危機に瀕しているイタリアのオーガニックワイン農家を救いたい

 

イタリアのオーガニックワインを輸入していますホーリーこと堀井俊之と申します。

 

私は10年間オーガニックワインを扱ってきて、いつの日からか私の輸入したワインをホーリーワインと誰かが呼ぶようになり、昨年「ホーリーワイン®︎」の商標登録を取得しました。

 

 

オーガニックワインと聞いてもピンとこない方が多いかもしれません。

オーガニックワインは、栽培時に化学肥料や農薬・除草剤などを使わず、遺伝子組み換えでない種を使い、醸造過程での化学薬品や添加物などの使用が制限されているので、本当に環境にも体にも優しいワインです。

 

オーガニックの認証機関が各国や地域にあり、機関によって厳しさが違いますが、いずれかの認証マークを持っていることがオーガニックワインの条件です。
 

 

 

ワインはニガテ…という方は、実はオーガニックじゃないワインを飲んでいるからかもしれません。

私はこれまで全国でオーガニックワインパーティーを300回以上開催しています。

その中で、今までワインを飲むと体調不良になったというトラウマから、ワインは好きだけど飲めずにいる方々が数多くいらっしゃることを知りました。そして、そんな“ワイントラウマ”を持つ人たちも、オーガニックワインなら不調にならず、再びワインを楽しめるようになったという例にたくさん会って来ました。

 

ワインを飲んで頭が痛くなったり具合が悪くなったりするのは、酸化防止剤に薬剤を使っているからかもしれません。オーガニックワインは薬剤の使用を認められていないので、酸化防止には自然由来のものを使っている上その量も少ないため、体に優しいワインなのです。

 

オーガニックワインを知ってから、「飲んでも頭が痛くならない」「ワインを飲むのをやめていたけど、また飲めるようになった！」など、喜びの声をたくさんいただいています。

中にはオーガニックワインしか買わない人もいるほどです。 

 

私自身、全国を飛び回りながら連日ワイン会ということもありましたが、翌日にはスッキリしているし、体も全くキツくないのです。

 

 

 

そんなオーガニックワインの魅力はまだまだ知られていません。多くの方々にオーガニックワインを知っていただき、ワインによる体調不良の人を救いたい！という想いで、2019年6月には「日本オーガニックワイン協会」を立ち上げました。

 

オーガニックワイン協会では、オーガニックワインソムリエの認定講座を定期的に行っています（現在はリアルとZOOM両方での開催です）。4時間の座学と実技指導でオーガニックワインソムリエを育てています。また、オーガニックワインソムリエだけのオーガニックワインパーティーやツアーも企画しており、年に1回イタリアのオーガニックワイナリーを巡るツアーもあります。

 

ワインもオーガニックを当たり前にして、体調不良を減らし、健康的にワインを楽しめる人を増やしたいと、オーガニックワインの普及に尽力しております。

 

 

そんなオーガニックワインを飲むことができるのは、熟練の生産者がいてこそ。

私は毎年ワイナリーの現地訪問ツアーをしていますが、ワインに深い愛情を込めて、丁寧に栽培し、こだわりのワインを作っている様子を間近に見てきました。

 

私には事業を始めた時からのパートナーがいます。それが、パオロさん・パオラさんご夫妻のフィオラーノ農園です。

 

パオロさんはミラノで歯科医を、奥さんのパオラさんはミラノ大学でファーマノロジー（農業学）の研究者をしていました。そして20年前にミラノからパオラさんの実家である中部イタリアのマルケ州へと移住してきた2人は、ミラノ大学と共同で土壌改良から取り組み、今ではトップ1%のワインしか受賞できないガンベロ・ロッソ誌の最高賞「トレビッキエーリ」や、国際オーガニックワインアワードの金賞・銀賞を受賞するなど、国際的にも評価されています。

 

小さいながら地道に頑張っている優秀なワイナリーです。

 

ブドウ栽培やワイン製造にどれほど手をかけているのか、パオロさんからのメッセージを紹介します。

 

 

3年前にはパオロさんパオラさんご夫妻を日本に招き、日本のワイン好きとの交流会も開かせてもらいました。ワイン造りにかける情熱に、日本のファンも魅了されました。

 

そんなパオロさんのワイナリーも、今危機に直面しています。今年に入って、一番売上が上がるはずの3月から6月で売上高は昨年比60%減少し、今後の見通しも不透明な状況です。

 

このままではイタリアのオーガニックワイン生産者が立ち行かなくなり、私たちがオーガニックワインを楽しむこともできなくなってしまう…。オーガニックワイン農家を守り、そしてオーガニックワインをもっと広く日本に普及させていかなくてはなりません。

 

そのために今回のプロジェクトを通して、オーガニック農家の方々を支援するとともに、それらのワインを皆様に召し上がっていただくことで、オーガニックワインに興味を持っていただければ嬉しく思います。

 

 

ワイナリーのメインの卸先である、イタリアのホテルやレストランが営業縮小をし続けている中で、自分たちができるオーガニックワインとその生産者さんたちを守るためのアクションとして、今回、クラウドファンディングを立ち上げさせていただきました。

 

皆様からご支援いただいた資金を元に、フィオラーノ農園を含め、イタリアのオーガニックワイン生産者3社から1,500本のワインを購入いたします。

 

第一目標はオーガニックワイン600本分に相当する、130万円に設定させていただきました。差額分は自分たちの持ち出しで賄うつもりですが、できるだけ多くのワインを日本で受け入れ、そして多くの方々にそのワインを楽しんでいただけるようにと考えています。

 

イタリアのワイン市場では、オーガニックワインの生産量が5年前は8％ほどだった（出典：『知識ゼロからのオーガニックワイン入門』）のが、今では約30％を占めるまでに成長しているそうです。

 

日本でも、もっとオーガニックワインが広まってほしい。

 

みんなが安心・安全なオーガニックワインを飲んで、次の日には早朝から気分良く起きて仕事ができる。そんな世界は素敵では無いですか？

 

このプロジェクトを通じてオーガニックワインが普及すれば、優秀なワイナリーが質の高いワインを生産し続けることができます。

日本のワイン文化を変え、健康的で美味しいオーガニックワインを楽しむ人を増やし、想いを持ったワイナリーの想いも一緒に届けられる。そんな未来を実現したいと思っています。

 

ご支援いただく皆様には、ぜひグラス一杯のワインに込められた想いまでご堪能いただけますと幸いです。

 

イタリアのワイナリーを守り、オーガニックワインの普及に努める本プロジェクトにご支援をよろしくお願いいたします！

 

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お酒は20歳を過ぎてから

※お酒が含まれるリターンは20歳未満の方はご支援いただけません。

 

＜酒類販売管理者標識＞

販売場の名称及び所在地：ナーズヴィーノ合同会社 神奈川県中郡大磯町西小磯807

酒類販売管理者の氏名：堀井　俊之

酒類販売管理者研修受講年月日：平成29年08月09日

次回研修の受講期限：※2020年9月以降に受講予定。（新型コロナウイルスの影響で、受講者数に制限があるため、税務署の指示に従い、順次受講致します。）

研修実施団体名：一般社団法人　日本ポランタリーチェーン協会