岐阜県高山市の古民家型認知症グループホームを存続させたい!

岐阜県高山市の古民家型認知症グループホームを存続させたい!

支援総額

744,000

目標金額 700,000円

支援者
33人
募集終了日
2023年1月11日

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プロジェクト本文

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私たちについて

 

NPO法人ほのぼの朝日ネットワークは岐阜県高山市で介護事業所を始めとし、認知症の方への支援をしている法人です。

 

20年前にボランティア団体から始まり、そのボランティアの集まりからNPO法人そして認知症グループホームを立ち上げ、今では小規模多機能型居宅介護事業所やデイサービスなども運営しています。

 

また認知症サポーター養成講座や認知症オレンジカフェを開催したり、認知症の人と家族の会の活動もしています。

 

 

私たちは認知症の方が穏やかに、そしてその人らしく暮らすことができる地域、社会をどうにか実現できないかと考えて活動を行ってきました。

 

まず認知症の方が穏やかにその人のペースで過ごすことができる居場所づくりをするために認知症対応のグループホーム「ほのぼの朝日の家」を設立しました。

 

当時は認知症の症状によって他の介護施設では受け入れてもらえなかった方たちや、大人数での施設での生活に馴染めなかった方たち、独居で行くあてのない方たちを優先して受け入れてきました。

 

「朝はゆっくり寝ていたい。」

「夜はあんまり早く寝たくない。」

「自分のご飯は自分で作りたい。」

「風呂は入りたくない。」

 

いろいろな理由でいろいろな思い、生活スタイルの方たちばかりですが、介護施設では馴染めなかった方にとって「ほのぼの朝日の家」は、自分のペースで暮らすことができる居場所となりました。

 

支援の手が必要だけれども福祉サービスを受けたくない方に対して、好きにご飯を食べに来てもらったり、お風呂をお貸ししたりして、次第にデイサービスのサービスに繋いでいったこともあります。

 

ありがたいことに、今では以前に比べ認知症の方への理解も進み、地域で温かい手を差し伸べて下さる方も増えてきております。

 

より認知症の方とご家族が暮らしやすい地域をつくっていけるように今も頑張って活動をしております。

 

 

築110年の歴史を残しつつグループホームを存続させたい

 

高山市朝日町でNPO法人を立ち上げ、グループホーム開設してから20年が経ちました。少しずつ増築したり改修したりしながらやってきましたが、遂に本格的な修繕工事が必要になりました。

 

移転や建て直しについても考えましたが、たくさんの思いから大規模なリフォームを計画しました。

 

「築110年の歴史ある家屋を残したい」

「懐かしい風景を残したい」

「思い出のいっぱい詰まったグループホームを残したい」

「お世話になった高山市朝日町にもっと恩返しをしたい」

 

今回のリフォームは梁や柱を残し、鏡戸もできるだけ活用し、昔の懐かしい雰囲気が残る古民家のようにしていきたいと考えています。利用をされている方が温かく懐かしい気持ちになるような空間を目指しています。

 

現在の施設
入口の外観です。天気の良い日はベンチに座ってよくひなたぼっこをします。
みんなで団欒する居間です。
食事を取るダイニングスペースです。
至る所にあるテーブルの丸い傷は歴代の利用者さんが時間をかけて広げた傷です。
(傷を汚れていると思い、キレイにしてくれようとした思いやりの詰まった傷です。)
もういつからの物か分からないほど歴史感のある石瓦。(この部分だけ残っています。)
よくひなたぼっこをする場所。
ソファでくつろぐ時の眺め。(山を眺めながら昔の山仕事の話を聴かせて下さいます。)

 

 

玄関です。

 

 

小さい法人なため少しでもご協力いただければという思いと、高山市朝日町にこのような場所があると皆様に少しでも知っていただければという気持ちで今回このプロジェクトを立ち上げました。

 

みなさまのご支援でできること

 

床暖房の設備が古くなり、温度設定ができなくなりランニングコストがものすごいこと(灯油代だけで月20万円以上)になっているため、床暖房の設備を一新します。

 

居間と居室の仕切りが今まで昔ながらの木のフスマ(鏡戸)を使用していましたが、そのフスマを活用しながら、暖房効率を考え壁の部分を作ります。

 

洗い物やご飯を作る時に背中を向けてしまうため、みんなの顔が見えるように対面式のキッチンに変えます。

 

梁を残しながら、追加で基準を満たすため設置したスプリンクラーの管を見えないように埋め込んでもらいます。(圧迫感もあり、よく私も頭をぶつけています。)

 

広さが少し足りなかったトイレも車椅子が入りやすい大きさに広げ使いやすくします。この他に2つトイレがありますがそちらも狭いので直したいと考えています。

 

今回、クラウドファンディングを利用した背景には、皆さんに岐阜県高山市にこのような場所があることを知っていただきたい、認知症の方たちと向き合っていることを知っていただきたいという思いがありました。

 

今回の修繕工事には総額約7,500,000円の費用がかかります。クラウドファンディングで集まった支援金はトイレ三か所の修繕費用に充てさせていただきたいと考えています。

 

工事は12月より開始いたします。

どうか支援の手をお待ちしております!

 

これからも認知症の方々に暮らしやすい地域を

 

今まで私たちは利用者様への支援の内容(ソフト面)を重視することが多くありましたが、今では建物や備品(ハード面)も同じくらい重要なんだと考えています。快適で過ごしやすい空間であれば認知症にとっても良い影響が出てくると考えていますし、今回の修繕を行うことにより長く地域に貢献できると思っています。

 

高山市朝日町も少しずつ人口が減ってきていますが、この地域で暮らす方がいる限り、地域の福祉や介護のお手伝いをしていきたい!と考えています。たくさんの認知症の方がこのほのぼの朝日の家を利用し、旅立っていかれ、私たちにとって思い出がたくさん詰まった場所になっています。

 

この素敵な場所を存続させることに賛同、共感していただけましたら、どうか皆さんの温かいご支援をよろしくお願いいたします!

 

プロジェクト実行責任者:
高井優(特定非営利活動法人ほのぼの朝日ネットワーク)
プロジェクト実施完了日:
2022年12月20日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

特定非営利活動法人ほのぼの朝日ネットワークが運営する認知症グループホームの改修工事を行います。集まった金額はすべて改修工事費用に使用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は銀行融資にて対応いたします。

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リターン

3,000+システム利用料


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シンプル応援コース

●感謝のメールと完成後の報告、画像データをお送りいたします。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

5,000+システム利用料


応援コース(フクロウのブローチ付)

応援コース(フクロウのブローチ付)

●感謝のメールとフクロウのブローチをお送りさせていただきます。
●色はランダムとなります。

申込数
9
在庫数
11
発送完了予定月
2023年2月

3,000+システム利用料


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シンプル応援コース

●感謝のメールと完成後の報告、画像データをお送りいたします。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年2月

5,000+システム利用料


応援コース(フクロウのブローチ付)

応援コース(フクロウのブローチ付)

●感謝のメールとフクロウのブローチをお送りさせていただきます。
●色はランダムとなります。

申込数
9
在庫数
11
発送完了予定月
2023年2月
1 ~ 1/ 9

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