大雪で損壊した鳥居の復旧にご支援を！石川県志賀町 堀松八幡神社

   

 

 

堀松八幡神社は、正平年間（1346年～1370年）の起こりと伝えられ、現在の鳥居は氏子の皆さまによって1923（大正12）年9月にご寄進いただいたものです。

 

志賀町の中でも山の方に位置し、町民でも知らないという方の多い神社ではありますが、日頃からお参りに訪れてくださる方、散策にいらしてくださる方など、皆さまから大切にされている場所です。

お正月の初詣や厄年参りには多くの方にお参りいただくほか、夏と秋にはそれぞれ祭りを行います。祭りの準備の合間には、子どもたちが肝試しや缶蹴りをする姿もかわいらしく、小さいお子さんからご高齢の方まで、折に触れて集っていただく場となっております。

 

 

 

近隣では堀松住吉神社で行われる「堀松綱引き祭り」が有名ですが、堀松住吉神社は堀松八幡神社の末社にあたり、同じ境内の中の神社という位置付けであることは、地元の方々でもなかなかご存知ないかもしれません。

 

 

 

堀松八幡神社の秋祭りは、地元の青年団が中心となって神輿を担ぎ、家々を回った後、神社のこの鳥居をくぐって本殿に到着します。境内では、子どもたちがこの日のために練習してきた獅子舞を披露し、秋の実りに感謝を捧げます。

 

お子様から大人の方まで皆様でご参加いただくお祭りで、過疎の進む集落ですが、地元の皆さまにお力添えをいただきながら毎年絶やすことなく、大切に守ってまいりました。

 

 

 

2021年1月14日夜間、志賀町を襲った大雪と強風は凄まじい威力でした。高さ約4メートルの石製の鳥居は折れ、氏子の皆様によって2年前に改修した神殿につながる参道もその一部が崩れてしまいました。

参道脇にある10〜15メートルほどの椎木は、雪の重みや地盤の緩みによって何本も折れており、鳥居は倒木した椎木が直撃したことで損壊。また、参道の側面に植えられていた約30メートルの欅まで根こそぎ倒れておりました。

 

 

 

17日には、区の役員や青年団員15人が早朝から神社を訪ねてくださり、倒れた樹木を電動ノコギリで切ったり、散乱する枝を集めたりといった撤去作業にご協力いただきました。しめ縄にぶら下がった折れた木はすぐには動かせないため、鳥居の状態を確認しながら重機で取り除く必要がありました。

 

堀松八幡神社の長い歴史の中でも、鳥居が崩れ落ちたのは初めてのことです。日頃から降雪対策として倒れそうな樹木は伐採していたのに、まさかこんなことになるとは…と自然の威力に驚き、言葉も出ませんでした。

 

 

 

堀松は今では60軒となった小さな集落ですが、堀松八幡神社は地元住民の皆さまを650年以上にわたってお守りし、また皆さまから大切にされてきた神社です。何とか早く元の姿に復旧し、今年も「秋祭り」を無事執り行えるよう、神社の予算として借り入れし、修繕を進めはじめたところです。

しかし、費用は全額で約170万円ほどかかり、2年前に階段の修理費250万円を地域の方々から集めて実施したばかりという状況において、ひとり暮らしのご高齢の方が多いことも考えると、資金を集めることが大変厳しい状況です。

 

そこで、修繕費用のうち80万円をクラウドファンディングにて募りたく、皆様のご支援をどうかよろしくお願いいたします。

 

■ クラウドファンディング目標金額：80万円

 

【修繕費用】
約170万円

（鳥居：約120万円、階段：約50万円）

 

【修繕完了時期】

2021年6月末頃

 

 

先にもお伝えした通り、山の上にひっそりと建つ堀松八幡神社は、近隣の方でも知らない方の多い神社です。今回のプロジェクトを通じて、地元の皆さまに愛され、守られてきた堀松八幡神社の存在を、近隣地区の方々にも知っていただく機会になればという願いもございます。

 

そして、ぜひ、元通りに修繕された鳥居のもとでの秋祭りにお越しいただければ幸いに存じます。

 

最後になりますが、改めて、鳥居・参道修繕へのご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

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