本プロジェクトのリターン品につきましては、本屋ですので本をお届けしたいと考えておりましたが、できるだけ広い世代の方が楽しめ、且つためになるものをということで、河北新報出版センターさんの『世界 ことわざの泉』(初版2008年)を選ばせていただきました。

 

 

 タイトルの通り世界各国で使われている「ことわざ」を、仙台在住の画家 山田大輔さんのユーモラスなイラストとともに見開き1ページで紹介しています。少しだけご紹介しますと・・・

 

 ・コーヒー豆は炒るだけ、焦がしては駄目<アラブ>

 ・より好みすると、熟れてないココナツにあたる<東アフリカ>

 

    

 

など。違いを「主張」するだけでは争いの原因になりかねませんが、相手の文化を「認める」というところまで行くと平和を保つことができますね。「ことわざ」は短い文章ではありますが、お国柄や相手の文化を理解するには絶好の材料です。

 意味や用法につきましては、ぜひ実際の書籍でお確かめください。

 

 そして、河北新報の本を取り上げたのにはもうひとつ理由があります。ご存じの通り、震災による停電でTVもパソコンも使えない中、河北新報と石巻日日新聞は被災住民が必要としている情報を避難所の皆さんに伝え続けた新聞社です。その崇高な使命感はドラマにも描かれました。

 

 その後も河北新報は、後世の人々の為に震災のアーカイブを作り続けています。その作業はその時を共有した地元出版社にしか成すことが出来ないのですが、辛さや悲しみを伴う作業でもあります。この記録が役立つのは200年後になるか、300年後になるか分かりませんが、東日本大震災を経験した全ての人が消えた後にも確実に警鐘をならし続けてくれる大切な存在になるはずです。

 

 出版社は、本が売れなければ新しい本を創ることが出来ません。河北新報出版センターは大きな出版社ではありませんが、大切な仕事を担って下さっているということを皆様にもお知らせしたく、今回ご紹介させて頂きました。

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