プロジェクト、終了のご報告
「捨て猫、のら猫、虐待、殺処分ゼロ」を目標とする「命にやさしいまちづくり」7回目のプロジェクト「継続できなければ守れない。649 匹の命を繋げるために」は、2023年2月3日に終了し、60日間で339名の皆様から4,555,000円ものご支援を頂きました。
4月にreadyforさんより、運営手数料と税金を差し引きました3,853,530円の振り込みを頂き、5月よりプロジェクトを開始致しました。
ハーツは2002年に個人で活動していた人たちが集まってスタートし、今年で21年になりました。
現在、会員とサポーター合わせて51名もの、ボランティアが365日、不幸な猫たちのために活動しています。
公的助成金は一切なく、全てを自費と寄付金で賄ってきました。
相談者からの電話の数は、今年は今の時点で1000件を超えています。
活動の中心は、住民と協力してのら猫の手術を行い、地域の中で人間と共生していく「地域猫活動」ですが、活動中に出会った傷病や看取りの猫たちを保護し、4カ所のシェルターを運営するようになりました。
その中で、最大の規模である第二シェルターで暮らす132匹(現在)の猫たちの医療費のご支援をお願いしたのが第7回目の今回のプロジェクトです。
毎年毎年、飢餓、交通事故、重い病気、そして虐待などにより生死をさまよっていた猫たちを保護し続け、その数は増えるばかりです。
病院で検査、手術、入院などできる限りの治療をしてからシェルターに連れて帰ります。
どんなに手を尽くしても、病院やシェルターで亡くなってしまう猫も少なくありません。
シェルターに入ってからも、複数の猫を連れて毎日通院をし、投薬、点滴もしています。
ここ数年、病院の治療費や薬、フードやトイレの砂などの消耗品は、とんでもなく高騰していて、運営は本当に苦しいです。
でも、ハーツのメンバーは、絶対に手を抜いたり、止めたり
しません。
今年も、皆様に支えられてたくさんの不幸な猫たちの命を繋ぐことができました。
心から感謝致します。
以下、活動の収支報告をさせていただきます。
[収入]
クラウドファンディング支援金
3,853,530円
[支出]
第二シェルターの猫
の医療費。
(2023年5月〜10月)
5月 663,200円
6月 721,140円
7月 594,680円
8月 701,830円
9月 699,280円
10月 473,400円
※ 10月は180,030円不足でした。
本当にありがとうございました。
ハーツ 一同
代表 古橋幸子