2年前脱走してしまった白黒のレオナルド君

ハーツのプロジェクトを応援してくださっている皆様、14日のスタートから1週間で130万円を超えるご支援をいただきましたこと、驚きながらもありがたく、少しほっとしています。最終目標の540万円までの長い道のりを私たちのできる努力で達成できるよう頑張りたいと思います。

先週、ご支援くださった方のコメントの中に懐かしいお名前を見つけました。

2年前、京都から豊橋にお母さんの看病に来られた方が連れてきた飼い猫が、実家で脱走してしまい、飼い主の女性が半年近く一人で京都から仕事の合間に豊橋にきて探し回っていたのをお手伝いしたことがありました。

白黒のレオナルド君という大きなオスでした。チラシを作って目につくところに貼り出したり、猫のいそうな場所に聞き込みしたり、しばらく通いましたが見つからず、次は何をしたらいいのかと思っていた時、ハーツブログを見た人から連絡が入り、脱走した家から数百メートルの焼肉屋さんの駐車場によくいる猫が似ていると。

すぐにハーツのSさんが駆けつけ、レオナルド君に間違いなかったので捕獲器を仕掛けて捕まえました。京都から駆けつけた飼い主は検査に連れて行った動物病院で再会し、レオナルド君もちゃんと飼い主がわかって「にゃー」と甘えました。

2年近くが過ぎ、おじいさんになってきたとのコメントに、京都の自宅に帰り、お気に入りの場所で穏やかに歳をとっていくレオナルド君の呑気な表情が浮かびました。
今、時間が少しでもあれば集団里親詐欺事件の猫たちを元の飼い主と一緒に探し回っています。猫たちのことを考えるとこの寒さは胸が痛くてたまりません。