロジェクトを支えてくださった全ての方々に心より御礼と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。
これから終了日までにいただくご寄付も、引き続き北海道における肺移植実現のために大切に活用させていただきますが、大変僭越ながら残りの期間はネクストゴールとして、第一目標700万円に300万円をプラスした1,000万円という金額を掲げさせていただきたいと考えています。
今回プロジェクトの想定として、各科から総勢24名程度を想定した予算とさせていただきましたが、具体的にはこれらの人数をもう少し増やし36名程度、さらに向こう3年の研修費用に充てたいと考えています。また、次世代の外科医育成のためには海外での研修における渡航費が必要ですが、これらも本プロジェクトから賄えればと思っています。さらには肺移植の勉強会開催における講師招聘にかかる費用、肺移植に必要な特殊な手術器具や医療機器購入費用に充てたいと考えております。
北海道大学が肺移植実施施設として承認されたのちも、継続維持、そして発展させていくには肺移植専門の医療チームのレベルを維持することが必要で、その研修体制の確立が重要な戦略となります。追加目標資金では、この専門チームの育成を構築することを目指したいと思います。これにより、さらに北海道で肺移植を受ける患者さんにより良い医療を継続して提供していくことができると期待されます。
引き続き皆様からの温かいご寄附、ならびに応援をお願いできますと幸いです。
2023年3月8日追記
北海道大学病院呼吸器外科 教授
加藤 達哉
第二目標金額達成のお礼と今後のゴールについて
2023年3月1日からスタートした本クラウドファンディングですが、3月17日に早くも第二目標金額である1,000万円に達成することができました。
総勢214名という私達の予想を超えて大変多くの方々からこのプロジェクトへの寄附を頂きましたことに、これから肺移植チームとして携わる医療スタッフの方達にも力強いメッセージとなると感激しております。
また同時に、北海道で肺移植を待っている患者さんのために、「いい医療を提供したい」という私達の思いに、多くの方々から共感を寄せて頂いたことで、今後向かうべき方向に確信をもって進むことができます。この皆様からの思いをしっかりと形にして、これを維持・発展させていくには、確固たる臨床体制の構築が必要です。
そこで、終了日である4月28日までは、追加目標資金として500万円をプラスした1,500万円とさせていただき、これを北海道での肺移植事業全体の人件費に充てさせていただきたいと思います。
これからも、北海道の肺移植医療について発信していくことで、その活動がうねりとなって、広がっていければ素晴らしいことだと思います。ご寄附くださった皆様の熱い思いを患者さんに届けられるような素晴らしい医療チーム体制を整え、しっかりそれを発展させていきたいと思います。
引き続き、本クラウドファンディングへのご支援よろしくお願いいたします。
2023年3月17日追記
北海道大学病院呼吸器外科 教授
加藤 達哉
第三目標金額達成のお礼と今後のゴールについて
2023年3月1日からスタートした本プロジェクトですが、4月14日に第三目標金額であった総額1,500万円を達成することができました。総勢298名という大変多くの方々からご寄附を頂きましたことに、スタッフ一同心より感謝申し上げるとともに、皆様のご期待を改めて感じているところでございます。
今回、北海道で肺移植を待ち望んでいる患者さんのために、多くの方々からご寄附と温かいお言葉を頂いたことで、我々も背中を押され、今後向かうべき方向に確信をもって臨んでいくことができます。今後についてご案内申し上げます。
目標金額には到達しましたが、本プロジェクトの実施期間は予定どおり終了日である4月28日まで継続し、それまでは追加目標資金として500万円をプラスした2,000万円とさせていただきたいと存じます。第三目標を越えるご寄附分については、移植に関連する事業全体の人件費、医療機器の購入、そして現在構築中の次世代の肺移植医を育てるトレーニングシステムの環境整備に充てたいと考えています。
これからも、本クラウドファンディングを発端とした北海道の肺移植医療実現のための活動が大きなうねりとなって、皆様とともに北大病院として万全の肺移植チーム体制づくりを行っていきたいと思いますので、引き続き当プロジェクトへのご寄附をどうぞよろしくお願いいたします。
2023年4月14日追記
北海道大学病院呼吸器外科 教授
加藤 達哉
- プロジェクト実行責任者:
- 加藤 達哉(北海道大学病院呼吸器外科)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年9月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
肺移植実現に関わる北大病院の医療者従事者が、本州の肺移植施設で研修を行います。この研修費(旅費等)および北海道における次世代の移植医育成のための教育費として使用します。
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ギフト
5,000円+システム利用料
5,000|寄付コース【個人向け】
<返礼内容>
・お礼のメール
上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
<北大フロンティア基金からのギフト>
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)
- 申込数
- 67
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
10,000円+システム利用料
10,000|寄付コース【個人向け】
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
<返礼内容>
・お礼のメール
上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
<北大フロンティア基金からのギフト>
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)
- 申込数
- 148
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
5,000円+システム利用料
5,000|寄付コース【個人向け】
<返礼内容>
・お礼のメール
上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
<北大フロンティア基金からのギフト>
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)
- 申込数
- 67
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
10,000円+システム利用料
10,000|寄付コース【個人向け】
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
<返礼内容>
・お礼のメール
上記に加えて、以下の謝意をお送りいたします。
<北大フロンティア基金からのギフト>
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)
- 申込数
- 148
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月