懐かしいエピソード満載！本田宗一郎かるたを完成させたい！

 

はじめまして、ポンポンCLUB浜松代表の宮地武夫と申します。私は、本田技研工業株式会社に39年間勤務し、さまざまな職種を経験してきました。

 

在職中に郷土の偉人本田宗一郎さんの生誕100年が、平成18年であることを知りました。生誕100年記念祭を有志で計画しようと、実行委員会として平成14年にポンポンCLUBを立ち上げました。

 

平成18年には本田技研工業株式会社の協力により、長期間天竜壬生ホールにおいて生誕100年記念祭を開催し、多くのホンダファンの方々と交流することができました。

 

 

その後、子どもたちへものづくり体験のサポート、本田さんの顕彰活動を、積極的に進めてまいりました。ポンポンCLUB浜松発足17年間、現在もさまざまな活動を実施し、地域活性化活動・バイクを通しホンダファンの方の交流・親睦を深めております。

 

そして、生誕100年記念祭（平成18年）の区切りがつき、次の事業で後世に残したいと考え、平成25年から本田宗一郎さん「かるた」作りを始めました。完成するまで6年以上かかりましたが、おかげさまで多くの方の協力もあり、かるたに必要な「読み札」・「絵札」の準備ができました。残すところはかるたにすることです。

 

今回のクラウドファンディングでは、かるた製作にかかる費用を集めたいと考えております。このかるたは、本田宗一郎の考え方・歴史などを子どもたちに伝えていくために、きっと役に立っていけると思っています。皆様、どうかご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

かるたづくりは、本田宗一郎さんの偉業・人間像・生き様やものづくり精神を、子どもたち伝えるためです。

 

まずは、バイク雑誌などに告知を出し、全国の本田さんフアンに「本田宗一郎かるた」のオリジナル読み札を募集しました。四国、山梨、多くの地域から応募があり、最終的に300点以上の応募がありました。

 

その中から、甲乙つけがたいものの泣く泣く44点を厳選。解説をつけ全部の読み札が完成するまでに、約2年かかりました。揃った読み札は、本田宗一郎さんの子ども時代のユニークな逸話からホンダのものづくりまで、さまざまなバリエーションです。

 

また、視覚障害者の方にも本田さんを知ってもらおうと、読み札を点字にして、全国67校の特別支援学校に3年前に寄贈し活用していただいております。

 

 

次に絵札の制作を始めました。地元の小中高生や一般の方々に依頼し、手作りで製作を進めました。絵札の製作には4年かかり、ようやく完成の目途が立ちました。

 

 

 

 

もともと完成は生誕110年の2016年（平成28年）を目指していましたが、予定していた絵札が進まず、納得できるものを世に出したいと、完成目標を変更し丁寧に作り上げてきました。

 

本田宗一郎さんのものづくりの哲学や偉業・人間像を、制作する側の皆さまにも知ってもらいたいため、プロの方でなくいろいろな方に絵札を描いてもらってきました。

さらに、世界の偉人として本田宗一郎さんを知っている外国の方にも気軽に遊んでもらえるよう、英文で絵札の描写の解説文も制作しています。英文は静岡県立駿河総合高等学校の学生たちに協力いただきました。

 

 

 

 

 

多くの子どもたちがかるたにより、幼少時代の出来事や本田さんの夢・挑戦・実現を、少しでも自分のものとして将来に向け、失敗を恐れず進んでもらえればと、期待しております。  

 

また、来年東京オリンピックが開催されます。かるたを通し世界中の人達に本田宗一郎のことを、知ってもらいたいと考えております。

 

これまでたくさんの人の協力を得て、読み札・絵札ができました。かるたを完成させるためには、さらに皆さまのお力が必要です。

 

どうか皆さま、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。